いつも、ライブを見させてもらったあと、リーダには感想を送っているのですが、今回は特にお世話になったので、そのお礼を兼ねて、先日のライブの感想を書きたいと思います。
(全くお礼になっていないという感じもしますが)
今回のライブを見ていても、つくづく、バンド全体に長時間イベントのトリを担うだけの貫禄というか、ある種のオーラが出てきなぁと思います。
当日の他のバンドさんがMCでおっしゃっていたのと同じように、つい最近まで「初心者の集まり」と言っていたコトを思うと、まさに隔世の感というか、リーダをはじめとしたみなさんの努力に、本当にアタマが下がる思いです。
ただ、正直な感想を言うと、今回は、(全く比べる必要は全くないのですが)スーパーストロングオーケストラさんの方が、ブラスの数は少ないのに、さらに迫力があり、思わず「かっこいい……」と呟いてしまいました。
で、自分なりにその理由を考えてみたのですが、ひとまず、「一体感」かな?という結論にいたりました。
たとえば、バルサのサッカーって、もちろん、個々人のテクニックの素晴らしさも楽しいですが、それ以上に、その11人が見事に連携し、まるで一つの生き物のようにゴールを達成する姿に、人々はより大きな感動を得ると思うのです。
自分達が演奏して楽しければよいというのであれば、今でも十分ですし、それで何も問題ありません。
ただ、もし、その先の、見る人達をより楽しませようと思うのであれば、次はそこかなと思いました。
で、先のバンドさんとの、ごく簡単に気づく違いは、楽譜を見ながら演奏していたかどうかです。
自分でも経験がありますが(ボクの場合は、本当にたまにでしたが)、楽譜がないと(暗譜していると)、より、他のヒトの演奏が聞けるんですね。
すると、自ずと、一体感につながると思うのです。
そのことに気づいているのか、既にリーダをはじめ、一部のメンバは挑戦しているようですが、単に「楽譜を見ないで演奏しよう」と言っても、なかなかウマくいかないのかな、と。
だって、やっぱり、暗譜って大変ですし、「なんでやねん!」と(笑)。
ただ、その先のビジョンを示せば、もしかしたら、少しは違うのかもしれないと思うのです。
よく、ありますよね。
同じレンガを積む仕事をしていても、ただ、単にレンガを積むのが仕事だと思っているヒトと、自分は壁を作るために積んでいると思っているヒトと、さらに、その先の教会を作る一部として自分はレンガを積んでいるんだと思っているヒトでは、全く違うというハナシ。
楽譜をなくすのが目的なのではなく、最終的に、バンドがひとつになるための手段なのだと。
最近、以前にも増してTpのハイトーンがスゴくなっていると思います。
けど、そこで満足・安心するのではなく、今度はTpパート全体として、ピタっ!!と合わせる。(特に、Septemberで(笑))
そうすれば、さらに高次の感動を生むと思うのです。
なんか、まるでディスってるみたいですが(謝)、全くそんなコトはなく、毎回、本当にライブを楽しみにしています。
ただ、スーパーストロングオーケストラさんに感動したのも事実なので、さらに、そうなって欲しいための、なんていうのか……ボクなりのお礼の気持ちと思っていただけると幸いです(思えない)。
自分は全くデキないのに、エラそうにすいません。
ただ、みなさんの場合、意外とすぐそこに見えているような気もするのです。
本当に。
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