図書館では、個人の貸出(利用)履歴は、非常に慎重に取り扱われていますし、それを守るコトに対する職員の意識も高いと思いますが、本来はもっと直接的な、いわゆる有名人の来館等について、少々疑問に思うトコロがあります。
我が図書館は、日本でも有数の観光地にありますし、そこそこな規模の図書館でもありますので、しばしば、有名人(≠芸能人)が来館されます。
少し前には、それこそ、誰もが知っている世界的な作家が来られましたし、ボク自身、あるミュージシャンの方に直接対応したコトもあります。
また、一般的にはともかく、学術の分野で著名な方も多いですし、ボクが気づいていないだけで、実際は、さらに多くいらっしゃると思います。
ただ、例え有名人でも(だからこそ)、誰が来館されたというコトは話題にすべきではないと思いますし、いわんや、どこの書架を見ていたとか、なんなら、なんの本を見ていたといったコトを口にするのは、全くの論外だと思います。
もちろん、ボクも一般ピープル丸出しで、有名人に会ったらテンションが上がってしまうド素人なので、そのキモチは分かるのですが、それゆえ、その点については、特に気をつけなくてはならないと思っています。
時として、有名人は、「公人だから」とか「有名税」といったよく分からない理由で、プライバシィを軽視されがちだと思いますし、そのコトにうんざりしている(あきらめている?)と思います。
せめて、図書館に来られた時くらい、他の利用者と全く変わらない対応で、くつろいでいただきましょう(中には、かえってそれが許せない有名人もいるかもしれませんが(笑))。
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