ボクのように、出したくてもそもそも持っていないモノとは違って(笑)、本当に刀を持っているヒトこそ、それをなるべく隠すべきなんじゃないかと思います。
その方が、イザという時に効果が高いですし、そもそも、自分は刀を持っているんだと喧伝したり、ましてや、自分の刀はよく切れるんだと自ら言って回るコトは、あまりカッコがいいように思えません(あくまでも、個人の感覚ですが)。
現代で言えば、当然、仕事上でも争いはおきます。
その場合でも、できるだけ最後まで刀を使わないで解決できないか考え、どうしてもダメな時に、仕方なく抜くのが刀ではないでしょうか。
なぜなら、こちらが刀を抜けば、当然、先方もそれに負けないように必至に抵抗します。
そうすれば、もし、結果的に勝ったとしても、双方がそれなりの傷を負うコトになりますし、たとえ、相手を完璧に倒しても、恨みを買うだけで、何もいいコトはありません(もちろん、キブンはよいかもしれませんが)。
それよりも、可能な限り双方にダメージが残らない方法を模索し、できれば、将来、もう一度、一緒に何かできる余地を残しておいた方がよいのではないでしょうか?
……と、以上のような考え方は、高校の時にむさぼり読んだ『竜馬がゆく』に描かれているトコロの坂本龍馬(というか、実際には司馬遼太郎さん)の考えに強く影響を受けているように思います。
まぁ、サイバラさんによると、『竜馬がゆく』の竜馬は、かなり盛られているそうですが(笑)。
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