およそ、自分の子どもに将来こうなって欲しいとか、一緒にこんなコトがしたいといった、ごく普通のおとうさん感覚が皆無の自分ですが、なぜか(でもないか)唯一、「ムスコと一緒にヒーロモノの映画を見に行きたい」と、長い間思っていました。
そして昨日、ついに、その夢がかないました!
スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号
ムスコの一番仲良しのおともだちと、彼のおとうさんとご一緒したのですが、相変わらず、自分でお誘いしておきながら、チケットの手配から、クルマでの送迎まで、すべてお世話になってしまうという体たらく……
しかも、9時の上映会の前にドライブとの握手会があるというので、さらに無理をお願いて、お休みの日の早い時間に来ていただいたのですが、フタを開けてみると、公開2日目で、ドライブも来るというのに、なんと、ガラガラ。
こんな感じ。
カッコいいポーズが、決まれば決まるほど……(涙)
ホント、直前の8時半まで(おそらく)東京で戦っていたのに、トライドロンをスッとばして9時に京都に来てくれたドライブに申し訳ない……
まぁ、それでも、ムスコは無事、ドライブとタッチと写真撮影もできて、非常に喜んでいました(思わず笑ってしまうくらい緊張してましたが(笑))。
で、肝心の映画ですが、よく、「最近の仮面ライダは難しすぎて、子どもには分からないんじゃないか」と言われますが、なんのコトはない、オトナにとっても十分難しく(笑)、正直、ストーリィ自体はよく分かりませんでした。
しかし、それでも、シーンとしてみれば、我々おとうさん世代のツボも充分抑えてくれており(個人的には、特に効果音)、思わず、ムスコそっちのけで、「カッコい〜っ!」とツブやいてしう場面が多数ありました(笑)。
ただ、いろんなライダが一緒に登場してくれるのはもちろんウレしいのですが、とにかく、その数があまりに多過ぎて、ライダ達のコモディティ化がハンパない。
それぞれ、1年(もしくは、それ以上)主役を張ってきたヒト(?)達なのに、去年の主役なんか、単なるやられキャラみたいになっていました。
また、おそらく、自分がちゃんと物心がついてから最も見ていたブラックの倉田てつをさんも出演されていたのですが、宣伝ポスタの段階では、あまりにアレ過ぎて、倉田さんだと気づくのに、だいぶ時間がかかりました(実は、今でも半信半疑)。
そもそも、「改造人間は歳をとるのか」という大きな疑問があるのですが(笑)、そういう意味では、「平成ライダー対昭和ライダー」に出演していた藤岡弘さんは、驚異的だったかもしれません(まぁ、その代わり、改造人間なのに太っていましたが)。
あと、オトナの事情とはいえ、ニンニンジャーが出てくるのは、どうなのでしょう?
逆に、興ざめではないでしょうか?
……と思って、ムスコに意見を求めると、なんと、彼にとっては、そこが一番よかったとのコト(笑)。
大事なのはメインの顧客なので、まぁ、しょうがないですね(ただ、今や、どの層がメインの顧客か分かりませんが……)。
とにかく、積年の希望がかなっただけでなく、ムスコの友達とそのお父さんともご一緒できたのも本当にウレしい体験でし、さらに上演前には、筋金入りの友人にも、無事、遭遇でき(笑)、とにかく、夢のような体験でした。
今週末は、土曜日には、毎年恒例の嵐電フェスタに、これまた、映画に一緒に行ったご家族と遊びに行き、さらに夕方からは、久々にバンドの練習にも行ったという、超充実ぶり。
これ以上ない贅沢で幸せな週末。
これも、すべて、家族のお陰。
ありがとう。
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