2016年3月31日木曜日

「司書の書誌」第17回 司書の疑問

少し前になりますが、ある人から、こんな疑問を投げかけられました。

「もし、今、この瞬間に、全ての公共図書館がなくなったら、どうなるんですか?」

エラいモノで、ハッキリ言葉にはなっていないのに、その質問自体から、その発言者が、「別に図書館がなくなっても、いいんじゃない?」と思っていることがありありと伝わってきます(笑)。

あたりまえかもしれませんが、こういった発言は、やはり、実際に図書館をあまり使ったコトがない方から出ると思います。

残念なコトですが、「自分は、図書館に行ったコト(利用したコト)がない」という人は、実際には、かなり多いのが実情です。

そして、さらに驚きなのが、図書館のスタッフの中にも、自分が勤めるまでは図書館にほとんど行ってないというヒトが、おそらく、みなさんが想像される以上に多いコトです。

……何を隠そう、かく言う自分もその一人でした(苦笑)。

ただ、自分の場合は、最終的に司書になったコトからもお分かりのとおり、本や読書に興味がなかった訳ではなく(むしろ、真逆です)、図書館に行って本を借りるという方法ではなく、学生時代は、読みたい本は全て買って読んでいたのです(そういうと非常に裕福だったように聞こえるかもしれませんが、大学の寮に住んでいたため、奨学金のほとんどすべてを本代にあてられていたのです。まさに、「素晴らしい日々」でした(笑))。

なので、あまり自分では利用しなくても、本を扱う図書館は好きでしたし(司書の資格をとろうと思ったくらい)、その存在意義は、自分なりに十分感じていました。

このように、たとえ自分は図書館を使ってはいなくても、その必要性を強く認めているヒト達がいる一方、あるトコロからは、冒頭のような発言が聞かれます。

もし、今、全ての公共図書館がなくなったら、どうなるのか?

おそらく、社会全体を見れば、たちまちは、特に目に見えた変化はないように思います。
少なくとも、全てのコンビニがなくなるのと比べると、影響は少ないでしょう。

では、図書館は必要ないのでしょうか?

少し前に書きましたが、ドラッカーが、ある仕事が必要かどうかを見分ける方法として、まず、一旦やめてみて、その時に、何も起こらなければ、その仕事は必要ないという趣旨の発言をしていますが、まさに、そういうコトだと思います。

実際、日本全国で、今でも「自分の街に図書館を!」という運動があちこちで起こるコトを見ると、やはり、短期的にはともかく、中長期的に見れば、まだまだ人々には、自分の身の回りに図書館が欲しいという欲求が強くあると思いますし、それは、個人的にはとてもウレシいコトです。

しかし、果たして、府県立の場合は、どうでしょう?

身の回りに、普段使いができる市町村の図書館があって、なお、それとは別の図書館が必要だとすれば、個人的には、そのポイントは、前回書いた「偏在」をし、自分たちが直接受けるサービスの後ろ盾になるコトなのかなと思います。

果たして、その機能を全うするコトができるのか?

ともかく、期せずして、そんなコトを考える仕事に就きそうなので、来年度は、この手の話題が増えるかもです(笑)。

(そして、まさに、こんな記事が!)

CA1871 - 研究文献レビュー:都道府県立図書館論 / 田村俊作 | カレントアウェアネス・ポータル

2016年3月30日水曜日

境遇

「あのヒトと比べれば、まだ、自分はマシ」

という考え方は、あまり上品ではないかもしれませんが、それでも、同学年グアルディオラが、バルサバイエルンを率いているコトを思えば、来年度からの自分の立場なんて、まだまだ、全然マシでしょう。

……まぁ、好きでやっているかどうかが……(自粛)

2016年3月29日火曜日

希望

ムスコ保育所ライフも、いよいよ残り2日

そこで今朝、登園前に、

「もう、保育所行けなくなって、サミしくない?」

と聞くと、

「ぜ〜んぜん!早く小学校に行きたい!」

とのコト。

今までお世話になった保育所関係者の方に対しては、いささかどうかとは思いますが(笑)、それでも、オトナですら、なかなか全く新しい環境には尻込みしてしまうコトが多いのに、なんなんだ、このポジティブさ。

……いや、しかし。
本当は、オトナだって、不安の代わりに、ワクワクを感じてもいいはずですよね。

今日もまた、ムスコに教えてもらいました。

……なるべく、前向きに考えよ(笑)。

2016年3月28日月曜日

助言

先週、内示がありました。

去年、5年に一度のシステム更新を担当する主任を言い渡された時も、まぁ、それなりにプレッシャがあったと思うのですが(← もう、忘れている)、今回の方が、果たして一体どうしたモノかと、今から途方にくれています。

で、また、救いを求めてその手の本等を読み始めているのですが(笑)、今日、録りためておいたプロフェッショナルを見ていると、無農薬リンゴ栽培で有名な木村秋則さんが、こんなコトをおっしゃっていました。

「(人生における)カベというのは、たいてい、自分が作っている。他人が作ったカベなんて、そうそうない」

「自分の幸せを追求するのはもちろん重要だけど、自分の周りのヒトの幸せのためにガンバるコトこそ、もっと大切だ」

う〜む。
まさに、カラーバス効果ですが(笑)、おそらく、そうなんだろうなと思います。

とにかく、いつも書いていますが、自分にデキるコトをするしかありません(あたりまえですが)。

みなさまにおかれましては、もし、ここの更新がとまったら、少しシンパイしてくださると幸いです(笑)。

2016年3月27日日曜日

評価

今朝、起き抜けに、突然ムスコに、

「なぁ、とぉちゃん、昨日の卒園式で、K(自分のコト)、ぼーっとしてた?」

と聞かれました。

ど、どこで昨日のブログを見たんだっ!?と思いつつ、

「え、えっ?なんで?」

と、聞くと、

「あんな、Rちゃん(クラスの女のコ)に、『Kちゃん、卒園式の時、いつもよりぼーっとしてた』って、言われてん」

……同い年クラスメートにそう言われるのもアレだけど、問題は、「いつもより」、か(笑)。

2016年3月26日土曜日

バクザンムスコ

Thumb DSC 0551 1024

結構、いい(笑)。

ご連絡

しばらくこのブログで続いてきた連載ですが、月間更新にしようとしていた矢先に、仕事上、目録から少し離れるコトになりました。



もちろん、目録は単に担当業務だからという訳ではなく、自分の中の重要なテーマではありますが、とりあえず、優先して考えなくてはイケない事項が出てきましたので(笑)、連載はいったん終了とさせていただきます。



再開する時は、もっとパワーアップしている……コトはないと思いますが(ないのかよ)、もう少し、違った視点で現代の目録のコトをお伝えできると思います。



その時まで。

また。

「司書の書誌」第16回 司書の場所

前回も少し書いたとおり、最近、コミュニティの中心としての図書館(もう少し広くいうと、「場としての図書館」)という議論を目にします。

確かに、みなさんが「図書館」といって思い浮かべるであろう身近な図書館はそうあるべきかもしれませんし、今後、予想される社会の変化の中では、その機能の重要性は、一層高まるモノと思われます。

しかし、市区町村立ではなく、都道府県立図書館(以下、府県立図書館)の場合は、いささか事情が違ってきます。

たしかに、たとえ府県立であっても、その図書館が存在する場所の近くに住む利用者にサービスを提供するコトは、もちろん大切な使命です。しかし、府県立の場合は、本来的には、その図書館がある地域だけでなく、その図書館が所属している府県域全ての図書館や利用者に対し、均等にサービスを提供しなければなりません。

そういった意味で、府県立図書館は「場所」ではなく、「機能」であるべきだと思います。

そのため、府県立図書館は、本来は場所の制約から離れ、ユビキタス、つまり、「偏在」しなければなりません。
「ユビキタス・コンピューティング」の元になった坂村健さん「どこでもコンピュータ」にならえば、まさに、「どこでも図書館」な訳です。

そういうと、どうしてもスグに、ネットを活用して利用者に提供可能なサービスを……という発想になりがちですが(もちろん、それは非常に有効ですが)、もし、府県域全体にあまねくサービスをしようと思うと、当然、そのような環境をもたない利用者もいらっしゃるかもしれませんし、仮に、環境はあっても、使用方法自体に支障のある利用者もまだまだいらっしゃると思います。

そこで、「どこでも図書館」を実現しようとすれば、ネットの利用と同時に、リアルな措置もとっていく必要があります。

結局、どうしても、そういったリアルなサービスの拠点はそれぞれの市町村図書館(もしくは、それ以外の機関)にならざるを得ないため、府県立は、そのバックアップを通じてサービスを提供するコトになります。

市町村のバックアップとしては、もちろん、実際の資料(図書)を提供するというカタチもありますし、その他の情報を提供したり、市町村図書館では受けきれなかったレファレンスを引き受けるという方法もあると思います。

また、先駆的なサービスを(実験的に)実現し、市町村図書館のモデルやテストの場になったり、さらに、それぞれの機関の潤滑油になるという方法も考えられます。

とにかく、「偏在」、つまり、どこにもいるというコトは、逆に言うと、あたりまえすぎて、なかなかその存在に気付きづらくなるというコトでもあります。

「縁の下のチカラもち」は、少なくとも、縁の下をのぞけば見える訳ですが、「偏在」する図書館は、もっと空気のような、全く目には見えないし、意識にものぼらないけど、いざなくなると、全てのヒトが困るような存在になるのが理想かもしれません。

……なかなか評価されにくい立場ですが(笑)。

旅立ち

今日はムスコ卒園式でした。

この3年間で、本当に(ホントに!)ビックリするくらい大きくなりましたが、それにも増して、かなり長時間で厳粛な式の間、ジっとしっかり集中できていた心の成長の方が頼もしく感じました。

……まぁ、いつものごとく、ぼーっとしていただけかもしれませんが……

それはともかく(笑)、普段の日は、我々親よりもズっと長い時間を一緒に過ごしている先生お友達

とりあえずのお別れではありますが、間違いなく、彼の中にみなさんの存在は生き続けると思います。

3年間、本当にありがとうございました。

そして、ムスコよ。

3年間、よくガンバったね。

卒園、おめでとう!

……まだ、来週も、ガッツり行くけど(笑)。

NewImage

2016年3月24日木曜日

まだまだ課題山積ですが、今日はいったんのおつかれさま会

明日から、また、改めてガンバろう!

……それにしても、問題は勝手には解決してくれないコトを実感する日々……(笑)

2016年3月23日水曜日

野球バー

以前、写真を載せたこちらのお店ですが、つい最近、無事、オープンされました。

前面ガラス張りのため、中をのぞいて見ると、カウンタ席だけの店内に、スポーツ新聞はもちろん、野球雑誌野球漫画がトコロ狭しと並べられ、大画面のディスプレィには、いつもMLBのニュースが流れています。

で、場所がちょうど保育所とウチとの間にあるので、帰りに前を通ると、ムスメがその映像に見入って、なかなか動こうとしません(ホームランすらよくわかっていないのですが(笑))。

そんなコトもあり、マスタとガラス越しにちょっとご挨拶を交わすまでになりました。

自分の大好きなモノをコーディネイトし、毎日、それに囲まれて仕事するって、きっと、とても楽しくて幸せなんじゃないかなと思います。

外からも、そんな雰囲気が十分伝わってくるので、ぜひ一度、お客として行ってみたいです。

……野球、全然、興味ないけど(笑)。

2016年3月22日火曜日

連載第9回

またもやキッチリ2週間が経ちました……

「本日もコロッケカレーで。」

これでも、毎回、自分なりにはガンバって書いているつもりではありましたが、昨日のプロフェッショナル佐藤直紀さんなんかを見ていると、ホント、恥ずかしくなります(まぁ、比べるコト自体、失礼なハナシですが(苦笑))。

この手の番組を見ていて、活躍されているヒトの共通点を自分なりにまとめると、

・とにかく、マジメに、真摯に自分の仕事に取り組んでいる。
・決して、ラクに作品や成果を出している訳ではない(むしろ、信じられないくらい苦しんでいる)。
・頭脳が勝負の仕事の方でも、ほぼ例がなくカラダを鍛えている。

実は、あたりまえのコトばかりなのですが、それをあたりまえにできるコトが、どれほど難しいか。

すでに、道は見えている訳です。
あとは、やるか、やらないか。

2016年3月21日月曜日

その違い

基本的に、洗いモノはボクの仕事。

で、最近、いつもと違う洗剤を買ってきたのですが、その強力さに、ちょっとしたカルチャー・ショックを受けています。

これが、その直前まで使っていたのと同じ「食器用洗剤」という名で売られていていいのか、と。

アフィリエイトではないので具体的な商品名は書きませんが(笑)、ホンのちょっといい商品を使うコトで、作業の効率が上がり、なにより、少しおっくうな仕事を気分よく行えるコトに価値があります。

しかし、この、ホンの少しの値段をムリするコトで、結果的に劇的な好結果を生むコトって、結構、他のトコロでもあると思うんですよね。

……プライベートで使うパソコンとか……(笑)

2016年3月20日日曜日

先を越される

今日のムスコ

7時までたっぷり寝て、起きてスグに大好きな本の読書

その後、楽しみにしているヒーロモノを見てから、おいしい朝食

さらに、午前中には図書館散髪に行き、ランチおやつを食べた後の夕方には、ピアノ教室で楽器を奏で、帰ってきてから、録画しておいたもうひとつのヒーロモノを鑑賞。
そして、夕食

う〜む。
まさに、ボクの理想の日曜日……

……こちらは、仕事でしたが(笑)。

2016年3月19日土曜日

いつまでも

そして、結婚式当日

明け方までの豪雨で、カッチカッチに固まった地面の上に、またひとつ、幸せな家庭が築かれました。

それにしても、新郎のお陰で、また、彼を含む仲間たちの素晴らしさを、再確認しました。

……もう、一体、何回確認してるんだっていうハナシですが(笑)。

この仲間たちと、ウマくすれば、ボクの場合、あと30年くらい、一緒に過ごせるんですね。

……いや、考えてみれば、たったそれしかない訳です。
だから、もっとこの時間を大切にしないといけません。

とにかく、キミのお陰で、こちらの方が幸せな1日を過ごさせてもらいました。

本当にありがとう。

そして、キミの友人であるコトを、心から誇りに思います。

これからも、よろしく。

そして、いつまでもお幸せに!!

NewImage

2016年3月18日金曜日

雨降って

明日は、大切な友人結婚式

で、保育所の帰り道、小雨が降っていて、どうも明日も雨らしいという情報から、

「まぁ、結婚式は晴れの方がいいかもしれないけど、雨なら雨で『雨降って地固まる』て言うしな」

と、ムスコに話しかけると、

「それ、どういう意味?」

と言うので、

「う〜ん、雨が降ると、地面が固まるっていう意味だよ」(← そのまま)

と答えると、さらにムスコ曰く、

「ふ〜ん、地面が固まると、いいの?」

……その発想はなかったわ(笑)。

2016年3月17日木曜日

テラス席

普段はマトモにお昼ごはんは食べない(食べても、パン1個とか)のですが、今日は、大事なお客さんが来られたので、珍しく、レストランでちゃんとしたランチを食べました。

その方が先に来られ、テラス席をとっておいてくださったのですが、とんでもない晴天と素晴らしい気候、そして、おしゃれなパスタが相まって、サイコーのキブンでごはんを食べるコトができました。

で、フと思ったのですが、世の中には、毎日、こんな思いをしているヒトもいるんだなぁ〜と。

けど、こういうのは、たまにだからいいんですよね!!

……いや、別に、毎日でも……(笑)

NewImage

「司書の書誌」第15回 司書の仕掛け

最近、新しい図書館の機能として、「コラーニングスペース」(共同で学習・研究ができるような場所)のようなモノが言われたりします。

実際、我が館でも検討されていますし、個人的には、自分が使う図書館にこんなスペースがあったらと、ワクワクします。

一方で、公共図書館は「税金」で運営されている以上、基本的に、納税者の求めるサービスを提供しなければなりません。

そうだとした場合、一般的に図書館に求められているモノはなんだろう?と考えると、それは、決して、そんな先進的な空間ばかりではなく、ベストセラー(の複本)と自習スペース、それから、フィルタリングのかかっていないインターネット端末あたりではないかと思うのです。

個人的に、いつもここで考えてしまいます。

求められていないモノを押しつけるのもどうかと思いますし、「良書」という概念を否定(?)する先生の元で図書館学を学んだコトもあり、どうも「図書館が導くんだ」という考え方にもなれません。

しかし、図書館の運営を任されている以上、「知的生産のインキュベータ」となるべく制度や施設を設計し、一般のヒトが「図書館」といった枠組みの中で想像できない、しかし、実際には知的生産にとって非常に有益なサービスを提供する義務もあると思うのです。

それにはまず、なによりも職員(スタッフ)が、本当に心から楽しんで、喜んで、ワクワクしながら、できれば自分たちの施設を使って知的生産にとりくんでいなければ、利用者に対して全く説得力がないし、魅力的にも映らないと思うのですが……

2016年3月16日水曜日

イン アンド アウト

情報を出すモノにこそ、情報が集まる(だから、なるべく情報を出した方がよい)」

というようなコトを言われますが、今の文春を見ていると、ホントに、いろんなトコロから情報が集まって来てるんだろうなぁと思います。

……それにしても、最近のネットの記事等で「週刊文春」を初めて知ったヒトは、コンビニ等に現物を探しに行った時、まさか、あんな地味な雑誌とは思わないのではないでしょうか?(笑)

2016年3月15日火曜日

卒園演技

前回の反省に立ち、今日は少しムリをして、ムスコスポーツ教室発表会に馳せ参じました。

3年前の同じ会では、見るからに恐る恐る演技をしていたムスコですが、今日は、見違えるようにしっかりできていて、ビックリしました。

……柔軟系に関しては、完全に父親譲り大ハードでしたが……

相変わらず、職場のみなさんには迷惑をおかけしましたが、やはり、ムスコの3年間の集大成を見ておいて、本当によかったです。

できればこのまま続けたいですが、とりあえず、スポーツ教室は、ここで一旦終了。
この3年間は、ムスコにとっても、とてもよい経験だったと思います。

先生方、本当にありがとうございました!
(完全に読んでないけど(笑))

2016年3月14日月曜日

入学祝い

Thumb IMG 0039 1024

大切な、友人一家からいただきました。

さらに、ムスコにとっての、あこがれのおねえさんからのお手紙付き(笑)。

それにしても、あまりにもカッコよくて、ウレシイやら、クヤシいやら……

それはともかく(笑)、さすが、小学生のお子さんを持つおウチならではの、超実践的なチョイスで、本当にありがたいです。

本当に、ありがとうございました!
また、近いウチに、遊びましょう!

参列

家族の協力のお陰で、この週末、伯父さん葬儀にしっかり出席するコトができました。

伯父さんが亡くなったコトは、もちろん、とても残念で寂しいコトですが、一方で、本当に久々に多くの親戚に会えたのは、かけがえのない、とんでもなく貴重な時間でした。

それにしも、相変わらず、先週お会いした以外のおじ・おばさんも、その変わらなさぶりにビックリしましたが(みなさん、お若くて、元気!)、一方で、我々イトコ世代の変貌ぶりといったら……

言うまでもなく、お姉ちゃん達は相変わらず美人のままでしたが(笑)、オトコ組は、まぁ、なんと言うんでしょうか、う〜ん……、老い?

まぁ、もちろん、ボクも同じように思われている訳ですが(笑)。

不思議なコトに、何(十)年会ってなくても、おじ・おばさん、そして、イトコとは、一瞬で、その時に帰るコトができます。
伯父さんの存在はとにかく大きすぎましたが、それでもまだ、これだけ沢山の親戚がいるコトを再確認できたのは、この上なく嬉しく、頼もしいコトです。

とにかく、伯父さん、おつかれさまでした。
これからもずっと、これまでとは少し違った場所から、ボク達を見守り続けてください。

2016年3月13日日曜日

グリコ

NewImage

ムスメへのホワイトディ

最近、少し前にじぃじぃに教えてもらい、突然、

「グリコっ!!」

と言いながら、両手と片足を上げる子ども達(笑)。

2016年3月12日土曜日

惜別の

今朝、大切な伯父さんが亡くなりました。

伯父さんは、単なる親戚の伯父さんというだけでなく、S家にとっての、まさにゴッドファーザでした。

なので、むしろ今よりも(様態が悪くなってからだいぶ日が経っていたので、心の準備はできていました)、もっと後になってから、本当の喪失感が来るような気がします。

伯父さんにしてもらったコト、教えてもらったコトはいろいろあるのですが、結局、お酒タバコで焼けた声で笑っていた顔しか思い出せません。

明日、対面したら、もっと別の思いが出てくるのかもしれませんが、今日はこのあたりで。

本当に、ありがとうございました。
おやすみなさい。

2016年3月11日金曜日

感覚

一説によると、自分の「ワクワク」に従うと、全てがウマくいくそうです。

その感覚は分かるのですが、最近、肝心の「ワクワク」をほとんど感じなくなってしまいました。

疲れなのか、摩耗なのか、はたまた、全く場違いなトコロにいるのか……

まぁ、まだ、そういう自覚があるだけ、マシなのでしょうか?(笑)

2016年3月10日木曜日

自己分析

少し前、ある職場の同僚に、

「お前は鈍感なフリをしているのだとばかり思ってが、ホントに鈍感だったんだな」

と、半ば(というか、全面的に?)呆れられ、つい先日には、別の先輩から、

脳天気は望んでなれる訳ではない天賦の才能なので、どうぞ大事にしてください」

と、非常にあたたかく激励されました(笑)。

ボクは、長く自分の名前のせいで、誰に言われた訳でも望まれた訳でもないのに、勝手に、自分はアタマの回転が早く、論理的で、「切れモノ」といわれるような人間でいなくてはならないと思い込んでいました。

しかし、なぜか、ずっと窮屈苦しい思いをしていたのは、根本的に、自分でないモノを目指そうとしていたからなんですね。

ハタから見たら、バレバレだったという(笑)。

もちろん、何事にも動じず、余裕があって、器のデカいオトコが理想ではあるのですが、鈍感や能天気はそれとは全く違います。
というか、臆病短気なのは昔から自覚があるモノの、一番身近なヒトに「(人間が)小さい」と言われる等、現状としては全くその真反対にいます(苦笑)。

こう考えると、全くいいトコロがないですし、普通のヒトなら落ち込むのでしょうが、それでも、これまでどうにか生きてこれましたし、少なくとも、今のトコロは子ども達には好きだと言ってもらえているので(言わせてる?(笑))、まぁ、いいんじゃないでしょうか。

……あ、これが脳天気なのか(笑)。

「司書の書誌」第14回 司書の姿勢

ご存じの方もいるとは思いますが、我が館のリプレイスが終了し、3月1日再開館いたしました。

これまでとハード・ソフトとも業者が代わり、ほぼ全面的な入れ替え・再構築だった上に、多くの職員が再開館直前にインフルエンザを罹患し、ホント、どうなるコトかと思いましたが、どうにか、最初の1週間を終えるコトができました。

これも、全く頼りないシステム担当の主任(つまり、オレ)をフォローしてくださったみなさんのおかげです。
相変わらず、誰も見ていませんが(笑)、本当に感謝しています。
ありがとうございました!

……で、ここまでは、割といいハナシなのですが(笑)、初日のコールセンタのような様相は落ち着いたモノの、毎日のように質問や、場合によっては、かなり強い口調の「ご要望」を電話で受けたり、市町村の図書館からは、システム上のメッセージをまだまだ多く届きます。

また、既存のシステムでは設定漏れやミスがあったり、こちらの意図どおりに動かなかったり、新たに構築したシステムでは、まだまだ不具合も見つかります。

とりあえず、慣れるだけでも一苦労なのに、ガマンして使っていただいている利用者や市町村図書館の方たちには、本当に申し訳ないです。

また、今回はホームページもリニューアルしました。

ずっと古式ゆかしいホームページだったので、この機会に一気に現在のトレンドを取り入れるべくガンバったのですが、それはそれで、一部の利用者の方には、かえって使いにくくなったようです……

ヒトは大抵、いいと思ったり、まぁ、ガマンできるかと思った時には何も言わないので、ポジティブな評価はほとんど耳には入ってこず(それゆえ、数少ない好意的な評価は、非常に心に滲みます(笑))、日々、そうではない電話ばかり受けていると、

「これでよかったのかなぁ」

とか、

「ヤラないほうがよかったのかなぁ」

と、弱気になったりもしてしまいます。

ただ、まだ、調整は必要なモノの、今後を見据えての仕掛けもしていたりしますし、そもそも、コンピュータは「枠」なだけですから、その中身をどう埋めるかは、我々職員にかかっている訳です。

とにかく、どうにかスタートし、実は、かなりホっとしています(笑)。

前回、システムの担当だった時は、若くて経験も少なかったため、ストレス円形脱毛症になってしまいましたが、今回は、おそろしく有能な部下がいてくれるコトもあり、そんなコトもなく、歳相応の脱毛量で済んでいます(笑)。

3月1日に標準を合わせすぎ、気づいたら、もう年度末ですが(汗)、来年度は、この基盤を活かし、さらに新しく、おもしろいコトができるようにと思っています。


……ヒトのコトばかりで、自分がまだ、新しいシステムの操作に慣れていないのですが……

2016年3月9日水曜日

連れ添い

今日の夕食時にヨメとしゃべっていたのですが、職場で、出張やちょっとした研修等の時に、どうしても一人では行かず、

「一緒に行こう〜」

と他のヒトを誘うタイプのヒトっていますよね(イメージとしては、女性)。

で、

「オレは、できるだけ一人がいいけどなぁ。行くのも、メシ食うのも自由だし」

と話していると、ヨメも、自分もそうだと同意していました。

そこで、さらに、

「だから、オレは、一緒に行こうと誘われても断るし」

と言うと、

「……さすがに、それはないわ」

とのコト。

……小さいようで、大きな違い(笑)。

2016年3月8日火曜日

連載第8回

もう、いちいち書きませんが、今回は、さらに早い……(笑)

「本日もコロッケカレーで。」

さて、内容とは直接関係ないのですが、ボクが、この連載を始める時にイメージしていた連載エッセィがあります。

【連載】森博嗣 道なき未知

内容も、形式も、というか、そもそもクオリティが全く違うのですが(笑)、いつかは、こんな風になれたらな、と。

ボクの連載とは全く関係なく(笑)、ぜひ、ご覧ください。

2016年3月7日月曜日

小帰省

NewImage

今日は、おそらく約7年ぶりくらいに、両親の実家のある日野に行ってきました。

独身の間は、それでも、なにかの折にちょいちょい訪ねていたのですが、結局、ムスコが生まれる直前にご挨拶に行き、それからは、一度も行っていない感じです。

そんな状況の中、久々に訪れたのは、まぁ、それなりの理由があったのですが、それはともかく、久々の「故郷」は、やはり、格別でした。

保育所のお迎えもあり、滞在時間は2時間でしたが(笑)、なんで、もっと早くこなかったのだろうか、と。

見た目は若干変わっているモノの、久々にお会いした親戚のみなさんも、そして、おばさんが作ってくれたお昼ごはんも、全く、ボクが子どもの頃のまま。

日本人、「ふるさとは遠きにありて思ふもの」というフレーズにダマされすぎですね(ていうか、オレ)。

一番、日野で遊んでた頃のボクにそっくりで、乗り物にめっぽう弱い子ども達を、どうやったら連れて行けるかな……

NewImage

2016年3月6日日曜日

自分にしかできない仕事

NewImage

本当に久々の名言シリーズ

ボクにしかできない仕事って、何でしょう……

「ボクにしかできない」という意味では、このブログは一応、そうなのですが、多分、そういう意味じゃない(笑)。

成長

NewImage

ムスコに、一体、何が……

2016年3月5日土曜日

発表会

ボクが子どもの頃は、週末はともかく、平日に行われる学校行事等に父親が来るコトは、まず、ありませんでした。

まだまだ、社会的にもそんな雰囲気でしたし、ボク自身も、父親が会社で求められている方がカッコいいと思っていました。

……なのですが(笑)。

昨日はムスメ体育教室発表会がありました。

ありがたいコトに、これまで、この手の行事もだいたい早退させてもらって参加していたのですが、昨日は、さすがに状況的にそういう訳にはいかず、発表会に行くのを見合わせました。

……これほどツラいとは(泣)。

幸い、代わりに行ってくれたヨメ動画をみせてもらえましたが(昔は、コレもなかった訳です)、やっぱり、ムスメの晴れ舞台を見ておきたかったなぁと。

もちろん、子離れは大切ですし、割と、そこらへんはクールだと自分自身思っていたのですが、意外と、そうではないのかも。

せめて、ムスメの入社式に付いて行くのはガマンしないと……(笑)

2016年3月4日金曜日

今年のひなまつり

Thumb IMG 0034 1024

昨日はひなまつり

ちいさな女のコがいるウチにとっては、大切な日……

……なはずですが、2月からの忙殺の中で、なんと、ひな人形を出すのを、すっかり忘れていました!
(職場で、ひな祭りのお菓子をいただいて、ようやく思い出すという体たらく)

さすがに、帰宅後、ムスメと一緒にスグに出しましたが、もう、片付けないといけません(苦笑)。

昨日、たまたま電話でしゃべったイモウトには、

「(結婚してほしくないから)わざと出さかなかったんじゃないの?」

と言われましたが(笑)、いくらなんでも、そんないじわる(?)はしません。

それでも、まぁ、ムスメは喜んでいたようでよかったです。

おめでとう! (なのかな?)

Thumb IMG 0035 1024

2016年3月3日木曜日

リフレクション

みなさんご存知のとおり、実にイラちな性格のため、なんでも乱暴に扱ってしまいます。

たとえば、洗いモノの時の食器とか(笑)。

しかし、先日、何かのキッカケで、いつになく丁寧に洗いモノをしてみました。

すると、なんか、食器側だけでなく(て、食器のキモチは分かりませんが(笑))、こちらまでキブンがいいのです。
その丁寧さが、自分に返ってくるというか。

実に単純なコトですが、おそらく、全てのコトについて、この原理が働いているような気がします。

つまりは、「黄金律」。

「司書の書誌」第13回 司書の意義

“Today, Apple is going to reinvent the phone.”
(本日、われわれは、電話を再発明(再定義)します)

これは、2007年Macworldで、スティーブ・ジョブスiPhoneを発表する際に使った、有名なフレーズです。

みなさんご存知のとおり、その後、iPhoneをはじめとしたスマートフォンは瞬く間に世界中に普及し、我々の生活に欠かせないものになりました。

インターネットの発展によって電話が”再定義”される必要があったように、同じくインターネットの発展によって、今、図書館も”再定義”される時期にきているような気がします。

それは、もはや、図書館が、その名にある図書(本)という形態にとどまらず、ネットワーク上の電子資料を含めた「情報全般」を扱うところになっているからです。
(その一端が、たとえば、奈良県立図書情報館という名前に現れています)

では、”再定義された図書館”とは、一体、どんなものでしょう?
……いや、その前に、図書館を定義しなければなりません(笑)。

京都の料亭菊乃井の3代目亭主で、和食のユネスコ無形文化財選定にも大きく尽力された村田吉弘さんは、常々、

「料亭は飯屋だ」

とおっしゃっています。

われわれが想起する料亭の佇まい(しかも、菊乃井ならなおさら!)からすると、一見、自らを卑下しているようにも見えますが、一方で、このシンプルな定義の中に、非常に強い自負と、相当の覚悟も感じます。

では、図書館は、なんでしょう?

ボクは、村田さん的に言えば、

「図書館は本箱だ」

と思います。

従来の図書館自体は、(今は、それ以外のものも多くあるとはいえ)本来的には本を入れておく”箱”に過ぎません。

しかし、そこに職員や司書がいることによって、タダの本箱ではなく、利用者にとって必要なモノ、求めているモノ、そして、時には全く思いもよらなかったものまで取り出される、「魔法の本箱」となるのです。

社会の変化に伴い、図書館の役割も変わってきますし、変化しなければなりません。
よく言われるコトですが、最も強いものではなく、最も変化したものが生き残るのです。

「魔法の本箱」は、今後、どんな再定義を受けるのでしょうか?

2016年3月2日水曜日

環境

ヨメは、家族全員がA型の家庭に育ちました。

一方、今の家族は、ヨメの他は、B型2人とO型が1人います。

その状況を見たお義母さんが、ヨメに対し、同じA型同士の家族だったら、お互い、なんとなく行動が予想できるが、これだけバラバラだと、さぞ疲れるだろうとおっしゃっていたそうです。

なるほど、その発想はなかったです(笑)。

確かに、科学的には、血液型占い(占ってないけど)の根拠については、否定的な研究が多いですが、実際には、大きな傾向のようなモノはあるように思います。

ただ、ヨメの一家でお互いの行動が読めたのは、同じ血液型だからではなく、単に、家族だったからかもしれません。

……お互いに行動が読めない、我が家って、一体……

2016年3月1日火曜日

リリース

我が職場は、長期の休館を終え、ついに、本日から再開館します。

全面的なリプレイスがあったため、機械面、そして、それを操る職員面(ていうか、オレ)に不安があるのはもちろんなのですが、なんと、それ以外に、予想だにしていなかったインフルエンザ大量罹患が発生してしまいました。

しかも、仕事に来ている職員さんも、多くがマスクをして、ヒドい咳をしています。

そんな中、今回の大事業を一手に引き受けてくれている、ボクの恐ろしく優秀な部下は、法律に引っかかりそうなので詳しくは書けない程の激務にもかかわらず、毎日、元気に来てくれています。

その上、インフルでの離脱者を伝えるメールに、「体調の悪い方は、ゆっくりお休みください」と書く心遣い。

……コトバもありません。

前に、無事、これ名馬と書きましたが、まさに、それを地で行っています。

新システムリリース後も、問い合わせや苦情対応で気の休まる時がなかなか訪れないと思いますが、気が抜けて、一気に疲れが出ないように。

……と、いう風にさせないのが、上司の仕事ですね(苦笑)。

とにかく、彼には、感謝のコトバしかありません。

ありがとう。

そして、もうひとふんばり、ガンバりましょう!(← ていうか、オレ)