2016年2月29日月曜日

ムスコがつくった物語

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2月28日日曜日
むかしふるいてらに
おぼうさんがいました。
するとてらにおうさまがきました。
おぼうさんは「いらっしゃい」といいました。
するとおうさまがおかねをわけてくれました。
だからおぼうさんはおかねもちになりました。
おうさまはかえっていきました。
するとよくばりなおぼうさんは
そのはなしをきいたりみたりしてたので
きずいてました。
あわてておうさまをおいかけると
ちかみちがあったのでいきました。
するとはしっていたので
はしがあるのもきがつかずに
かわにぼちゃんとはいってしまいました。
これでよくばりなおぼうさんは
こころいれかえてやさしいおぼうさんになりました。
これでおはなしはおしまいです。
ありがとうございました。(^o^)
若干、毎晩寝る前にに読んでいる昔ばなしの本サノってる感はありますが(笑)、それでも、ちゃんとストーリィ教訓があり、最後に、謝辞まであるという(笑)。

これに触発されたムスメも、なかなかのモノを書いていました。

ムスコは、今日も、午前中に図書館で借りてきた『忍たま乱太郎』4冊を、アっという間に全部読んでました。

それは確かにウレシいコトではありますが、それよりも、とぉちゃんかぁちゃんの願いは、つくづくだけは大切にして欲しいというコトです。

2016年2月28日日曜日

食生活

たまに、しみじみ思うのですが、もし、結婚していなかったら、まず、間違いなく、この歳までに大きな病気をしていたか、少なくとも、今よりかなり体調が悪かったはずです。

というのも、毎日、好きなモノを好きなだけ食べ(つまり、連日こってりラーメン、しかも、完飲)、さらにビール気の済むまで飲むコトに、なんの疑問もありませんでした。

そんな不摂生がたたって、結局、独身時代最末期には、今より約15キロも太っていたという……(苦笑)

さすがに今は、当時ほどの食に対するパワーはありませんが、逆に、ここ数日は帰りが遅かったため、職場にあったお菓子や、帰りに寄ったコンビニの肉まんで、夕飯を済ませていました。

食べ過ぎもいけませんが、これもイケませんよね……

昨日は、1週間ぶりに、家族4人が揃いました。

仕事から帰り、ひさびさにヨメが作ってくれたごはんを食べたのですが、つくづく、このご飯お陰で、毎日健康で、文字どおりの「おいしい生活」が送れていると実感しました。

外食は、確かにウマいですし、おなかも膨れますが、やっぱり、塩分糖分あたりに極端に栄養が偏っています。

栄養のバランスがとれたごはんを、子ども達としゃべりながらゆっくり食べる。

15キロ太っていた”あの頃の未来"が、まさか、こんなコトになるなんて、全く想像していませんでした(笑)。

とにかく、ありがとう。

2016年2月27日土曜日

親心

現在、職場は長期の休館中で、蔵書点検システム更新(リプレイス)を行っており、その作業がいよいよ大詰めを迎えています。

これによって、館内及び館外で使われるコンピュータシステムが、ハード・ソフトとも完全に入れ替わります。
これだけ、全てが入れ替わる大規模なリプレイスは、2001年の新館開館以来、おそらく初めてです。

……そして、その担当部署の名ばかり主任という……

おそろしく優秀な部下と同僚、そして、業者の方のお陰で、大なり小なりの突発事項はありながらも、どうにかここまで準備が進んでいます。

それゆえ、改めて自分のチカラのなさを実感し、みなさんに迷惑のみをかける毎日ですが、目的は、あくまでも再開館再稼働(あまり、いい印象がないですね(笑))なので、まずはその達成ができれば、あとはまぁ、ゆっくり反省すればいいかなと思っています(なぜか、前向き)。

それでも、一応、システムの担当なので、リプレイス全体に関わっていると、いろんな調整や他の職員の研修が先決で、自分自身の操作の練習が全くできません。
なのに、当然、担当だから全部知っているだろうと、みなさん、不慣れな操作を聞きにこられるのですが、そんな理由で、ほとんどまともに答えられません(苦笑)。

これは何かに似てるなぁと思ったら、子どもの世話を優先して、自分のコトが完全に後回しになるおかあさん(笑)。

まぁ、大変ではありますが、おかあさんにとっては、子ども達の成長が、一番のヨロコビな訳です。

みなさん、遠慮なく羽ばたいてください!(笑)

……それにしても、この「まぁ、どうにかなるだろう」という自信は、一体、どこからくるんだろう……
(間違いなく、脳天気鈍感から)

2016年2月26日金曜日

その前に

ボクの好きな寓話に、こんなのがあります。

森の中を歩いていると、錆びたノコギリで、一生懸命木を切っているヒトがいます。

そこで、

「そのノコギリを研いだら、もっと早く木が切れますよ」

と、声をかけると、

「そんな時間、あるか!」

とキレられた、というハナシ。

今、職場は、いよいよ追い込みの時期です。
そして、同時に、カゼも流行っています。

時間がないのは確かなので、ムリしようとしてしまうのは仕方がないですが、ただ、そういう時こそ、ノコギリを研ぐ、つまり、体調を整える必要があると思います。

そして、それは何も繁忙期に限らず、普段からしっかり睡眠をとって、何事にも、万全の体制でのぞむべきですよね。

……とはいえ、かく言う自分も普段に比べると、かなり負荷がかかっています。

まぁ、普段がかけなさ過ぎなのですが(笑)。

2016年2月25日木曜日

「司書の書誌」第12回 司書の事情

よく図書館を利用される方はご存じだと思いますが、大抵の図書館では、他の図書館の本の取り寄せて利用するコトができます。

ただ、最近は、他の図書館のWeb-OPACや、ネット上の総合目録を見て、

「この本は、○○図書館にあるようなので、取り寄せて欲しい」

と利用者自身から言われるコトも多いのですが、さまざまな理由でそれができないコトもあります。

たとえば、発売されたばかりの本で、借りたい先の図書館での利用が多く、(当然ですが)そちらを優先して貸してもらえなかったり、逆に、本が非常に古かったり貴重だったりして、館外に出せないという場合。
また、申し込まれた本が、そもそも、申し込みを受けた図書館にとって有用な資料であれば、他館から取り寄せずに、その館で購入するかもしれません。

そういう意味では、利用者の方は、どこから取り寄せるのかとか、その図書館で購入するのか等を気にせず、とにかく、希望する本をリクエストしてもらえばいいと思います。

さて、実際に本を取り寄せるコトになった場合、図書の郵送費(郵便代)を、片道(もしくは往復)分、利用者に負担してもらう図書館がありますが、これは本来、個人的にはおかしいと思います。

それは、「図書館の無料原則」のような話ではなく、たまたま、利用者の求める本がその図書館に所蔵していなかったという理由で、他の利用者には必要のない費用を負担するのは不公平だからです。

また、他館から取り寄せた本は、館外への貸出ができなかったり、できる場合でも、返却の際に制限があったり(返却ポストには返せないとか)、その図書館の本なら可能な貸出期間の延長ができなかったりします。

他の図書館から借りている本なので、自館の本以上により丁寧に扱わなくてはいけないという点は、お分かりいただけると思います。
ただ、そもそも利用者は、なにも他館から取り寄せてくれと言っている訳ではなく、単に、その資料を使いたいだけなのです。
つまり、その図書館がなんらかの理由で所蔵していなかったという図書館側の理由で、ある種の利用制限をかけられているという訳です。

ありがたいと感謝されるコトも多い取り寄せですが、本来なら、全ての利用者が求める資料を、同じように提供できなければなりません。
他の館から借りている本だというのはご理解いただかなければいけませんが、本来なら利用者には関係ない事情で、ある種の利用制限が当然のように振る舞うのは、少し違うのではないかと思います。

……とはいえ、郵送費だけでなく、相手館とのやりとりや梱包の手間、さらに、郵送に伴うさまざまなリスク等の裏側を知っていると、あまり安易にお願いされるのも……とも思いますが(笑)。

※なお、今回の記事とは趣旨が違いますが、相互貸借については、最近、こんな話題が。

図書館の相互貸借で漫画を取り寄せようとしたら断られた話 - Togetterまとめ

いろいろ記念日

新生活4日目でもありましたが、昨日は、ボクが初めて楽団に行った日でもあり、その2年後に結婚披露パーティをした日でもあり、さらに、その翌年に、現在の家に引っ越したという、いろいろ特別な日でした。
(もうひとつ大事な日でもあるのですが、個人情報なので)

それぞれの日は、もちろん、今でも覚えていますが、最も近い引っ越しの日を一番忘れていて(笑)、それだけ、最初に楽団に行った日(ちょうど10年前!)と、同じく、楽団のみんなに演奏してもらったパーティは、おそらく、今後、一生色褪せない、大切な思い出になると思います。

この3月には、楽団員の披露宴で演奏する予定になっています。

ぜひ、彼にも、ボクが味わったのと同じ思いをして欲しいと思います。

……と、そんな特別な日だったのですが、昨日は、普通の日でもない家族が別々の状態。

数年後には、これがデフォルトになるのかなぁと、サムい夜道を、一人、自転車を飛ばして帰ってきました(笑)。

2016年2月24日水曜日

新生活3日目

もう、すっかり回復したのでよいと思うのですが、実は、ヨメが出かけた夜から、ムスメが熱を出しました。

さらに、月曜の朝、スキー遠足があるため喜んで保育所に出かけたムスコも、出発直前の検温で微熱が出ていて、結局、遠足に行かずにそのまま帰ってきました。

普段、ヨメがいる時でも、2人同時に発熱なんてないのに……

ムスコはとても楽しみにしていたのでカワイそうでしたが、その後、そこそこ熱が上がり、結果的には見合わせて本当によかったです(先生方に感謝です)。

で、昨日の朝になってもすっかり回復と行かず、かといって、この週に2日休む訳にもいかないので、本当に申し訳なかったのですが、お義母さんに来ていただいて、夕方まで職場に行かせてもらいました。

子ども達、お義母さん、そして、ボクの担当業務の件で遅くまで残って仕事をしてくれている職場の同僚達にそれぞれ迷惑をかけ、結局、どれも中途半端(以下)にしか貢献できていない。
その上、いろんな要素が絡み合っているのであちこちで細かい、そして、時に大きな判断ミスをしていて、さらに被害を拡大させています。

なんか、本当に申し訳ないですし、情けないですし、無力感を感じます。
一体、何やってんだろうと(というか、やれてない)。
しかも、全ては自分の能力と性格が原因なので、どこにも文句が言えないという……

「子どもが育てやすい環境」とよくいいますが、上記のように、ボクの職場は本当にみなさん理解があるというか優しくて、こんな状況下(といっても、外からは分かりにくいですが(笑))でも、みなさんと同じようにできないボクを、とてもよくフォローして、助けてくれます。

ただ、思うのは、たまたま今の職場で、子どもが小さいのがウチくらいなのでカバーしてもらえますが、これがもっとたくさんいたら、どうなのかと。

いくら少子化とはいえ、これはかなり珍しいコトだと思いますし、本来は、日本にとってはあまり好ましくない状況かもしれません。
もしかしたら、同じようなおウチがたくさんいれば、今とはかなり様子が違っていたかもしれません。

いずれにしても、今は非常にありがたいコトに、みなさんに助けていただいて、日々、どうにか過ごすコトができています。

よく、「逆の立場になった時に」とは言われますし、もちろん、自分でもそう思いますが、その時に返しきれるでしょうか?

とにかく、ありがとうございます。
感謝しています。
(読んでないけど)

2016年2月23日火曜日

連載第7回

いやいやいや、絶対2週間なんて、経ってない(笑)。

「本日もコロッケカレーで。」

今回は、おそらく初めて、編集部からクレーム(?)がついた、いわくつきの回(笑)。

ただ、このブログを含めてですが、ボクが書いたモノにはいつもほとんど全くリアクションがなく、実際に読んでくれているヒトが存在するのか不安なので、そういう意味ではよかったです(笑)。

という訳で、「いつもブログ読んでます」とメールをくれたり、リツイート「いいね!」してくれるみなさん、本当に感謝しています。

ありがとう!

新生活2日目

あまり詳しくは書けませんが、よし、3人でガンバるぞ〜っ!と思った矢先に、ヨメがいる時でもなかなかならない事態が発生。

これが普段なら、そういうのも含めて何ゴトも経験と楽しめるのですが、こと今週に限っては、仕事の方がこれ以上ないくらい重要な週で、職場のみなさんに迷惑をかけてしまいました。

言うまでもなく、ボクの身の上に起こるコトの責任は、全て自分にあるので誰にも文句は言えないのですが、みなさんが通ってきた道とはいえ、ホント、どうやってこられたのでしょう……?

さて、そんな1日が終わり、就寝の時間になると、ムスメが、

「寝たくない〜」

と言い出しました。

実はこれまでも何度かあったのですが、理由を聞いてもちゃんと答えず、おそらく、もっと遊びたいからだろう程度に思っていました。
ただ昨日は、いつも以上にしっかりと寝ないといけなかったので、さらにじっくり理由を聞いてみると、なんと、コワい夢を見るのがイヤだからというコトが分かりました。

ムスメなりに、言い出しにくかったようです。

部屋を真っ暗にしなければ大丈夫というコトで、昨日は小さい電気をつけてコトなきを得ましたが、思わぬ理由に、ムスメには悪いですが、ちょっとなごんでしまいました(笑)。

こういうコトがあるので、やっぱり、いい経験なんですね。

2016年2月22日月曜日

新生活

昨日からしばらく、子ども達のと3人生活が始まりました。
(といっても、決して悪い理由ではない(といっても、3人目とかでもない(笑))ので、ご安心を)

で、当然、ご飯はボクが作るコトになりますが、さっそく、昼ラーメン・夜カレーという、そのままのメニュになってしまいました(笑)。

ボクは仕事で何度かありますが、ヨメが日をまたいで子どもから離れるのは、もしかして、今回が初めてかもしれません。

その割に、子ども達は、別れ際に割とあっさりとしていましたが(ボクだけ寂しがってた(笑))、さて、どうなるコトでしょう。

……と思っていたら、いきなり初日から事件があり(どうにか、解決の目処は立ちましたが……)、ボクも今週は、入社以来、最も多忙な週になりそうだったりと、なにかとアレですが、まぁ、目の前のコトを、丁寧にひとつずつこなしていくしかないですね。

どうか、陰ながらのご声援を(笑)。

2016年2月21日日曜日

つくる気分

高校時代に吹奏楽部に入っていた時、指導に来てくださっていたプロのトランペッタの先生が、

「たとえ、悲しい曲を演奏する時でも、楽しいキブンでやらないといけない」

とおっしゃっていたコトを、今でも強く覚えています。

多分、このコトは、なにも音楽に限らず、全てのクリエイションに言えるのだと思います。

今は演奏の機会はあまりありませんが、たとえば、このブログを書く時でも、やはり、ハラが立っていたり、落ち込んでいたり、暗いキブンの時は、そもそも文章を書こうという気すら起こりません。

なんであっても、クリエイションは、やはり、明るいキブンワクワクするキモチから生まれてくるんですね。

どんな精神状態であっても、常にある程度のクリエイションができるのがプロなのかもしれませんが、もしかしたら、そうではなく、常に自分のキブンを高い部分で一定に保てる(保つようにしている)ヒトがプロなのかもしれません。

2016年2月20日土曜日

自動装置

最近はあまりそういう機会がありませんが、たまに、ヒト前でしゃべったりプレゼンする機会があると、終了後、「分かりやすかった」と言っていただくコトがあります。

自分では、完全にシドロモドロだと思っているので、そう言っていただくのはありがたいながらいつも不思議なのですが、ただ、なんか、そういう場になると、自然に口が動くというか、もう一人の自分が勝手にしゃべっているという感覚になります。

それを、普段と地続きなボクが、

「自分、よくそんな調子のいいコトを次から次へと言えるなぁ」

と、感心しながら見ています(笑)。

先日も、この歳になって(笑)面接があったのですが、またもやこの感覚があり、次々とカッコいいコトを言う自分を、半ばあきれてもう一人の自分が見ていました。

実に不思議なコトですが、ただ、文字どおりの「出まかせ」ではあるモノの(笑)、決して、言っているコトはウソではないんですね。
日頃、一人でいろいろ考えているコトが多いので、強制的にボクのハナシを聞いてもらえる場面になると、そういったコトが一気に出てくるのかなとも思います。

そういう意味では、普段、誰も自分のハナシを聞いてくれないという環境も、たまには役に立つのかもしれません(笑)。

2016年2月19日金曜日

Vol.6【コラム】「カタロガ」とは、誰か?

連載も、前回で5回になりましたので、このあたりで、ちょっと休憩を。



目録を作るヒトのコトを、「目録」(Catalog)のヒトで「カタロガ」(Catalogger)といいます。


しかし、これが日本語となると、「目録家」「目録屋」「目録人」「目録師」……、くだけた文章ならともかく、いずれも正式には聞いたコトがありません。

��ちなみに、「レファレンサ」(Referencer)もそうですね。こちらは、「レファレンス」の邦訳自体が難しい)


ただ、名称はともかく、カタロガといえば、ボクの中では完全に職人のイメージがあります。


頻繁な異動が通例である公務員の中で、図書館員はかなり例外的に異動が少ない場所ですが、その中でも、かつて目録部門は、特にベテランが多く、いかにも「専門職」といった雰囲気でした。



実際、今と違って、コンピュータやインターネットがない時期に、小さいカードにいかに1冊の本の情報を分かりやすく的確に表現するかというのは、かなりのセンスと、技術や経験が必要だったと思います。

そして、今よりずっと出版点数も少なかったので、それぞれの本に、今以上にじっくり取り組めたようにも思います。



ボクが今の職場に入った時は、ギリギリでそういった方達がいた時代で、退職間際のベテランカタロガの方が、喫煙場で(当時は、ボクもタバコを吸っていました)、



「何十年、この仕事をしてるけど、いまだに満足がいくカタログをとれたコトは一度もない」



とおっしゃっているのなんかを聞き、



「カッコい〜!」



と思っていました(笑)。



また、当時はカードを書くだけでなく、それを配列したり、求めているカードを素早く見つけるワザも必要だったので、今はどちらかというと、閲覧部分が図書館の花型だと思いますが、当時は、カタロガこそが、図書館の中心的存在でした(あくまでも、個人的印象)。


そんな雰囲気にあこがれて、司書というよりは、カタロガになりたくて、図書館を希望した訳ですが、なかなか希望どおりにはいかず、そうこうしているウチに、ボクのあこがれたカタロガの先輩たちもどんどんいなくなってしまいました。



で、漸く希望するカタロガになってからも、ITの進展を中心に、目録にまつわる環境がかなり変わっていき、今は、かつてに比べ、カタロガや、もしかして、目録自体に対する図書館内部での認識もかなり低下しつつあるように思います。



ヒトには向き不向きがありますし、それぞれが持てるチカラを存分に発揮して図書館を盛り上げていけばいい訳ですが、それにしても、身近な館内でも、あまりに目録に興味があるスタッフが少な過ぎるので(笑)、こんな連載をしている次第。



なので、もう少し続けたいと思います。

��まぁ、読んでいないのですが(笑))



【つづく】

重要情報

昨日の夕飯に、ゆで卵が出ました。

そこで、自分でフと思いついて、子ども達に、

「とぉちゃんはさぁ、いっつもご飯の時に好きなモノから食べるやろ。けど、ゆで卵だけは(好きなのに)最後までとっておくんだよね。なんでやろ?」

と問いかけると……

完全無反応。

目の前のごはんに夢中で、そんな、とぉちゃん豆情報には全く興味がない様子。

まぁ、見るに見かねたヨメが、どうにか彼女なりの仮説を絞り出してその場をとりなしてくれましたが、いや、ホントに、なんでやろ?

……あ、やっぱり、興味ない?(笑)

2016年2月18日木曜日

我が身になると

昨日は久々に、仕事上で大きな失敗をしてしまいました。
(普段は失敗をしないのではなく、失敗が問題になるような重要な仕事をしていない(笑))

いろんな本に「積極的に失敗し、そこから学べ」というようなコトが書かれているので、自分の係員(特に、若いコ)には、「どんどん失敗していいで」と言っていますが、さすがに、自分が失敗すると、ヘコみますね……

最近職場では、特に中村主水バリの「昼行灯」と思われているので、自分が恥ずかしい思いをするのは全くいいのですが(よくない)、その失敗をリカバリィするために、他の職員さんの手を煩わしたり、失望させたりするのが、ツラい。

しかも昨日は、本当の帰宅間際の発生だったので、急遽、ヨメにお迎えに行ってもらい、家族にまで迷惑をかけてしまいました。

確かに、昨日の失敗から学ぶコトはありましたが、できれば、もうちょっと別の方法で学びたい……(笑)

とにかく、助けていただいたみなさん、本当にありがとうございました!
(読んでないけど)

それにしても、ありきたりですが、こういう時に、そのヒトの度量が出ますね。

ボクも、失敗の被害を被った時に、機嫌を損ねるコトなく、

「まぁ、しゃあない。手分けして、もう一回やったらええやん」

と言える人間になりたいです。
おねしょについては、なかなかそう言えませんが(笑))

「司書の書誌」第11回 司書の浄書

今週から、我が館の蔵書点検(蔵点)が始まりました。

かなり長期の休館になるので、利用者の方からは、いつも、

「職員で旅行にでも行ってるんちゃうか」

と言われたりしますが(笑)、もちろん、そんなコトはなく、館内にあるべき本が、全てデータのとおりあるのかを、書庫も含めて1冊ずつ点検しています。

具体的には、本に貼布してあるバーコードを、手のひらに入るくらいの機械(バーコードスキャナ)で、1冊ずつ読み込んでいきます。
機械はどんどん小型で高性能になっていくため、スキャン自体は早くなっていきますが、それでも、図書館には何十万冊の本がありますので(汗)、職員総出で作業をしても、全ての本のバーコードを読みきるには、やはり、それなりの時間が必要になります。

蔵点のコトを「曝書」(ばくしょ)というコトもありますが、曝書とは、そもそもは、本を外に出して広げ、虫干しするコトです。
昔は、カード目録と現物の本を突き合わせ、同時に、虫干しもしていたのですが、今は、そこまではしていません(空調の進化等が、その背景にあると思います)。

また、蔵書点検自体、ITの発達で、わざわざ1冊ずつバーコードをスキャンしなくても、少し離れたトコロから機械をかざすだけで本のデータが読めるICタグができたり、開館中でもエリアを分けて作業をしたり、さらには、閉館してからの夜中のうちにスキャンを請け負う業者が出てきたりと、全体的にどんどん期間縮小の方向にあります。
それだけ、図書館へのニーズが高まっているのだと思います。

そんな中、今年の我が館の蔵点期間は確かに長いと思われると思いますが、それは、今年は蔵点と同時に、5年に一度のシステム更新(リプレイス)も一緒に行っているコトもあります。

これは、館内のコンピュータその他の機器を全て入れ替え、同時に、館内及び館外で使っていただいている我が館のシステム(ソフト)も新しいモノにする作業です。

基本的に、コンピュータ関係は、新しいモノ程早くて便利になっているはずですが、それでも、慣れて快適にお使いいただくまでには、利用者のみなさんにご迷惑をおかけしてしまいます(このあたりも)。
我々は、できる限りその違和感が緩和できるような方法を考えていかなければなりません。

とにかく、図書館にとって蔵点やリプレイスは、年末年始や年度替わりに比べても、大きな心機一転です。

再開館したあと、利用者のみなさんに、

「長いコト休みやったけど、新しくなってよかったなぁ」

と言われますように。
(ただ、職員は、到底旅行に行っていたとは思われない、疲れた顔をしていると思いますが(笑))

2016年2月17日水曜日

刀を持っていればこそ

ボクのように、出したくてもそもそも持っていないモノとは違って(笑)、本当にを持っているヒトこそ、それをなるべく隠すべきなんじゃないかと思います。

その方が、イザという時に効果が高いですし、そもそも、自分は刀を持っているんだと喧伝したり、ましてや、自分の刀はよく切れるんだと自ら言って回るコトは、あまりカッコがいいように思えません(あくまでも、個人の感覚ですが)。

現代で言えば、当然、仕事上でも争いはおきます。

その場合でも、できるだけ最後まで刀を使わないで解決できないか考え、どうしてもダメな時に、仕方なく抜くのが刀ではないでしょうか。

なぜなら、こちらが刀を抜けば、当然、先方もそれに負けないように必至に抵抗します。

そうすれば、もし、結果的に勝ったとしても、双方がそれなりの傷を負うコトになりますし、たとえ、相手を完璧に倒しても、恨みを買うだけで、何もいいコトはありません(もちろん、キブンはよいかもしれませんが)。

それよりも、可能な限り双方にダメージが残らない方法を模索し、できれば、将来、もう一度、一緒に何かできる余地を残しておいた方がよいのではないでしょうか?

……と、以上のような考え方は、高校の時にむさぼり読んだ『竜馬がゆく』に描かれているトコロの坂本龍馬(というか、実際には司馬遼太郎さん)の考えに強く影響を受けているように思います。

まぁ、サイバラさんによると、『竜馬がゆく』の竜馬は、かなり盛られているそうですが(笑)。

2016年2月16日火曜日

熱意

普段、職場で非常に冷静温厚なヒトでも、時に、仕事でアツくなる(というか、怒る)コトがあります。

それだけ、仕事に対して真剣に取り組んでいるのだなぁといつも感心するのですが、ただ、一度、アタマに血が上ってしまうと、柔軟な考え方ができなくなったり、他のヒトの意見がアタマに入りにくくなります(いわゆる、視野が狭くなる)。

このように考えているので、仕事には熱意を持ちつつ(笑)、できるだけ怒らないように気をつけています。

……と、職場では、そうやってちゃんと考えられるのですが……

それだけ、家庭には真剣というコトで(笑)。

2016年2月15日月曜日

当日

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今年は、チョコレートケーキで十分だと思っていたのに、当日の夜には、ちゃんと、女性陣から男性陣チョコレートがありました。

予想していなかっただけに、余計にウレシかったです。

ありがとう!

さて、それは本当に良かったのですが、前日に、こんな神発言をしていたムスメと、仕事から帰った後にしゃべっていると、突然、

とぉちゃんわぁ〜、ヒゲ全部そってぇ〜、メガネ外してぇ〜、アタマ(立てている髪の毛)おろして丸くした方がいい!」

とのご指摘。

……全否定かよ!(笑)

2016年2月14日日曜日

バレンタイン

今日は仕事のため、昨日のおやつに、手作りチョコケーキをいただきました。

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なんと、今年からムスメが全面的にお手伝い。
ヨメの指導のおかげで、とてもおいしかったです。

まぁ、ムスメ自身は、バレンタインの意味はほとんど分かっていないとは思いますが(笑)、同じく昨日、たまたま録れた神音声

いつまで言ってくれるやら……(今から涙)

そしてこちらは、ケーキ作成中に、ムスコと散歩に行った神社にて。

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確実に、が。
(そして、明日は、の予報(笑))

2016年2月13日土曜日

適材適所

「世の中のヒト全員が、本当に自分のやりたいコトだけをすれば、全てがちょうどウマくおさまるようにできている」

という考え方がありますが、本当でしょうか?

たしかに、昨日もつくづく、

「あぁ、こんな仕事だったら、いくらでも楽しんでできるんやけど……」

と感じたのですが、一方で、ボクがそう思うその仕事が、とても苦痛だったり、全くできないヒトが職場にいるコトも知っています。

一方で、ボクが非常に苦手なコト(計画や、細かいチェック(笑))を、実に素早く、適切にこなされ、いつも惚れぼれとしてしまうヒトもいらっしゃいます。

そう考えると、冒頭の考えも正しいのかな?とも思いますが、問題は、職場という非常に限られた人数で、全てがおさまるようなメンバ構成になっているのかというコト(笑)。

イメージとしては、口広の瓶にいろんなカタチのモノを溢れるくらいにダ〜っと入れたあと、しばらく揺すっていると、全てのモノがちょうどピッタリ、キレイにおさまる感じでしょうか。

つまり、ウマく揺するヒト次第?(笑)

2016年2月12日金曜日

今年の初動物園

昨日は久々に子ども達と3人で動物園に行ってきました。

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珍しい週の真ん中の休日で、しかも、かなり暖かかったので、とんでもない人出でした。

ただ、言うまでもなく、お2人のお目当ては、新しく来たジャガーでもなく、かなり大きくなってきたゾウ達でもなく……お弁当(笑)。
久々の外ごはんでもあり、かなり早めの時間ながら、いつも以上に超ガッツり食べていました(笑)。

そのあとは、普段は見られないカバ「モグモグ(食事)タイム」に遭遇。

で、改めて思ったのですが、動物にエサを与えたり、自分の赤ちゃんにご飯を食べさせる時って、(比べてはいけないかもしれませんが(笑))なんであんなに、かえってこちらがウレシイんでしょう?

「もらったモノを食べる」というのは、こちらに対する全面的な信頼の証だからかなと思いますが、違うかな。

とにかく、確実にが近づいているコトを感じられた1日でした。

また、みんなで来ようね!

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(いつものごとく、動かないヒト)

2016年2月11日木曜日

同級生

生年月日(誕生日)データベース


自分の年令をいう時に、

福山キムタクの間」

といいように言っているのですが(笑)、実際には誰と同級生なのかと、上記のサイトで見てみました(同級生なので、4月〜3月)。

で、その中から、特に気になったり、励みになったり、意外だったヒト(いろんな意味で(笑))を。
(もちろん、他にも素晴らしい方はたくさんいらっしゃいますが、あくまでも、自分基準で)

1970/04/14 工藤 静香
1970/04/14 Mummy-D
1970/04/25 鶴田 真由
1970/04/28 ディエゴ=シメオネ(同い年かよ)
1970/05/07 上田 晋也
1970/05/12 裕木 奈江
1970/05/15 辰吉 丈一郎
1970/05/20 河村 隆一
1970/05/22 ナオミ=キャンベル
1970/06/19 カフー(同い年かよ)
1970/07/03 岡村 隆史
1970/07/19 宮藤 官九郎
1970/08/06 秋田 豊(同い年かよ)
1970/08/12 諸星 和己
1970/08/12 吉岡 秀隆
1970/08/13 アラン=シアラー(同い年かよ)
1970/08/27 三崎 亜記
1970/09/01 新垣 隆
1970/09/14 小島 聡
1970/09/17 エジウソン(同い年かよ)
1970/09/19 西川 貴教
1970/09/22 エマニュエル=プティ(同い年かよ)
1970/09/25 アジャ・コング
1970/09/27 羽生 善治
1970/09/27 八嶋 智人
1970/09/28 伊達 公子
1970/10/14 永作 博美
1970/10/25 ピーター=アーツ
1970/11/05 宮本 慎也
1970/11/15 パトリック=エムボマ(同い年かよ)
1970/11/17 城島 茂
1970/11/18 渡辺 満里奈
1970/12/08 和久井 映見
1970/12/17 西村 知美
1970/12/23 NIGO
1971/01/02 竹野内 豊
1971/01/04 尾山 憲一
1971/01/17 工藤 夕貴
1971/01/18 ジョゼップ=グアルディオラ
1971/01/20 若乃花 勝 〈3代目〉
1971/02/14 酒井 法子
1971/03/10 つぶやきシロー
1971/03/12 ユースケ・サンタマリア
1971/03/31 ユアン=マクレガー

こうみると、サッカー選手の老獪さに驚かされます(笑)。

なんか、羽生さん宮本さんと同級生かと思うと、非常に申し訳ないキブンになりますが(笑)、自分を顧みる、いい材料になりました。

いつか、自分もここに載れるように!
(上の中には、本当の同級生がいます)

「司書の書誌」第10回 司書の出自

まったく内実は伴っていませんが、それでも、大学院博士課程まで進学したコトは、今の仕事にとても役立っていると思います。

それは、もちろん、直接、そこで勉強したコトではなく(ないのかよ)、曲がりなりにも、自分で研究の一端をしてみることで、そういうヒト達のキモチや求めているモノが、少しでも分かるようになったコトです。

専門によって細かい部分は違いますが、「研究」ならばどの分野でも共通する、文献を探す手はずや、その他にも、どんなサービスがあるとウレシいかといったトコロ。
自分が勤めている図書館が、「調査・研究」を全面に出しているので、この点は、特にありがたいです。

また、子どもと一緒に図書館に行くようになって、図書館で読み聞かせをしているおかあさん達のキモチや、子ども達が喜ぶ本も、ほんの少し分かるようになりました(こちらは、ウチの館では活用しにくいですが(笑))。

このように、やはり、自分でもやってみて、初めて本当のニーズが分かるという部分はあると思います。

その意味で、一時期図書館界でもてはやされたビジネス支援は、実際のトコロどうだったのかなと思います。

重要な取り組みをされている図書館はありますが、やはり、自分でビジネスや起業をやってみないと、本当のニーズは分からないと思います。
図書館員を含む公務員は、いわばそこからは真逆にいますし、やってみようと思っても、副業禁止です(笑)。

もちろん、自分でやってみなければ何もできないという訳ではありませんし、上記のように、ビジネスや、自分の子どもに読み聞かせる等、やりたくてもスグにできないコトもあります。

しかし、自分次第で、スグにできるコトもあります。

たとえば、冒頭に書いたように、今からでも、自分なりに何か研究してみるとか、そこまでいかなくても、絵でもいいですし、小説でもいいですし、とにかく、自分で何かを作ってみる、アウトプットしてみるというコトが大切だと思います。
そうすれば、図書館の利用動機の大きな部分が実感できるのではないでしょうか。

さらに、自分でやってみて、最も図書館に来ているヒトのキモチを知る方法。
それは、自分でも他の図書館を使ってみるコトだと思います(笑)。

そこで、不便を感じたり、逆に、感心したりして、カウンタの内側からは分からない利用者の本当のニーズやキモチが分かると思うのです。
(ただ、図書館員の場合、いろいろ気になって、他の図書館では落ち着けないのですが(笑))

あと、最後に蛇足ですが、利用者のキモチを知るという意味で忘れてはいけないのが、「電子書籍」

はっきり聞いてはいませんが、今、職場で、日常的に電子書籍を読まれている方は、それほど多くないような気がします。
すでに、これだけ世の中に普及しているのに、自分で使ってみて、その便利さ・不便さを分かっていないと、いざ、図書館に導入しようとした時に、利用者のキモチが分からず、トンチンカンな対応をしてしまわないとも限りません。

図書館界にコンピュータ(ボクの場合は、インターネット)が入ってきた時も同じように感じたのですが、図書館員といえば、情報のスペシャリストであり、本大好き人間のはずなのに、どうも反応が鈍いように感じるのですが……

2016年2月10日水曜日

ココロにも栄養を

たまに、バンドの練習に参加したり、先日のように楽器を吹いたりすると、つくづく、他では換えがたい高揚感充実感を感じます。

普段、なぜか、何かと理由をつけて自ら封印していますが、自分の好きなコトをすると、「ココロに栄養を与えているなぁ」と実感します。

たまにやっただけでもそう感じられるのですから、いつも、妥協せずにしっかりと自分の好きなコトをやり、常に自分のココロに栄養を与えているヒトが、いつも笑顔で、ヒトにも優しくできるのは、ある意味、当然のような気がします。

そして、おそらく、逆もそうでしょう。

みなさんも、仕事や子育てで、以前はとても熱中していたのに、今は思ったようにできない趣味や好きなコトがあるはずです。

「昔はようやったなぁ(今やっても、当時ほどではないだろう)」

と思っているかもしれませんが、ぜひ一度、重い腰を上げて(笑)やってみてください。

きっと、「ココロの栄養」という意味が、分かってもらえると思います。

2016年2月9日火曜日

連載第6回

今号も無事、発行(更新)されました!

「本日もコロッケカレーで。」

最近、いつも書いていますが、本当に前回から2週間も経っているのでしょうか……

とにかく、「2月げる」とか「3月る」なんていう、古典的なダジャレを言っている場合ではありません(苦笑)。

いよいよ、いろんなモノが追い込みです……

2016年2月8日月曜日

リプレイ

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3月に、非常に大切なイベントが控えているため、今日は、ソプラノ・サックス個人練習をしてきました。

かれこれ5年程吹いていないので、さすがにいろいろ問題がありますが(苦笑)、先週末にヨメが録っておいてくれた楽団の演奏をイヤフォンで聞きながらの、ヴァーチャル・セッションも敢行(笑)。
同じiPodには、プロが演奏した同じ曲も入っているのですが、だんぜん、楽団ヴァージョンの方がよかったです。

ボクが2006年2月に、初めて楽団に行った時(ちょうど10年前!)、サックスは、アルト2人テナー1人(これが今の(他にいませんが(笑))ヨメです)いました。

で、ボクは中学の時に買ってもらったテナーを持って行ったのですが、吹奏楽としては、ギリでOKかもしれないモノの、10人そこそこしかいないメンバでテナーが2人は多いと思い、その時に、ソプラノを購入して、そちらに回りました。

というか、その時テナーだったヨメも、元々アルトだったのですが、先にアルトが2人いたため、友人にテナーを借りて、そちらをやっていました。

こんな状況の中、その後、次々と新しいサックスのヒトが入ってきたのですが、みなさん、特に気にされる様子もなくお好きなサックスをなされ(笑)、なぜか、オリジナルメンバのアルトの一人が、結局、バランスを見て、自らバリトン・サックスにコンバートしました。
(そして、バリトンの運搬用にクルマを買い、さらに、クルマが購入できるくらいの金額で新しい楽器を入手したという……)

ボクもイヤイヤソプラノをやった訳ではありませんし、3人が自らコンバートしたコトで、結果的に、非常に楽しい活動もできたのですが、そもそも、そういったコトを考えるヒトと、特に気にしないヒトがいますよねというハナシ。

ボクは、ヒトと同じコトをするのがイヤなので、ボク以外のヒトもおそらくそうなのだろうと想像し、楽団にかぎらず、バンドに所属する場合は、なるべく、誰もやらない、カブらない楽器をしようと思います。

しかし、珍しい楽器というのは、結局、オプショナルな扱いな訳で、パートがあったりなかったり、非常に不安定な立場にあります。

まぁ、それでも、それは自分で選んだコトなので全く問題ないのですが、そんな思いをして選んだ場所でも、なんらかの理由で、他のヒトがその場所にこようとした場合、死守しようというよりは、譲ってしまおうとしてしまいます。

争いがキラいだったり、ましてや、思いやりがあるのではなく(笑)、自分がガマンすればいいんなら、それでいいかと思ってしまうんですね。

ハタからみたら、なんでも好き勝手にやってそうに見えるかもしれませんが(笑)、なんか、肝心なモノに限って、そういうトコロがあるのです。
おそらく、子ども頃に受けた抑圧の歴史の賜物でしょう……

まぁ、なんのハナシか分かりませんが(笑)、とにかく、5年ぶりに、また、こういう機会を与えてくれた楽団のメンバに、本当に感謝です。

よろしくお願いします!

……暗譜かぁ……(笑)

2016年2月7日日曜日

ランドセル

今日、仕事から帰ると、この4月小学校に入るムスコが、お義母さんランドセルをいただいていました!

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なぜか、背負っているのは、ムスメですが……

思えば、ボクも母方のおばあちゃんにランドセルを買ってもらったと思います。

自分が大きくなって、卒業までは使えませんでしたが、それでも、長い間、毎日いっしょに過ごす大切な相棒
ムスコにも、ぜひ、大事にして欲しいです。

本当に、ありがとうございました!

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やっぱり、ムスメが背負ってますが……

2016年2月6日土曜日

関西の土曜ランチ

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今日のお昼は、たこ焼きと、なんと、ビール(笑)。

関西で育ったヒトは、大抵、子どもの時からたこ焼きとお好み焼きを食べて育つのかもしれませんが(偏見?(笑))、だからといって、オトナになってから、全員がそれらをおいしく作れるようになるとは限りません。

そういう意味で、我が家は非常に幸せです。

今日は、いつものレギュラメンバに加え、新顔キムチと、「シャブシャブ用」と書かれていた薄いお餅が大あたり!
キムチ関しては、ムスコも、全く同じように食べていました(早くも、酒飲みの血が……)。

午前中、今年2回目のインフル接種で、若干、ヘコみ気味だったチビっコ達も、おかげで復活。

ごちそうさまでした!

2016年2月5日金曜日

Vol.5 第4節 メタデータとしての図書館目録

突然ですが(笑)、図書館目録は、メタデータです。



メタデータとは、その名の通りデータに関するデータのコトで、目録の場合、本そのモノに書かれているデータではなく、その本自体について書かれたデータという意味で、メタデータになります。



これは一体、何を意味するでしょう?



たとえば、ある特定の本ではなく、何かの事柄について調べようとしている場合、Web-OPAC等で、自分が探しているキーワードを入力して検索すると思います。


その際、GoogleブックスKindleX-Rayのように、本の全ての内容がテキスト化されていて、機械的に検索できたり頻出単語が分かるようになっていれば、自分が探している本を見つけるコトができるでしょうか?


確かに、図書館についての本であれば、その中に「図書館」という単語が出てくる蓋然性は高いので、「図書館」という単語が多く含まれる本は、図書館についての本ではないかと類推できます。

しかし、もしかしたら、それは図書館を舞台にした小説かもしれません。図書館の歴史について調べている場合は、それでは少し困ります。


同じように、他にも図書館というコトバを多く含む本でも、図書館の建築についての本もあれば、法律についての本もあります。自分がどんな本を求めているのかによって、選ぶ本が全く違ってくるコトは言うまでもありません。



では、さらに「歴史」「建築」「法律」というコトバを掛けあわせて検索すればよいかというとそうでもありません。

ある概念を説明するのに、そのモノ自体の名称は使わないコトは大いに考えられます(というか、そもそも説明というのはそういうモノです)。



こう考えると、ある本の中の頻出単語さえ分かれば自分の探している本が見つかるかというと、決してそうでもないコトが分かります。



そこで、その対象(この場合は本)にどっぷり浸かるのではなく、一歩ひいて、「そのモノは一体なんなのか?」という特徴や概要を記す情報が必要になってきます。

それがメタデータであり、図書館の本の場合は目録というコトになります。



図書館目録には、本の大きさ(主に縦の長さ)やページ数といった、文字どおり、物理的な外観の情報も含まれますが(時に、これも本選びの大きな手がかりになります)、その本のタイトル著者といった、自分が探しているコトの大きなヒントになる情報がメインになります(タイトルはもちろんですが、著者についても、何の専門家なのかと言った観点から、本探しの重要な情報になります)。



で、さらに、これこそが全文検索とは違うところですが、目録には、「件名」「分類記号」といわれる情報が付与されています。



件名というのは、英語でいうと「Subject」です。

ボクが図書館の勉強をしていた頃は、あまり図書館以外では聞き慣れないコトバでしたが、今ではすっかり「メールの件名」としてイメージしやすいと思います。

つまり、「これは何についてのモノなのか」という表題、本の場合だと、その本の内容を一言で表現するコトバです。



一方、分類記号は、本を分野ごとに分類し、その分野ごとに一定のルールで(主に)数字を使って分ける方法です。



これらは、目録を作るヒトが本の内容を見て判断しますが、そのヒトの趣味や嗜好で、好き勝手なコトバや番号をつけても意味がないので、事前に決められたモノの中から選択するようになっています(なので、逆に、それを知らないと検索できないという問題があります)。


一方、人間が判断しますので(この作業は、まだ(?)、コンピュータによる機械化は実用段階ではありません)、当然、ガイドラインはあるものの、作業したヒトの視点や能力(経験)によって、違った件名や分類記号が付けられる可能性はあります。



それでも、経験豊富なカタロガ(目録を作成するヒト)が、実際に目次や内容を確認してそれらを付与すれば、本には直接書かれていない、もっと抽象的なレベルで本を分類し、本を選ぶ際の大きな手助けになるコトはご理解いただけると思います。



今後、もし、世の中の全ての本がスキャンされ、全文がテキスト化されても、それで探している本が見つかるかというと、必ずしもそうではありません。

その点で、目録というメタデータは必要ですし、そのためには、まだまだカタロガという人間のチカラが必要なのです。



つづく

防音室

今のウチを購入する際、2つのトイレ裏庭バーベと合わせ、防音室が2人の共通した希望でした。

ただ、さすがにある部屋自体を完全な防音室にするのは難しいので、防音ボックスみたいなのを置くために、ある部屋の床下を補強工事までしたのですが、瞬く間に(?)ムスコが生まれ、さらに間もなくムスメも生まれ、そのハナシもなんとなく立ち消えになっていました。

というか、そもそも、やはり、値段がネックでした。

で、すっかり忘れかけていたトコロ、本屋さんで立ち読みしていると、こんなモノがあるを知りました。

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さすがに完璧な防音という訳にはいきませんが、工事もいらずに簡単に置けるコト、さらに、値段も安くはないですが、どうにか現実的な範囲にあるように思います。
2人楽器をやるヒトがいる家庭ならば、十分、モトがとれるでしょう。

……て、なんだよ、その都合のいい計算(笑)。

2016年2月4日木曜日

「司書の書誌」第9回 司書のジレンマ

もしかしたら、みなさんの中には「図書館の複本問題」というコトバをお聞きになったコトがある方もいらっしゃるかもしれません。
図書館が人気のある本(少し前では『ハリー・ポッター』とか、最近では『火花』とか)を一度に何冊、時に何十冊も購入し、利用者に大々的に貸し出すのは、いろんな意味でいかがなものかという問題。

もちろん、図書館側からの反論はありますが、ただ、図書館の場合、よっぽど特殊な場合(郷土資料とか)を除いて、同じ本はたいてい1冊しか所蔵していません。

しかし、これはこれで別の問題があります。

スグに分かるコトですが、ある利用者がある本を借りると、同じその本を利用したい他の利用者は、その時点では使えず、予約をし、前の利用者の利用が終わった後に、その本を受け取るコトになります。

しかし、「読みたい!」と思った時が読みたい時ですし(そのままですが(笑))、勉強や仕事などで、必要だと思った時に必要な本が使えなければ、全く意味がありません。

本来は、どの利用者のニーズも、同価値のはずです。
それが、少し(場合によっては、数分)早く借りただけで、あとの利用者の利用が非常に制限されるというのは、これはこれで大きな問題だと思います。

もちろん、「本は1冊しかないんだし、2人は同時に借りられないんだからしょうがないじゃん」と言ってしまえばそれまでなのですが、そこで止まってしまっては、何も進歩もありません。

で、ごく簡単に思いつく解決策が、今なら電子書籍のカタチで提供するコトです。

これなら、確かに必要な方達に、同時に何人も利用してもらうコトができます。
しかし、「図書館の無料原則」を貫くならば、今度は本の提供者側にとって、複本の場合と同じ種類の問題をはらんでいるコトは明らかです。

最近、複本問題とは別に、本の提供者側から、図書館での新刊本の貸出を制限して欲しいという要望が出てきています。

タマゴを得るために、ニワトリを殺してしまってどうするんだという出版社の主張自体は、そのとおりだと思います。
一方、図書館側も、印象ではなくしっかり数値を用いて、本の売上に対する図書館の影響はほとんどなく、むしろ、貢献している面もあると反論しています。

ただ、なんとなく議論が噛み合っていないというか、隔靴掻痒と感じているヒトが多いのではないでしょうか?

この件に限りませんが、そもそも多くの側面があるモノを、ひとつの方針で解決しようとするコト自体にムリがあるように思います。

本来、本には「文化財」としての公共的な面と、紛れもない「商品」としての経済的な両面が分かちがたく内在しています。
それだけでもややこしいのに、本の提供者側についても、その立場や規模によって、まったく別の(場合によっては逆の)ニーズがあります。
(例えば、「もっと図書館に買ってくれ!」という出版社もあるのです)

しかし、図書館側も、個別対応は難しいですし(出版社単位どころか、今は、個別の本ごとに違う対応を求められています)、結果として、それがなんらかの恣意的な判断につながれば、今度は全く別の深刻な問題にもなります。

……というトコロで、ボクの思考はいつも堂々巡りをしてしまいます。

インターネットの普及で誤解が進んでいますが、ある同僚が言っていたように、情報を得るためにお金がかかるのは、全くそのとおりです。
しかし、そうすると、持つモノがさらに持つようになってしまいますし、そういった社会的な格差の是正も図書館の使命のひとつと考えると、簡単に「読みたいなら買え。そうでないならガマンしろ」とは言えない訳です。

……やっぱりムズカしい……

アタマとカラダ

昨日は久しぶりに、仕事でかなりカラダを使いました。

かなり重いモノを大量に運んだのですが、抱っこで鍛えられていたせいで、どうにか耐えるコトができました(笑)。

「頭脳労働」というと、なんかエラそうですが(笑)、普段、仕事でほとんど(というか、全く)カラダを動かさないので、こういう機会があると、つくづく、その大切さを実感します。

今、いろんな種類の病気がありますが、おそらく、アタマとカラダを、両方、同じようにバランスよく使ってこそ、本当の健康につながるような気がします。

で、考えてみたのですが、そんな理想な仕事というと、どんなモノでしょう?

学校の先生なんか、とてもバランスがよさそうですが、今度は両方とも酷使しすぎて、かえって、健康を崩してしまうコトも多そうです。

パン屋さんなんか、どうでしょう?
(というか、いわゆる職人さんて、なんとなくそんなイメージがあります)

ホントかどうか分かりませんが、オーケストラ指揮者は、平均寿命が長いと聞いたコトがあります。

う〜む、なるほど。

2016年2月3日水曜日

鬼登場!

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こんなオニなら、大歓迎(笑)。

ちなみに、2年前に我が家に来たオニ。

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……クオリティ、高すぎ……

2016年2月2日火曜日

細かくない

ボクをご存じのヒト(特に、寮生)はご存じかとは思いますが、ボクは、モノマネが大好きです。

で、血は争えないというのか、最近、ムスメが突然、

とぉちゃんのマネをします!」

と言い出しました。

曰く、

「(眉間にシワを寄せ)もぉ〜ハラ立つぅ〜っ」

……反省(笑)。

2016年2月1日月曜日

2つの流儀

先日、以前から同じ悩みを持つ方としゃべっていて、やはり、確信いたしました。

……来てますね、花粉(泣)。

数日前から、喉の奥がカユくなっていたのですが、ついに、目頭のカユミやナミダも出てきました。

実は、数年前から毎冬悩まされてきたヒビ割れが、今年、これといって何もしてないのに、突然治って喜んでいたのですが、こちらはなかなかなくなりません。

まぁ、「花粉症は10年でおさまる」という俗説または都市伝説を信じて、毎年、全くなんの対策も講じないので、しょうがないといえばしょうがないのですが(といって、早くも20年が経ちました(苦笑))。

一節によると、花粉は、口をあけて思いっきり吸い込むようにすると、カラダは、口から入ってきたモノは食べ物と同様安全なモノとみなして、花粉を異物として反応しなくなるのだとか。

……つまり、昼は口呼吸、夜は鼻呼吸というコトですね(笑)。