2016年8月1日月曜日

スープについて

実に、約1年半以上前に書いたチャーシューについて以来の第2回(笑)。

醤油ラーメン、味噌ラーメン、塩ラーメン、トンコツラーメン、Wスープ……

らーめん好きと言いつつ、正直、そこらへんの違いがよく分かっていなかったのですが(おいおい)、いくつかラーメン本を読んでいて、漸く少しだけ分かってきました。

まず、いわゆる、トンコツとか鶏ガラとかいうのは、スープ出汁(ダシ)なんですね。

そして、なんか、最初にドンブリかき氷シロップをかけるみたなヤツで入れる「タレ(返し)を、その出汁で割るとスープになるといった感じのようで、その「タレ」にあたる部分が醤油だったり、味噌だったり、塩だったりするとのコト。

つまり、「醤油ラーメン」と「トンコツラーメン」では、全くカテゴライズの軸が違うのですね(他にも、博多ラーメン札幌ラーメン等、土地によるカテゴライズもあります)。

日本ラーメン秘史という本によると、
ラーメンのスープは、「ダシ」と「タレ」を合わせて作られる。
(略)
タレをダシで割ったものがスープとなり、それぞれの組み合わせで多種多様な味のラーメンができあがる。
とされ、さらに、ラーメン二郎にまなぶ経営学という本によると、上記の2つに、さらに、「油」があると書かれています。

つまり、

「スープ」=「タレ(返し)」+「出汁」+「油」

という訳です。

ダシ(出汁)には、トンコツや鶏ガラの他にも、牛骨魚介(鰹節・鯖節など節系、煮干し)、さらに、それらの動物系と魚介系を足す、いわゆる「Wスープ」等の「ブレンド」があり、「油」については、背脂(ブタの背中の脂身)や動物油を使う方法があるとのコト。

背脂は、京都でお馴染みの「背脂ちゃっちゃ系」で使われ、少し前には、その名もセアブラノ神というお店もできました。
さらに、油については、以前、拉麺小路で、確か北海道系のラーメンを食べた時、スープが完全な二層になっていて、上層は、油だけの層でした。

これは土地柄、寒さでスープが冷めないようにする工夫のようですが、かなり、おなかにキますね……(あまり飲まなければいいだけですが(笑))

とにかく、これら3種の組み合わせで、無限(← 言い過ぎ)の組み合わせのスープができる訳ですが、この他にも、この方程式にのっとらないスープもたくさんあると思います。

やっぱり、いいな、ラーメン。
今後も、思いついた時に、研究の成果を発表します!

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(で、これは?(笑))

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