この記事の中で、いくつか気になる記述が。
2010年、全国の図書館の個人貸出冊数が、書籍販売部数を初めて上回ったのだ(「出版状況クロニクル」調べ)。
アメリカでも街の書店はどんどんなくなっている。けれども本のショールームとしての役割は図書館に受け継がれていることがOverDrive社の経験から明らかになった。さらにそればかりか、書籍売上にも電子図書館が貢献するという意外な事実もわかってきたのだ。
「電子貸出サービスで本を借りた人のじつに40%が、同じタイトルを購入していることが、データから判明したのです」(ハース氏)
本のショールームとして日本の図書館がどんな姿に発展していくのか、メディアドゥの取り組みを見守りたい。そして、こんな記事。
公共図書館は同一ベストセラー作品の多数購入をやめて1冊購入に留め電子書籍の普及に努めるべきではないか、 | カゲキ隊長のブログ - 楽天ブログ
こちらの記事でも、こんな記述が。
僕は電子書籍の普及が、もしかしたら、上の記事に触発されて書かれたのかもしれないですが(笑)、それはともかく、カゲキ隊長は職業作家だから仕方がないとしても、こういう記事が出るというのは、図書館や電子書籍をそういう目で見ているヒト達が少なくないコトを物語っていると思います。
紙の本の新たな読者獲得につながる、
と見ている、
電子から入って紙の本に魅せられる人は、
多いと思うのである、
ぜひ公共図書館が電子書籍普及の最前線に立つよう、
切にお願いしたい。、
もちろん、税金で運営されている施設ですので、どのように図書館を認識し、どのように使っていくかは利用者の自由ですが、少なくとも、我々中の人間とは、いささか意識が違うかもしれません。
それを知っておくコトは、大切かも。
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