2016年3月10日木曜日

「司書の書誌」第14回 司書の姿勢

ご存じの方もいるとは思いますが、我が館のリプレイスが終了し、3月1日再開館いたしました。

これまでとハード・ソフトとも業者が代わり、ほぼ全面的な入れ替え・再構築だった上に、多くの職員が再開館直前にインフルエンザを罹患し、ホント、どうなるコトかと思いましたが、どうにか、最初の1週間を終えるコトができました。

これも、全く頼りないシステム担当の主任(つまり、オレ)をフォローしてくださったみなさんのおかげです。
相変わらず、誰も見ていませんが(笑)、本当に感謝しています。
ありがとうございました!

……で、ここまでは、割といいハナシなのですが(笑)、初日のコールセンタのような様相は落ち着いたモノの、毎日のように質問や、場合によっては、かなり強い口調の「ご要望」を電話で受けたり、市町村の図書館からは、システム上のメッセージをまだまだ多く届きます。

また、既存のシステムでは設定漏れやミスがあったり、こちらの意図どおりに動かなかったり、新たに構築したシステムでは、まだまだ不具合も見つかります。

とりあえず、慣れるだけでも一苦労なのに、ガマンして使っていただいている利用者や市町村図書館の方たちには、本当に申し訳ないです。

また、今回はホームページもリニューアルしました。

ずっと古式ゆかしいホームページだったので、この機会に一気に現在のトレンドを取り入れるべくガンバったのですが、それはそれで、一部の利用者の方には、かえって使いにくくなったようです……

ヒトは大抵、いいと思ったり、まぁ、ガマンできるかと思った時には何も言わないので、ポジティブな評価はほとんど耳には入ってこず(それゆえ、数少ない好意的な評価は、非常に心に滲みます(笑))、日々、そうではない電話ばかり受けていると、

「これでよかったのかなぁ」

とか、

「ヤラないほうがよかったのかなぁ」

と、弱気になったりもしてしまいます。

ただ、まだ、調整は必要なモノの、今後を見据えての仕掛けもしていたりしますし、そもそも、コンピュータは「枠」なだけですから、その中身をどう埋めるかは、我々職員にかかっている訳です。

とにかく、どうにかスタートし、実は、かなりホっとしています(笑)。

前回、システムの担当だった時は、若くて経験も少なかったため、ストレス円形脱毛症になってしまいましたが、今回は、おそろしく有能な部下がいてくれるコトもあり、そんなコトもなく、歳相応の脱毛量で済んでいます(笑)。

3月1日に標準を合わせすぎ、気づいたら、もう年度末ですが(汗)、来年度は、この基盤を活かし、さらに新しく、おもしろいコトができるようにと思っています。


……ヒトのコトばかりで、自分がまだ、新しいシステムの操作に慣れていないのですが……

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