昨日、夕食の際に少し席を離れて戻ってみると、なぜか、先ほどまで超ご機嫌だったムスメが大泣きしています。
そこで事情を聞いてみると、なんでも、保育所で、自分より他のお友達の方が「おもしろい」と言われたコトを突然思い出しての悔し泣きとのコト。
……というか、かなり控えめに言って、号泣。
自分が他のヒトより劣っているのが悔しくて泣くというのは、この年齢のコには割とあるコトのように思いますが(たとえば、かけっことか)、それが、「おもしろさ」というのは……
そこで、ムスメに、
「自分の方がおもしろいはずだという君の気持ちはよく分かるけど、ただ、おもしろいかどうかを判断するのは、誰や?」
と聞くと、しゃくりながら、
「……聞いてる周りのヒト……」
う〜む。
実に、よく分かっていらっしゃる。
そこで、さらに追い討ちをかけるように(なんという父親)、
「今はそうでもないかもしれないけど、一般的に『おもしろい』て言われる女のヒトって、あんまり『カワイい』とは言われないような気がする。Hは、おもしろいって言われるのと、カワイいって言われるのと、どっちがいい?」
すると、少し考えて、
「……おもしろい」
……アッパレ!!(笑)
最近、特に、保育所の誰々ちゃんがカワイいとか、カワイいから髪の毛をどうしたいとか盛んに言いだしたと思っていたのに、それでも、実は、よりおもしろの方に価値を置いていたとは……
それにしても、一体、誰に似たのだろう。
全く、心当たりがない……
ともかく、関西人として健全に育ってくれていて、実にウレシい限りです。
まぁ、既にムスメ自身が気づいているように、「笑い」という、かけっこ等に比べると、ハッキリした優劣がつきにくい世界に興味を持ってしまった以上、ツライ思いをするのは仕方がない。
さらに、我が家は普段、全くテレビを見ないので、そういう意味では保育所レベルの笑いにはさらに不利かもしれません。
けど、大丈夫。
君には他の誰にも叶わない、2人のおじいちゃんから引き継いだ、あふれんばかりのDNAが息づいているんだよ!
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