今年も、よろしくお願いいたします。
さて、プチ「クレイマー、クレイマー」状態2日目で迎えた新年。
個人的には、とても楽しくやっているつもりですが、果たして、当のムスコはどうなのでしょう?(笑)
「クレイマー、クレイマー」といえば、ダスティン・ホフマン演じる主人公が、慣れない家事と育児の中、映画の最初の方ではフレンチ・トーストがまともに作れなかったのに(ちなみに、当時はフレンチトーストなんて食べたコトがなかったので、とんでもなくおいしそうに見えた)、番組ラストでは、ムスコとの見事な連携プレィで作れるようになっているシーンが印象的ですが、これは、やはり、ダスティン・ホフマン自身はちゃんと作れるのに、最初のシーンではできない演技をしていたモノだと思います(そうでなければ、映画のラスト・シーン撮影時までにウマくなっていない可能性もある)。
このように、「本当にできるのに、できない演技をする」という件で思い出すのが、「高校教師」の真田広之さん。
あいまいな記憶で申し訳ないが、なんか、バスケット・コートか何かで、真田さん演じる主人公の高校教師が、運動音痴で、全くできないというシーンだったように思う。
おそらく、現場でも、「なんで、真田さんが運動音痴やねんw」という雰囲気だったと思うし、実際、運動ができない真田さんはギコチない(笑)。
最近読んだばかりなので、珍しく出典がハッキリしているが(笑)、森博嗣さんの『つぼねのカトリーヌ』という本に、
「偉い人は偉い振りができないのと同じように、優しい人は優しい振りができない。ほとんどのものに、これが成り立っているように思える。」という一節があった。
役者のヒトは、この不自然なコトをするから、仕事になるのだろう。
自分を振り返ると、どうしても「賢い振り」をしてしまう。
それは、自分が「賢い」という資質にとても価値を置いているからなのだが、それと同時に、自分は、本当には賢くないからだ。
そしておそらく、その様子は、周りからは「高校教師」の真田さんのように見えているだろう(笑)。
今年は、もっと自然体でいよう。
どちみち、バレているのだ。
できるだけ"振り"をしないようにして、もっと自分でいよう。
今年のテーマは、「自分を極める」だ。
というコトで、また、新しい1年が始まりました。
改めまして、今年も本ブログともども、どうぞよろしくお願いいたします!
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