2016年10月27日木曜日

「君の名は。」

さて、昨日の宣言により、月刊誌第1号休刊になったため(笑)、それ用に準備していた記事をこちらにアップ。

『見ブツ記 「君の名は。」の屋上屋』

そりゃ、感受性の欠片すら摩耗してなくなってしまった40代後半のおっさんですら自然と涙が出てしまうのだから、コア・ターゲットの思春期ど真ん中のコ達にとっては、ササリまくって仕方ないのでしょう。

という訳で、君の名は。である。

今さら説明の必要がないであろう空前の大ヒット作なので、作品紹介は割愛させていただくが(といっても、個人的にはごくごく単純な入れ替わりモノを想像していただけに、予想以上に複雑なストーリィで、結局、よく分からなかったのだが(いつものコト))、おそらく誰しもが、思春期の同じような時期に同じように経験する思いを、実に見事に描いている作品だと感じた。

それはつまり、何かとても大切なモノを忘れてしまったような感覚、自分は果たして運命のヒトに会えるのだろうか(もしくは、すでに会っているのに気づいていないんじゃないか)という焦り、そして、日常的に感じる「切なさ」としか表現できないような苦しさ……

それらが、たとえ、この時期特有のホルモンのせいだったとしても(笑)、誰しもが経験するが故に、これだけ多くのヒトの共感を得たのだろう。

そして、それらのヒト達のほとんどが、「若気のいたり」とか「そんな時期もあったなぁ」で忘れてしまったり、強引にフタをしてしまっているその感覚に、ある意味、臆面もなく真正面からとりくみ、美しい映像やストーリィ構成、そして、音楽を含めた巧みな演出で表現できる手腕が、新海誠監督の真骨頂なのだろうと感じた。

それにしても、どうして、大切なヒトの名前を知ろうとするコトが、あそこまで感動的なのだろう?

古来、日本人は、呪いに使われる等の理由で、よっぽどのコトがない限り、自分の本当の名前は隠しておき、その大切な自分の名前を相手に知らせるコトが恋愛の真骨頂だったと古典の時間に聞いたような気がするが(ウロ覚え)、いまだに我々にも、そういった日本人ならではのDNAが残っているというコトなのだろうか?(なので、外国では、この作品はどう捉えられるのだろうと思ったり)

とにかく、アニメーションというコトで、何かとジブリと比べられているが、なんか、あまり意味がないカテゴライズのような気がする。とにかく、新海監督がおっしゃっているように、難しいコトを言わず、良質のエンターテインメントとして、思う存分楽しめばよいのではないだろうか。

そして、最後の場面。

俯瞰している我々からすると、思わず「行けっ!行けっ!」と心の中で叫んでしまう場面だが(笑)、現実は、「このヒトが運命のヒトかも」と思っても、自分の思いに確信が持てなかったり、逆に、持ちすぎると、ストーカとなってしまう現在である(苦笑)。

だから、実際は、あの場面ではとんでもない勇気がいる訳だが、かつて、その勇気が出せなかった自分(もしくは、出せた自分)に、もう一度、映画館で会えるかもしれません。

NewImage

2016年10月26日水曜日

剪定

数年ごとに定期的に思いつくのですが(笑)、これからしばらく、書くコトを減らしていこう(ほぼなくしていこう)と思っています。

まぁ、いろいろ理由はあるのですが、そのひとつは、本業の方により時間を割く必要が出てきたというコトがあります。

……ただ、敬愛なる友人のFacebookを見ていると、その方の知人曰く、

「定期的に行っていた趣味すらできなくなったら、それが、その仕事の辞め時」

らしいのですが……(笑)

とにかく、よく言われる「充電期間」というよりは、まずは、現在の「漏電」をどうにか防いで、本当に大切なコトにエネルギィを集中しようという算段。

まぁ、今のトコロ、一番肝心な、その集中すべきポイントが分かっていないのですが(笑)。

ともかく、こちらのブログについてだけは、できる範囲でまた、更新していきます。

引き続き、よろしくお願いいたします!

 

2016年10月25日火曜日

おかあさん

気候の変化が激しく、少し前から例年恒例のムスメ鼻水がヒドいのですが、昨日から、突然、声までガラガラになってしまいました。

非常にシンパイなのですが、一方で、あまりに見事なハスキィ・ボイスに、思わず、

「なぁ、『おふくろさんよぉうおぅ』て言ってみて?」

と言うと、なんの迷いもなく、

「おふくろさんよぉうおぅ」

と言ってくれ、まったく意味の分っていないムスメと2人で大笑いしてしまいました(笑)。

素直というか、なんというか。

職場の女性スタッフに、聞かれてもいないのに、切々とムスメのコトを語っていると(大迷惑)、

「私も、小学校3、4年生くらいまでは、お父さんのコト、大好きだったんですけどねぇ」

と言われました。

……あと4年か……(しみじみ)

 


2016年10月24日月曜日

とらえかた

かなり多くのヒトが、どちらかというと新しくてキレいな家に住みたいと思っているのではないかと思います(かく言う自分もそうです)。

しかし、先日、職場で本の選書をしていたトコロ、VINTAGE HOME 2 ビンテージハウスで楽しむスタイルのある暮らし2という本を見つけました。

築何十年の家」とか「中古物件」とかいうと、ともすると、「古い」という部分に後ろ向きな感じを受けますが、同じ物件でも、「ヴィンテージハウス」というと、なんというか、とたんにポジティブな印象をもちます。

……え?ボクだけですか?(笑)

とにかく、やはり、何事も捉え方次第を再確認した次第。

……ただ、古着ユーズドは、あんまり変わんないですね(笑)。

NewImage

2016年10月23日日曜日

つきあい

今日は朝から、ムスコとともに、先日、このブログでも書いた内なる声について、ひと議論。

彼も同じようなコトがあるというので、お互い、どうして、それを無視しちゃうんだろうねぇ〜と、意気投合(?)。
まぁ、結論は出ませんでしたが(笑)。

その後は、引き続き彼と本将棋を一局。

もちろん、瞬殺で勝ちましたが(笑)、いずれにしても、少しずつ、こういったオトナの付き合いができるようになってきました。

このあと、こんなコトがさらに増えるかと思うと、ウレシくて仕方ありません。

今だって、十分に楽しいのに。

 
(新作大長編を執筆中の大先生(ムスメ撮影))

2016年10月22日土曜日

ヒーロ

ボクが大学1回生か2回生の時、とある大教室の前を通ると、スゴい人だかりができていて、そのカタマリの中から、頭一つ出ている男性がいました。

で、周りにいたヒトに、

「なぁなぁ、誰が来てんの?」

と聞くと、

寺尾だって、寺尾!」

と教えてくれたのですが、なんで、お相撲さんがウチの大学に……?と、かなり不思議に思いました。

で、あとで分かったのですが、これが、ボクが平尾誠二さんとニアミスした、唯一のチャンスでした(笑)。

ボクが大学に入った当時は、平尾さん達が、ちょうど大学3連覇をされた直後で、地元のヒトに進学する大学を言うと、みんな決まって、

「あぁ、あのラグビーの」

と言われる時代だったのですが、冒頭のようなコトもあり、その後は、平尾さんをかなり意識するようになりました。

すると、ちょうどその頃から、今度は平尾さん達のいる神戸製鋼7連覇を始めました。
その頃の平尾さんは、本当に「カッコいい」の一言でした。

思えば、ボクは完全に「スクール・ウォーズ」世代ですし、その後、平尾さんが現役を引退された後も、著書を読んだりして、さらに憧れていました。

日本代表監督時代は、もしかしたら、期待されていた程の結果は出せなかったのかもしれませんが、それでも、平尾さんのカッコよさは変わりませんでした。

今回、改めて平尾さんの年齢を知ると、ほとんどボクとかわりないのに、驚きました。
誰しもが思ったと思いますが、本当に信じられませんし、残念でなりません。

現在の五郎丸さんをはじめ、その時々でラグビィ界にはヒーロがいますが、平尾さんの輝きは、いつまでも色褪せるコトはないと思います。

ご冥福をお祈りいたします。
ありがとうございました。

2016年10月21日金曜日

前にもどこかに書いたと思うのですが(自分で書いておいて、思い出せない……)、たまに、自分の中からが聞こえる時があります。

「今、それをやっとけ!」

とか、

「今、それをやったらアカン!」

とか。

で、その声に従わないと、大抵、その後にヒドいコトになります。

実は、今日も、その声を無視したために、他のヒトに、大変な迷惑をかけてしまいました……

これだけ何度も失敗しているのに、我ながら、なぜ、その声に従わないのでしょう?

結局、自分で自分を信じていない、というコトなのでしょうか……?

 



2016年10月20日木曜日

年上部下

ご覧になった方もいると思いますが、こんな記事がありました。

年下上司 “苦手”6割 民間調査「人使い下手」「知見少ない」


ボクも数年前から、(一応)部下を持つ身になりましたが、館内では、割と早めに係長にしてもらったのと、ただでさえ平均年齢が高い職場だったので(笑)、何年も年上部下しかいない状態でした……

で、当時はもちろん、今でも、課のヒト達にこの調査のように思われているのは間違いないですのが……

ここに挙げられている理由って、年齢の上下に関係なくない?(笑)



「司書の書誌」第46回 司書の料金

先日、利用者の方から(強目の)ご意見をいただきました。

当館は、府内の図書館等に自館の本を運び、その図書館を通じて利用者の方に本をお貸ししている訳ですが、その利用者が、ネットを通じてその本の取り寄せを申し込んでからその本が手元に届くまで、あまりに時間がかかり過ぎる、某巨大ネット書店で本を注文すれば翌日に届くこのネット社会で、一体、どういうコトだ、という訳です。

お聞きすると、まぁ、いろいろ不幸な偶然が重なり(得てして、この手のご意見をいただく時は、そういった場合が多いですが)、利用者の方のおっしゃるコトももっともでしたし、お気持ちもよく分かります。

ただ、あとで考えると、自分達のコトを棚に上げる訳ではないですが、やはり、民間のサーヴィスと公共サーヴィスを無条件に比べるのは、いささかフェアではないかなと思います。

まずは、そのサーヴィスを受ける際の対価、つまり、料金です。

「図書館の本は無料で読める」という言い方をしますが、もちろん、これは正確ではありません。
本屋さんやネットショップのように、その場での支払いはありませんが、「税金」という形で、(事前に)対価を払っています。

しかし、税金の中には、図書館以外にも、日々の生活にかかる様々な公共サーヴィスの費用(医療、教育、交通、安全……)が含まれており、正確には算出できませんが、こと図書館の、その本を利用するために使われている金額は、その内のごくわずかになります。

一方、ネットショップに頼めば、本の代金プラスある一定の購入額以下の場合は郵送費もかかります。
ただ、この場合は、図書館とは違って本を所有できますので、やはり、一概に図書館と比べる訳にもいきません。しかし、そうは言っても、図書館から本を取り寄せるよりは、多くの料金を払っているの間違いないでしょう。

「公共サーヴィスは安い料金しか払っていない。だから、サーヴィスの質が低くてもいい」という訳ではありませんし、もしかしたら、そういった意識が見え隠れするあたりが、昨今の民間委託への動きにつながっているのかもしれません。
ただ、公共サーヴィスの目的が、市場外の経済を担い、まずは、最低限でも、くまなくサーヴィスを提供するコトである以上、それに応じた対価を払い、(対価さえ払えれば)無制限に最高のサーヴィスを受けられる民間と同様に比較するのは、やはり、いささか無理があるのではないでしょうか。

「高い税金を払っているのに!」というお気持ちや、類似の民間サーヴィスと比較したくなる気持ちはよく分かりますが、そもそも、趣旨や目的が違うことをご理解いただけるとありがたいのですが……

2016年10月19日水曜日

同窓生

今、職場に図書館実習生が来ています。

で、自分と同じ大学の後輩なので、たまたま、エレベータで一緒になった際、ホンの軽い冗談のつもりで、

「あなたが生まれた頃に、大学に入ったんですよ」

と言ったあと、実際に生まれた年をお聞きすると……

ホントに、(ほぼ)そうでした(泣)。

なんなら、もう、おとうさん……

 

2016年10月18日火曜日

連載第23回

いよいよ1周年へのカウントダウンですが(笑)、今号も、無事、更新されました。

「本日もコロッケカレーで。」

このシリーズを書く時は、以前から漠然と考えたり、疑問に思っていたコトを2週間でまとめて書くようにしています。

なので、既に、23個の自分の疑問に自分で答えている訳ですが(笑)、それでも、まだ、何かしら出てきますね。

読者がいるのかいないのか全く分からないのですが(苦笑)、まぁ、自分にとってのセルフ・カウンセリングというコトで(笑)。

2016年10月17日月曜日

血統

数年前、ボクの実家から、ムスメにもらったマイクのおもちゃがあります。

NewImage

何曲かカラオケプリセットされていて、それに合わせてを歌い、アイドル気分を味わうアイテムだと思うのですが(笑)、昨日から、突然、ムスメがこのマイクをもってきて、

「とぉちゃん、お笑い(漫才)やろう」

と言い出します(汗)。

で、何かと用事があり断っていると、ついに、しびれを切らしてヨメにオファ。

ついに相方を得たムスメが、2人でネタを考えだしたので、

芸人さんは、ネタ帳というのを持っていて、常に、それにおもしろいコトを書いているんだよ」

と言うと、さっそくノートを取り出してきて、一所懸命、そのノートに書いています。

で、ボクの用事が済んだあとに、最初の部分だけお披露目してくれたのですが、これが、大爆笑!

……隣にいたムスコは、ぽかーんでしたが。
(身内への採点は甘くて、すいません。 > 寮生)

それにしても、もちろん、こちらからさせようとした訳ではありませんし、そもそも、テレビをほとんど見ないので、漫才なんかほぼ見たコトがないはずなのに、この行動……

やはり、より育ちなのか?

いずれにしても、ビバ・関西人!(笑)

2016年10月16日日曜日

イメージの共有

特に女性に多いかもしれませんが、

「自分のウチ(部屋)をカフェのような(笑)おしゃれ空間にしたい!」

というのは、誰しも願うコトだと思います(多分)。

ただ、子どもが小さい内は、トコロ構わず謎のシールを貼られたり、片付けてもスグに散らかされたりして、もう少し大きくなるまではムリだよなぁ……とあきらめているのではないでしょうか。

自分もそんなひとりでした。
(まぁ、一人暮らしの時もできてなかったんだけど)

それでも、やはりあこがれはありますので、先日、リビングムスコお絵かきに付き合いつつ、何気なく見ていた『CASA BRUTUS』を彼に見せ、

「なぁ、とぉちゃん、実はこんなおウチにしたいねん」

と言うと、

「なんだ、そうだったのか」

との答え。

なんだ、そうだったのか!(笑)

なんとなく、言っても分からないと勝手に思い込んでいましたが、子ども達は、別に、親のやりたいイメージ(おしゃれ部屋)をわざわざ壊そうとして散らかして訳ではなく、そもそも、親がどうしたいかのイメージ自体が伝わっていなかったんですね。

もちろん、それが伝わっても、それに従ってくれるかどうかは分かりませんが(笑)、しかし、それでも、まずは、こちらのイメージが伝わっていなければ、従うも何もありません。

……と気づくと同時に、これってもしかして、子どもに対してだけではなく、オトナ同時でもたくさんあるんじゃないかと思った次第。

日頃、つい、

「どうしてあのヒトは、いつもああなんだろう」

とか、

「どうして、こうしてくれないんだろう」

とか思いがちですが(思いがちなのか)、もしかしたら、こちらのイヤのコトをしているつもりなんて毛頭なく、単に、こちらの思っているイメージが伝わっていないだけかもしれません。

……繰り返しますが、伝わったらそれにしたがってくれるという保証はありませんが(笑)、しかし、それでも、まずは、伝わっていない内から、いらぬストレスを感じているのかもしれません。

という訳で、少しづつ、部屋の改造を開始。

すると、ムスコにはさっそく、

「なんで、シール隠したの!」

と怒られましたが(笑)。

NewImage

2016年10月15日土曜日

季節到来

今朝、ボチボチ準備をして仕事に行こうかと思っていると、寝室から、眠気まなこムスメがやってきて、

「とぉちゃん、朝のお散歩に行きたい〜」

という訳で、かなり時間的にはアブなかったのですが(笑)、新シーズン1回目に軽く行ってきました。

天気気候もよく、朝から最高でした。

また、しばらく、続くかな……
(ただし、ジュウオウジャーにはかなわない(笑))

 


2016年10月14日金曜日

経験

今日は仕事で、舞鶴の方まで行っていました。

……と言っても、ボクは運転していただいているクルマに乗っていただけですが……

それはともかく(笑)、気候天候も最高で、本当にキモチのよい道中でした。

で、市内とは違う素敵な風景を見たり、舞鶴で、海の近くならではのお昼ご飯を食べていて、ガラにもなく、

「あぁ、これを家族にも味あわせたいな……」

と思ったりしました。

……ボクが運転をすれば、スグにでもできるのですが……

 
(お出迎え)


2016年10月13日木曜日

大きなチカラ

きっとボクだけではないと思いますが、フと気がつくと、家の中にあるモノの多さガクゼンとする時があります。

ボクの場合はだったりしますが、お子さんのいるおウチならおもちゃだったり、女性なら、カバン等……(笑)

しかし、言うまでもないコトですが、それらをウチの中に持ち込んだのは、他ならぬ自分なんですよね(苦笑)。

持ち込む際には、全くたいした労力じゃないのに、片付ける時の大変さといったら……

全く場違いなのかもしれませんが、つくづく、「継続はチカラなり」だったり、「チリも積もれば山となる」を実感する場面です(笑)。

NewImage
(どゆコト?)

「司書の書誌」第45回 司書の無制限

Amazonの定額読み放題サービス「Kindle Unlimited」が、提供出版社に断りなく、コンテンツの一部(出版社によっては全部)を削除していた(Unlimitedのラインナップからはずしていた)コトが分かり、(少なくとも、我々の界隈では)大きな話題となっています。

この件については、Amazonと提供出版社の双方に言い分があると思いますが、それはともかく、それだけ簡単に、かつ、大量のコンテンツに一気に変更があるのは、とりもなおさず、ユーザが一番混乱しますし、大きな迷惑を被ります(被りました(笑))。

考えてみれば、図書館の本も、基本的に定額(というか、無料)の読み放題サービスと言えます。

もちろん、Kindle Unlimitedと比べると、同じ本を同時に何人かで借りるコトはできませんし、(わざわざ)図書館まで行く必要があります。
一方、貸出上限はAmazonにもありますし(一時に10冊)、それこそ図書館では、ある本が急に読めなくなったり、ある特定の出版社の本が突然、一斉になくなったりというコトはありません。
(ただ、書庫スペースの関係等から除籍される本があったり、ごくまれに、不幸な事件が起こったりはしますが)

Kindle Unlimitedが登場した時には、これで図書館も必要なくなるのではという論調もありましたが、なかなか、そうは簡単にいきません。
それは、言うまでもないコトですが、「営利を目的とするかどうか」が、両者の最も大きい違いとしてあるからです。

もちろん、営利追求を否定するつもりは全くありません。
その目的のお陰で、ボクを含めた多くのヒトが、(いろんな意味で)喜ぶ、楽しめるコンテンツが提供されるからです。

ただ、前にも書いたように、売られている本には、純然たる”商品”としての面と、公共に資する”文化財”としての面が、分かちがたく混在しています。

公共図書館は、主に後者の面を考慮して制度設計をしていけばよいですが、Kindle Unlimitedをはじめとした電子書籍発行企業はもちろん、書店や出版社等、売られている本を生業をしている方達は、まずは、前者の面を安定して整えていかないといけませんし、もし、それが十分にできなければ、後者の面について、考える余地がなくなります。
そうすると、前者の面を構成する「企業としての判断」が、なによりも優先される場面があるかもしれません。

いずれにしても、エンドユーザから対価をもらってサービスを提供しているという点では、図書館も企業も全く同じ。

今回の件は、改めて、「何も最も重視するか」を考えるきっかけになるのではないでしょうか。

2016年10月12日水曜日

突然

家の中もそうですが、職場に行ってみると、早退したヒトや、マスクをしているヒト、さらに、全く声が出ないヒトがいました。

ラジオを聞いていたトコロ、この3日10度も気温が下がったとのコト。

確かに、暑い暑いって騒ぎ過ぎて申し訳なかったけど……

いくらなんでも、極端すぎ!

 

2016年10月11日火曜日

コンデション

今日のムスコは、発熱でお休み。

幸い、ボクは休みでよかったのですが、早くも、小学校6年間皆勤賞の夢が絶たれてしまいました……

ただ、目に見えて回復しているので、また、改めて連続試合出場を更新していって欲しいです(笑)。

一方のムスメは、今日から秋冬制服衣替え

先週までは、「これで制服が変わったら、暑くてしょうがないやろ……」と思っていましたが、よくデキたモノですね(笑)。

予報を見る限り、さすがに、今度ばかりは30度台には戻らなさそうです。

実にありがたいですが、途端に花粉なのか、超グズグズ

ついに、疲れ1年中抜けなくなりましたし(苦笑)、万全の体調よ、いずこへ〜(泣)

NewImage

2016年10月10日月曜日

敬意

昨日の続き。

最近のゴキは、昼間も堂々と出てきますし、見つかった時も、昔のように必死に逃げません。

「ツブしたいなら、どうぞ」

と言わんばかりに、くっわ〜歩いています。

先日のイラク戦のあと、本田選手が、

「(本来、格下であるはずのイラクに)日本に対するリスペクトが感じられない(つまり、ナメられている)」

と怒っていましたが(まぁ、それ自体、失礼なハナシですが)、まさに、そんな感じ。

最近のゴキは、人間に対するリスペクトがないのかっ!!

……最初からないか、そんなモノ(笑)。

NewImage

2016年10月9日日曜日

トンネル効果

全く自慢できるハナシではないのですが、我が家には、ちょいちょいゴキが出ます。
それも、どちらかというと、超チビのヤツ。

本格的な対応をして、だいぶマシにはなったのですが、とにかく不思議なのが、彼らは、必ず、どこかを伝って出てくるはずなのに、気が付くと、いつも目の前に、突然、現れるコト。

まさに、量子力学(よく知らない)。

とにかく、出てきた時と同様に、いつの間にか消えていて欲しい……

NewImage

2016年10月8日土曜日

ムスメ運動会

今日は、ムスメ運動会でした。

NewImage

ムスコの運動会には仕事で行けず、もし、今日が延期だったら、ムスメの運動会にも行けないスケジュールだったのですが、あいにく、予報、しかも、実際に起きてみたら、降ってはいないモノの、今にも降りそうなどんより天気

やきもきしながら、予定時間まで保育所HPでの発表を待っていると……

なんと(?)、決行

急いで準備をして行ったのですが、結局、運動会の最後まで雨は降らないどころか、途中で晴れ間も出て、暑いくらいの事態に。

「(おそらく)決行を決めた園長先生、もってますねぇ〜」と、他のおかあさんとしゃべっていたのですが、そのおかあさん曰く、どうも、この保育所で、運動会の延期は記憶にないとのコト。

そう、カトリック系の保育所なので、これも、天のおとうさまのおかげなんですね(本当に)。

さて、肝心のムスメですが、練習時からかなり気合の入っていたかけっこは見事(4人中)1位ダンスキレっキレでしたし、他の競技も、とてもしっかりできていました。

さすが、数日前から洗濯計算をして、当日に勝負パンツを合わせてきただけはあります(笑)。

ただ、そういう結果以上に、実に楽しそうに、一生懸命とりくんでいるムスメの姿を見て、本当に幸せなキブンになりました。

……なのですが、一方のムスコ

お義父さんお義母さんも来てくださるというので、会場まではどうにか連れて行ったモノの、OBが出場する競技があったのですが、ボクらはもちろん、周りのお友だちや、なんなら、そのおかあさん達にさんざん促されながらも、結局、出場せず

理由は、「障害物競走イヤだから」……

ある意味、頑なに自分を通すのは立派ですが……

まぁ、そんなコトもありながら(笑)、今年も、最後まで、無事に運動会を終えるコトができました。

終了後は、お義父さん達も一緒に、みんなでお昼ごはん。

小学校に勤めるヨメも含め、毎年、この時期は、本当に天候に悩まされますが、それでも、とにかく、楽しい1日でした。

天のおとうさま、本当にありがとうございました!
(逆に(?)、見てるはず)

NewImage

「司書の書誌」第44回 司書の目録

本来は、しばらく休んでいるこちらのブログで書く内容なのですが(笑)、「図書館目録」の世界では、「FRBR」(Functional Requirements for Bibliographic Records:書誌レコードの機能要件)という考え方があって、これからの目録規則は、基本的に、この考え方に則って改訂されていくと思われます。

……といっても、大抵の方は、何のコトだかサッパリだと思いますが(笑)、実は、意外と身近で関係しています。

例えば、今、みなさんが何らかの図書館目録で、『すべてがFになる』(以下、『F』)という本を検索し、2件の検索結果があったとします。

しかし、これは、2種類の全く異なった『F』という作品がある訳ではなく、同じ『F』という作品の、ノベルズ版(新書版)と文庫版がヒットしているコトが分かりました(この本には、いわゆるハードカバー版がないですが、本によっては、それも含め、3種類(以上)表示される場合もあります)。
つまり、この場合、内容としては同じ作品が、目録上は“違うモノとして”2件表示されるコトになります。

もちろん、文字が大きい方がいいとか、持ち運びやすい本がいいという理由で、本の判型が重要な要素になる場合はありますが、それでも、その作品がその図書館にあるかどうかが最優先事項だと思いますので、いきなり、同じ(ような)タイトルの本がいくつも並ぶよりも、まずは、自分が探している本があるかどうかが確実に分かり、そのあとで、(あるのなら)どの判型を選ぶという流れがよいのではないでしょうか。
そもそも、同じ作品が何らかの理由で2件以上別々にヒットすると、せっかく図書館により求めているモノがあるのに、それに気づかないという事態も発生してしまいます。

さらに、同じ作品でも、電子版大活字版がある場合もあるでしょうし、もっというと、『F』の場合なら、図書館に所蔵している例は少ないとは思いますが(笑)、漫画版アニメ版、さらには、ドラマ版もあるので、可能であれば、『F』で検索した時に、それらも一度に検索できれば、さらに便利ではないでしょうか。

そこで、FRBRという考え方が出てきます。

詳細は省きますが(というか、ボクがよく分かっていない)、FRBRという考え方では、まず、作品には、「著作(Work)という抽象的なレベルがあり(『すべてがFになる』という作品そのもの)、その次に、その作品がどのように表現されているかという「表現形」(expression。この作品の場合、先程出てきたアニメ版やドラマ版の他に、いくつかの外国語版もあり、全く違う形式で表現されているモノがあります。また、古典作品の場合なら、現代語訳版等がこれにあたります)というレベルがあり、さらに、その同じ表現形の中でも、それが、どんな形式(ノベルス版、文庫版や、電子版等)で発行されているかという「体現形(manifestation)というレベルがあり、その次に漸く、物理的なそれぞれの本の単位(「個別資料(item)。現在の図書館でいう「ローカル」とか「所蔵」という単位)で捉えようとします。

残念ながら、今の日本の図書館目録で、その考え方をキッチリ生かしているモノはまだないと思いますが、実は、不完全ながらも、一部、それを実現している目録が、図書館以外の、みなさんがよくご存知のトコロにあります。

そう、Amazonです。

少し前から、Amazonである本(例えば、『F』)を検索すると、「その他の形式およびエディションを表示する」というカタチで、その作品の文庫版やKindle版が同時に表示されます。

もちろん、Amazonの場合、「売らんかな」が目的なので、現在、購入が可能な媒体のみ(ただし、その中には中古も含まれる)なので、資料全体としての網羅性はありませんが、Amazonとしての目的は十分に果たしていますし、利用する側も、このカタチでの表示が便利だと思っている方は、多いと思います。

ただ、残念ながら(?)、現在買える本でも、出版社が違う場合は、一緒に表示されません(ちなみに、同じ文庫の出版社の違いは、FRBRの何形の違いか分かりますか?)。
この辺りこそ、図書館の真骨頂だと思うので、できればAmazonより先に実現したかった……(笑)

とにかく、この件は、進化論で言うトコロの「収斂の法則」というか、“みんなの便利”という同じゴールを追求すると、別の道からでも、結局、同じトコロに行き着くという、いい例なのかもしれません。
(もしくは、Amazonの中に、図書館情報学をおさめているヒトがいる可能性は、十分考えられますが)

2016年10月7日金曜日

方言?

「押しピン」「ツレ」全国では通じない...関西人が標準語だと思っている関西弁12コ

これにはちょっとハズかしい思い出があって、大学京都に来たての頃、こちら(滋賀)の親戚のおばちゃんに、

「お前も、大学生になったら、ツレができるやろうし」

と言われ、「連れ合い」からの連想で、てっきり「彼女」のコトだとばかり思い込み、

「いや〜そんなコトないですよ〜(半笑)」

という、こちら的には意味不明の反応をしてしまいました(笑)。

記事の中に「いがむ」がありますが、こちらのヒトは「いごく」(うごく)とかも言いますよね。
つまり、「ゆ」「い」になるのだと思いますが(東京の「ひ」「し」になるようなモノ?)、他にも、京都の一部には、「ぜんぜん」(全然)を「でんでん」と発音するヒトも。

こういうのは、いわゆる「方言」とは違うのかもしれませんが、気がつくと、なぜかちょっとウレしい(笑)。

NewImage

2016年10月6日木曜日

一閃

ホーム1敗1分じゃ、さすがに、アメリカ大会以来の自国出場なしを覚悟せな……と思った矢先の一撃

内容展開に不満の方は多いかもしれませんし、できれば、余裕のブッチギリ勝利の方がいいのかもしれませんが、予選は、とにかく勝つコトがなによりも大切なので、まずはよかったです。

それにしても、香川長友の出場がなく、岡崎本田が交代してからの逆転勝利。
なんか、ひとつの時代が終わろうとしているのかもしれません……

ただ、そういった世代交代の時期だと思うと、中田カズを押しのけ、本田中村を追いやった(あくまでも、無責任な見立て)感じの雰囲気を持っているヒトが、どうも、見当たらないんですよね。

今のトコロ、そのポジションにいるのは清武?原口?、それとも、浅野?

NewImage

2016年10月5日水曜日

出会い

実は、今朝、ラジオに出演していました。

 

……といっても、5分ですが(笑)。

職場の取り組みを紹介する番組なのですが、開局以来、今でも毎朝聞いている番組、そして、DJの方にお会いできるというので、出演が決まってからずっと楽しみでした。

スタッフの方にも丁寧に対応いただき、本番も、とてもエキサイティングで、楽しかったです。

……のですが、問題がひとつ。

職場に帰ると、放送を聞いていた他の職員からは、

「緊張していて、めちゃくちゃ早口だった」
「もう一回、リベンジやね」

とのコト。

しゃべりがヘタなのは今に始まったコトではないのでいいのですが、実は、自分では全く緊張していたとは思ってなくて、数カ所カンだ以外は、まぁ、控えめに言って「大成功」(初めての出演にしては)と思っていたのです。

自己採点、甘過ぎ(笑)。

という訳で、自覚があれば直しようがありますが、そうでないので、どうやって修正したらよいのやら……

それから、

shimanyさんでも、緊張するのか」

って……

今日はともかく、するわっ!(笑)

とにかく、人生2回目のラジオ出演、といっても、最初は、小学校の時、しかも、電話出演(お相手は、土居まさるさん)だったので、実質的に、初めてのラジオ出演で、とてもいい経験をさせてもらいました。

……しかし、原稿なしの出演だったら、どうなってるだろ?(笑)

 

そして、午後は、絵本ちゃん店長の谷文絵さんのご講演。

講演自体は、なんというのか、これぞ、ボクの理想の女性の関西弁トークで、久々にヒトの話を聞いて大笑いしてしまいました。

しかし、さらに感銘を受けたのが、講演の前後で、主催者特権で聞けた、これまでの地域での活動のお話。
ご本人の雰囲気でダマされてしまいますが、本当に熱く、強い使命感を持っておられるヒトだと感じました。

今日はありがたいコトに、午前と午後で、いわゆる有名人お二人にお会いした訳ですが、簡単にいうとオーラというか、やっぱり、雰囲気が違う。

どうしたら、ああなれるだろ?

 

2016年10月4日火曜日

連載第22回

今号も、無事、更新されました。

「本日もコロッケカレーで。」

いくら趣味楽しみとはいえ、実際に自分でやってみて、改めて、雑誌を、しかも、長い間続けて出すコトの大変さを実感。

「仕事だから」が、いかに強制力があるコトよ……

2016年10月3日月曜日

「れっしゃざっし」10月号

少し遅くなりましたが、今月も、無事、発行!

 

そして、ボクの連載も(笑)。

Kたくん No 3

内容的にはいつもと変わりありませんが(笑)、今回から、なんと、「フル・デジタル」での作成。

……といっても、こちらも見た目上、全く何も変わりがありませんが(笑)、逆に言うと、そういった手書きの雰囲気を、簡単に再現できるようになっているというコトかと。

ともかく、編集長の影響で自分も雑誌を出しますし、負けてはいられません!(笑)

という訳で、「らいげつも おたのしみに!」


 
(今月号は、ついに全身像の編集長(笑))

2016年10月2日日曜日

クリエイティブ・マインド

副編集長(ヨメ)からのダメ出しで、若干、発行が遅れている「れっしゃざっし」10月号
それでも、あとは、印刷だけを残すだけになりました。

すると、ムスコ編集長は、

「よし!10月になったから、11月号を書こう!」

と言い出し、今日の午後に、自分の書く部分は、すでに完成させてしまいました(笑)。
(あとは、ボクのマンガと、ヨメにしてもらう写真の加工を残すだけ……)

彼を見ていて思うのが、新しいモノを作るのに、なんというか、衒いというか、気負いが全くないんですね。
だから、どんどん新しいモノを作れていく。

それに比べ、ボク(だけでないと思いますが)の場合、何かを作ろうとすると、実際に取り掛かる前にいろいろ考えてしまい、そして、結局、考えるだけで、何も生み出せないというコトが多々あります。

プロだったり、スグに評価をされる訳じゃないのに、何をそんなに恐れているのでしょう?

まぁ、自分のチカラやセンスのなさ直視するコトなのですが(苦笑)、そんなの関係なく、自分の作りたいモノを素直に作り続けるムスコの姿に、非常に感銘を受けます。

見習おう。

(ムスメが巨大遊具で遊んでいる間も、全くお構いなく、地面に埋まっている石の発掘を続けるムスコ博士) 

2016年10月1日土曜日

初運動会

今日はムスコ小学生になってから初めての運動会

……と言っても、ボクは仕事で見に行くコトができませんでしたが(泣)。

おそらく、勤務の交代をお願いしていたら、代わっていただけたと思うのですが、10月の週末は、他の日も何かと予定がつまっていたり、そもそも、直前まで雨で中止の可能性が高く、結局、そのままにしていました。

というか、ホント、今朝、起きたあとも、ずっと中止だと思っていました。
「実施」のメールが来て、ある意味ビックリしましたが、結局、雨は降らず、最終的には晴れ間も出る等、学校側の絶妙の判断でした。

持ってるな、校長

それはともかく(笑)、お義父さんお義母さんも来てくださり、ヨメが撮っておいてくれた動画も見る限り、なかなか楽しそうに、かつ、一生懸命やっている様子が見れて、よかったです。
(あいかわらず、ぼーっとはしていますが(笑))

という訳で、来週は、ムスメの運動会。
こちらは、なんとしてでも……(笑)

ところで、数日前、今日に加え、もし、雨で延期になった場合も、大事な仕事が入ってしまい、

「とぉちゃん、どっちにしても見に行けないわ……」

と言うと、

「うん、ええで」

と、ごく簡単に了解してくれたムスコなのですが、ヨメが、

「かぁちゃんも、延期になったらお仕事で行けないわ」

と言うと、

「え〜〜〜〜〜っ!!」

と、突然、半泣きで抗議するムスコ。

……なんでやねん!!(笑)

NewImage

「月刊 Born to Play!」創刊!

ついに、ボクも予告どおり(笑)雑誌を出しました!

TBGQM3U9TP6jpIZk8ZzW6w thumb 1615

記念すべきVol.1の内容は、

【連載】shimanyのラーメン放浪記
【特集】"岡崎"の現在
【連載】見ブツ記 ーアジア最終予選開幕ー
【連載小説】「Cybrarian is eating breakfast」
【連載四コマ漫画】「帰ってきたとん平君」

となっています。

つまり、自分の書きたいモノを書いただけ(笑)。

それでも、さっそく家族全員に配ると(笑)、思いの外好評で、ウレシい誤算。

で、肝心のPDFファイル……じゃなかった、電子版は、こちら(ちょっと、重めです)。
アクロバットの印刷で、「小冊子」「両面印刷」 を選んでいただくと、いい感じにできあがると思います(多分)。
また、もし、紙版のご要望があれば、お知らせください。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします!

……ところで、「月刊」といえば、普通、毎月発行されるモノですが、果たして、来月はどうなるのでしょう……(笑)

月刊 Born to Play! 10月号