結婚している男性は、おそらくなんだかんだ言っても、奥さんに一番認められたいし、褒められたいと思っていると思います。
(そうでなければ、別のヒトと結婚していますね(笑))
しかし、双方にとってザンネンなのは、ダンナが「どやっ!」と自慢したいポイントと、奥さんが「カッコいい!」と思うポイントが、恐ろしいまでに一致していないコト……(笑)
なので、ダンナ側は、「こんなにガンバってるのに、なんでその程度の返りやねん!」と不満がたまりますし、奥さん側も奥さん側で、ダンナさんの妙に高いテンションが理解できず、「それはいいけど、そんな時間があるんだったら、もうちょっとあそこをああして欲しいのに……」と、こちらもやはり不満がたまります。
たとえば、ダンナが突然、妙に凝った料理を作った時とか(笑)。
ここにも書きましたが、この溝は、おそらく、そう簡単には埋まらないはず。
なので、ボクがこの文章で女性陣に訴えたかったのは、冒頭の一節に尽きるのです(笑)。
2015年12月31日木曜日
「司書の書誌」特別編 司書の支持 2015
図書館に勤めているというと、「オススメの本はありますか?」と聞かれるコトがあります。
仕事上であるテーマの本を案内するのと違い、個人的な意見を聞かれると、ボクはそのヒトの趣味をほとんど知らないですし、根本的に、ヒトに何かを勧めたい欲がゼロなので、いつも答えに困ってしまいます。
なので、今回も全くオススメしたい訳ではなく、なんとなく、「メディアマーカー」で今年読んだ本を振り返ってみて、面白かった、影響を受けた本を集めたら、ちょうど10冊になったので、紹介してみる次第です(なので、数字は順位ではなく、単なる時系列です)。
なお、非常に多くの本を読んだ中からの厳選して選んだ本ではないので、ご注意を。
(もしかしたら、今年はこの10冊しか読んでいないというトリックかもしれません(笑))
1 『知的資本論 すべての企業がデザイナー集団になる未来』
知的資本論 すべての企業がデザイナー集団になる未来 | 増田宗昭 | 本 | Amazon.co.jp
先日、「プロフェッショナル」にも登場したCCCの増田宗昭さん。
図書館業界の中には、増田さんを巨大資本をバックに図書館を食い物にしようとしている悪の権化と思っているヒトもいるかもしれませんが(いない?)、ただ、そう思っているだけだと、ちょっともったいないかなと思います。
まずは、敵を知ることです(敵じゃない?)。
同じ増田さんの、
Amazon.co.jp: TSUTAYAの謎: 川島 蓉子: 本
は、対談形式になっているので、さらに読みやすいかもしれません。
自分には全くない、「未来を見る(見ようとする)」視点の大切さを実感。
2 『ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすことにある。』
ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすことにある。 | マイク・マクマナス, ヒューイ陽子 | 本 | Amazon.co.jp
今年のドアタマにこの本を読んだコトで、今年1年は、非常によい年になりました。
「好きなコトをやれ」という本は多くありますが、それを「全て同時にやれ!」と説く本は、あまりないかもしれません。
どうしても時間の制約があるので、これまで、なるべく絞って、本当に好きなコトだけに集中・制限しようという方向ばかり考えていまいしたが、「あ、全部やっていいんだ」と教えてもらった一冊。
おかげで、サッカーとラーメンに、自信をもって復帰しました(笑)。
3 『題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術』
問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術 | 佐藤 オオキ | 本 | Amazon.co.jp
今年は何かと話題になった日本のデザイン界ですが、間違いなく、現在のトップランナであるnendoの佐藤オオキさん。
内容(実際の問題解決方法)もさるコトながら、それ以上に、自分にとっては、その「書きぶり」(職場内流行語)がよかったです。
こういう語り口・切り口で、自分の業界のコトを外のヒト達に紹介したい!と思わせてくれた一冊です。
4 『炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学』
炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 (光文社新書) | 夏井 睦 | 本-通販 | Amazon.co.jp
少し前から、盛んに「糖質制限」というコトバを聞くのですが、コレだったんですね。
去年は、年末に読んだ『食べない人たち』という本を読んで大変ショックを受けたのですが、今年はこの本を読んで影響を受けました。
で、一時期は、完全に控えようと思ってガンバっていたのですが、やはり、お米はおいしくて(最近、さらにおいしいお米もいただき……)、結局、食べ過ぎるまでに逆戻り……
5 『シンプルに考える』
Amazon.co.jp: シンプルに考える eBook: 森川 亮: 本
筆者はLINEの元社長。
「とにかくユーザのために」「まずはユーザを増やす」という考え方は、自分の仕事にとっても非常に参考になりました。
6 『できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか』
できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書) | ポール.J・シルヴィア, 高橋 さきの | 本 | Amazon.co.jp
文章を書こうという時に思いつく言い訳(時間がない、道具がない……)がことごとく論破されていて、むしろ、爽快です(笑)。
「とにかく、執筆スケジュールを決めて、それに従って書く」。
敬愛する森博嗣さんも全く同じことを言っています。
ただ、凡人には、言うはやすしなのですが……
7 『職業としての小説家』
職業としての小説家 (Switch library) | 村上春樹 | 本 | Amazon.co.jp
大好きな村上春樹さんの背景が分かるだけでも十分価値がありますが、その語り口(文章)は、やはり、酔っぱらいます。
そう、ボクにとって、この文章に「酔っぱらえる」というトコロが、村上さんの最大の魅力です(つまり、ストーリィはよく分かっていない)。
そして、またもや影響されやすいので、数年ぶりにランニングを再開しました(そして、早くも中断中……)。
8 『彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?』
彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ) | 森 博嗣, 引地 渉 | 本 | Amazon.co.jp
今年出た森さんの小説では、もちろん、『マインド・クァンチャ』もおもしろかったのですが(本当に、アレで終わるのでしょうか?)、この作品には、おもわず引き込まれました。
ボクが好きなタイプの未来モノ。
で、やっぱり、思った通り、あのヒトが出てくるという……(笑)
9 『「ない仕事」の作り方』
「ない仕事」の作り方 | みうら じゅん | 本 | Amazon.co.jp
衝撃の一冊。
「とんまつり」や「見仏記」はもちろん、あの「ゆるキャラ」ですら、最初は関係者(奥村チヨさんに至ってはご本人から)にお叱りをちょうだいしていながら、最終的には世に認められ、ご本人達から感謝されるというのは、結局、一見、バカにしているように見えながら、その根底に「とにかく好きだ!」という、強い思いや愛情が溢れているから。
仕事術というよりは、自分は一体、そこまで好きなモノがあるか?好きでい続けられるモノがあるか?と突きつけられた1冊です。
10 『アウトラインから書く小説再入門 なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか?』
アウトラインから書く小説再入門 なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか? | K.M. ワイランド, シカ・マッケンジー | 本 | Amazon.co.jp
アウトラインから書く小説再入門 なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか? ...
あこがれの森さんが、この本でいうトコロの、典型的な「パンツァー」(全くプロット等考えず、いきなり書き始めるヒト)なので、どうも、アウトラインを書くというのに抵抗(?)があったのですが、結局自分の場合、それでは何も進まなかったので(笑)、もしかして、こうすればなんとかなるのかもと思えた1冊。
ただ、恐ろしいのは、この本に従って、これだけ苦労してアウトラインを完成させても、肝心の小説自体は一行も書けていないという……
以上、何かの参考になったでしょうか?
少し前に、「本棚の10冊で自分を表現する』というのがハヤリましたが、自分では気づかないボクの性癖のようなモノが分かりましたでしょうか?(笑)
仕事上であるテーマの本を案内するのと違い、個人的な意見を聞かれると、ボクはそのヒトの趣味をほとんど知らないですし、根本的に、ヒトに何かを勧めたい欲がゼロなので、いつも答えに困ってしまいます。
なので、今回も全くオススメしたい訳ではなく、なんとなく、「メディアマーカー」で今年読んだ本を振り返ってみて、面白かった、影響を受けた本を集めたら、ちょうど10冊になったので、紹介してみる次第です(なので、数字は順位ではなく、単なる時系列です)。
なお、非常に多くの本を読んだ中からの厳選して選んだ本ではないので、ご注意を。
(もしかしたら、今年はこの10冊しか読んでいないというトリックかもしれません(笑))
1 『知的資本論 すべての企業がデザイナー集団になる未来』
知的資本論 すべての企業がデザイナー集団になる未来 | 増田宗昭 | 本 | Amazon.co.jp
先日、「プロフェッショナル」にも登場したCCCの増田宗昭さん。
図書館業界の中には、増田さんを巨大資本をバックに図書館を食い物にしようとしている悪の権化と思っているヒトもいるかもしれませんが(いない?)、ただ、そう思っているだけだと、ちょっともったいないかなと思います。
まずは、敵を知ることです(敵じゃない?)。
同じ増田さんの、
Amazon.co.jp: TSUTAYAの謎: 川島 蓉子: 本
は、対談形式になっているので、さらに読みやすいかもしれません。
自分には全くない、「未来を見る(見ようとする)」視点の大切さを実感。
2 『ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすことにある。』
ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすことにある。 | マイク・マクマナス, ヒューイ陽子 | 本 | Amazon.co.jp
今年のドアタマにこの本を読んだコトで、今年1年は、非常によい年になりました。
「好きなコトをやれ」という本は多くありますが、それを「全て同時にやれ!」と説く本は、あまりないかもしれません。
どうしても時間の制約があるので、これまで、なるべく絞って、本当に好きなコトだけに集中・制限しようという方向ばかり考えていまいしたが、「あ、全部やっていいんだ」と教えてもらった一冊。
おかげで、サッカーとラーメンに、自信をもって復帰しました(笑)。
3 『題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術』
問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術 | 佐藤 オオキ | 本 | Amazon.co.jp
今年は何かと話題になった日本のデザイン界ですが、間違いなく、現在のトップランナであるnendoの佐藤オオキさん。
内容(実際の問題解決方法)もさるコトながら、それ以上に、自分にとっては、その「書きぶり」(職場内流行語)がよかったです。
こういう語り口・切り口で、自分の業界のコトを外のヒト達に紹介したい!と思わせてくれた一冊です。
4 『炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学』
炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 (光文社新書) | 夏井 睦 | 本-通販 | Amazon.co.jp
少し前から、盛んに「糖質制限」というコトバを聞くのですが、コレだったんですね。
去年は、年末に読んだ『食べない人たち』という本を読んで大変ショックを受けたのですが、今年はこの本を読んで影響を受けました。
で、一時期は、完全に控えようと思ってガンバっていたのですが、やはり、お米はおいしくて(最近、さらにおいしいお米もいただき……)、結局、食べ過ぎるまでに逆戻り……
5 『シンプルに考える』
Amazon.co.jp: シンプルに考える eBook: 森川 亮: 本
筆者はLINEの元社長。
「とにかくユーザのために」「まずはユーザを増やす」という考え方は、自分の仕事にとっても非常に参考になりました。
6 『できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか』
できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書) | ポール.J・シルヴィア, 高橋 さきの | 本 | Amazon.co.jp
文章を書こうという時に思いつく言い訳(時間がない、道具がない……)がことごとく論破されていて、むしろ、爽快です(笑)。
「とにかく、執筆スケジュールを決めて、それに従って書く」。
敬愛する森博嗣さんも全く同じことを言っています。
ただ、凡人には、言うはやすしなのですが……
7 『職業としての小説家』
職業としての小説家 (Switch library) | 村上春樹 | 本 | Amazon.co.jp
大好きな村上春樹さんの背景が分かるだけでも十分価値がありますが、その語り口(文章)は、やはり、酔っぱらいます。
そう、ボクにとって、この文章に「酔っぱらえる」というトコロが、村上さんの最大の魅力です(つまり、ストーリィはよく分かっていない)。
そして、またもや影響されやすいので、数年ぶりにランニングを再開しました(そして、早くも中断中……)。
8 『彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?』
彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ) | 森 博嗣, 引地 渉 | 本 | Amazon.co.jp
今年出た森さんの小説では、もちろん、『マインド・クァンチャ』もおもしろかったのですが(本当に、アレで終わるのでしょうか?)、この作品には、おもわず引き込まれました。
ボクが好きなタイプの未来モノ。
で、やっぱり、思った通り、あのヒトが出てくるという……(笑)
9 『「ない仕事」の作り方』
「ない仕事」の作り方 | みうら じゅん | 本 | Amazon.co.jp
衝撃の一冊。
「とんまつり」や「見仏記」はもちろん、あの「ゆるキャラ」ですら、最初は関係者(奥村チヨさんに至ってはご本人から)にお叱りをちょうだいしていながら、最終的には世に認められ、ご本人達から感謝されるというのは、結局、一見、バカにしているように見えながら、その根底に「とにかく好きだ!」という、強い思いや愛情が溢れているから。
仕事術というよりは、自分は一体、そこまで好きなモノがあるか?好きでい続けられるモノがあるか?と突きつけられた1冊です。
10 『アウトラインから書く小説再入門 なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか?』
アウトラインから書く小説再入門 なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか? | K.M. ワイランド, シカ・マッケンジー | 本 | Amazon.co.jp
アウトラインから書く小説再入門 なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか? ...
あこがれの森さんが、この本でいうトコロの、典型的な「パンツァー」(全くプロット等考えず、いきなり書き始めるヒト)なので、どうも、アウトラインを書くというのに抵抗(?)があったのですが、結局自分の場合、それでは何も進まなかったので(笑)、もしかして、こうすればなんとかなるのかもと思えた1冊。
ただ、恐ろしいのは、この本に従って、これだけ苦労してアウトラインを完成させても、肝心の小説自体は一行も書けていないという……
以上、何かの参考になったでしょうか?
少し前に、「本棚の10冊で自分を表現する』というのがハヤリましたが、自分では気づかないボクの性癖のようなモノが分かりましたでしょうか?(笑)
2015年12月30日水曜日
おもちゃ王国
この週末、家族で東条湖おもちゃ王国に泊まりがけで行ってきました。
事前にいろんな情報があったのですが、ウチからクルマで、たまたますいていたからかもしれませんが、行きも帰りも2時間半はかかりませんでした(まぁ、ボクは乗っていただけですが(謝))。
王国の目の前にあるホテルに宿泊するコトになっていたので(プチ・ディズニィ気分)、初日は到着後、少し散歩等をし、ゆっくりおフロとたっぷりごはんで終了。
2日目も、王国の開国が10時からだったので、こちらもかなりゆっくり朝食を食べて準備 (そして、3回連続のバイキングで、明らかに全員食べ過ぎ(笑))。
そして、いよいよ入国!(笑)
ダイヤブロックやトミカやシルバニアファミリーやおままごとセット等、一つ一つはそれぞれの家庭にあるモノと全く同じモノなのですが、違うのは、その圧倒的な量とスペース。
また、お金を払っているためか、お父さんやお母さんも、いつものようにはウルサく片付けなさいと言いません(笑)。
おもちゃなんて、それぞれの家庭で買っても、大した量は買えませんし、ほんの一時で不必要になってしまいます。
しかし、こうやって大量に買って広い場所に置いておけば、世代を入れ替え、何年も何年も回収できますし、なんなら、スポンサからの玩具の提供も受けられるでしょう。
つまり、子ども達にとってだけでなく、王国の王さま達にとっても、夢のような場所だと思います(笑)。
施設内の一部は遊園地ゾーンになっており、いの一番にジェットコースタに乗りに行ったヨメ・ムスコンビを尻目に、怖いもの大嫌いのB型コンビは、おとなしく汽車等を少々(笑)。
それにしても、我が人生に、ムスメと一緒にメリーゴーラウンドに乗るという瞬間が訪れるとは……(感慨)
とにかく、恐ろしいほどの晴天に恵まれ、ムスメの保育所のお友達にも偶然会ったり、数十年ぶりに飲んだ酔い止めのスサまじい威力を思い知る等(笑)、本当に楽しい旅行になりました。
また、行こうね。
ありがとう!
(キモチはよく分かりました(笑))
事前にいろんな情報があったのですが、ウチからクルマで、たまたますいていたからかもしれませんが、行きも帰りも2時間半はかかりませんでした(まぁ、ボクは乗っていただけですが(謝))。
王国の目の前にあるホテルに宿泊するコトになっていたので(プチ・ディズニィ気分)、初日は到着後、少し散歩等をし、ゆっくりおフロとたっぷりごはんで終了。
2日目も、王国の開国が10時からだったので、こちらもかなりゆっくり朝食を食べて準備 (そして、3回連続のバイキングで、明らかに全員食べ過ぎ(笑))。
そして、いよいよ入国!(笑)
ダイヤブロックやトミカやシルバニアファミリーやおままごとセット等、一つ一つはそれぞれの家庭にあるモノと全く同じモノなのですが、違うのは、その圧倒的な量とスペース。
また、お金を払っているためか、お父さんやお母さんも、いつものようにはウルサく片付けなさいと言いません(笑)。
おもちゃなんて、それぞれの家庭で買っても、大した量は買えませんし、ほんの一時で不必要になってしまいます。
しかし、こうやって大量に買って広い場所に置いておけば、世代を入れ替え、何年も何年も回収できますし、なんなら、スポンサからの玩具の提供も受けられるでしょう。
つまり、子ども達にとってだけでなく、王国の王さま達にとっても、夢のような場所だと思います(笑)。
施設内の一部は遊園地ゾーンになっており、いの一番にジェットコースタに乗りに行ったヨメ・ムスコンビを尻目に、怖いもの大嫌いのB型コンビは、おとなしく汽車等を少々(笑)。
それにしても、我が人生に、ムスメと一緒にメリーゴーラウンドに乗るという瞬間が訪れるとは……(感慨)
とにかく、恐ろしいほどの晴天に恵まれ、ムスメの保育所のお友達にも偶然会ったり、数十年ぶりに飲んだ酔い止めのスサまじい威力を思い知る等(笑)、本当に楽しい旅行になりました。
また、行こうね。
ありがとう!
(キモチはよく分かりました(笑))
2015年12月29日火曜日
クラスメイト
昨日、ムスメを眼科に連れて行くと、偶然、ムスコの保育所のクラスメイトの男のコが、おかあさんと一緒に来ていました。
彼とは以前から面識があったので、待ち時間に少ししゃべっていると、突然、
「ボク、今、ヤクブンしてんねん」
……や、約分!
確かに、ムスコからは塾に行っていると聞いていましたし、おかあさん方の間でも、出木杉くんと言われている彼ですが、まさか、就学前に約分とは……
思わず、
「おっちゃんでも、よぉせぇへんで……」
と言ってしまいました。
いろんなコがいるんですね。
それもまた、楽しい。
ちなみに、おかあさん方によると、ムスコのクラスは、もう一人ジャイアンがいる以外、あとは全員、のび太だそうです。
(当然、ウチのムスコも(笑))
彼とは以前から面識があったので、待ち時間に少ししゃべっていると、突然、
「ボク、今、ヤクブンしてんねん」
……や、約分!
確かに、ムスコからは塾に行っていると聞いていましたし、おかあさん方の間でも、出木杉くんと言われている彼ですが、まさか、就学前に約分とは……
思わず、
「おっちゃんでも、よぉせぇへんで……」
と言ってしまいました。
いろんなコがいるんですね。
それもまた、楽しい。
ちなみに、おかあさん方によると、ムスコのクラスは、もう一人ジャイアンがいる以外、あとは全員、のび太だそうです。
(当然、ウチのムスコも(笑))
2015年12月28日月曜日
評価
ある日、ヒトから褒められるのに、「カッコいい」「おしゃれ」「かしこい」「優しい」「仕事ができる」等と言われるより(まぁ、実際には、いずれにも該当しないので、言わたコトはありませんが(笑))、「おもしろい」と言われるのが一番ウレシいと気付きました。
つまり、これが、一番、自分が重視している価値観なのですね。
つまり、これが、一番、自分が重視している価値観なのですね。
2015年12月27日日曜日
記憶力
ムスコを見ていていつも感心するのは、ヒーロモノの番組を見た後、スグにその回のセリフを(ボクが聞く限りでは完コピで)言いながら、遊んでいるコト。
ボクなど、昨日も、彼らがクリスマス・プレゼントでもらった妖怪ウォッチを借り、2人にセリフを教えてもらいながら妖怪の召喚シーンをしていたのですが(何やってんだよ)、全くフザケている訳ではないのに、何度やっても覚えられません。
(漸くできた時には、ムスメに「グっ!」と親指を立てられました(笑))
思えば、歌の歌詞も全く覚えられず、おそらく、何百回と聞いたB'zの歌も1曲もソラで思い出せませんし、同様に、音楽をやっていた時も暗譜は大の苦手、さらに、ダンス系はもっと壊滅的……
ただ、記憶力全般に問題があるかというと、まぁ、あるのですが(笑)、それでも、日常の仕事では困らない程度の量と期間は保存できていると思いますし、仕事に限らず、MCの類に関しては、逆に、割と感心されるコトもあります。
なんか、脳みその部分が違うのでしょうか……?
ボクなど、昨日も、彼らがクリスマス・プレゼントでもらった妖怪ウォッチを借り、2人にセリフを教えてもらいながら妖怪の召喚シーンをしていたのですが(何やってんだよ)、全くフザケている訳ではないのに、何度やっても覚えられません。
(漸くできた時には、ムスメに「グっ!」と親指を立てられました(笑))
思えば、歌の歌詞も全く覚えられず、おそらく、何百回と聞いたB'zの歌も1曲もソラで思い出せませんし、同様に、音楽をやっていた時も暗譜は大の苦手、さらに、ダンス系はもっと壊滅的……
ただ、記憶力全般に問題があるかというと、まぁ、あるのですが(笑)、それでも、日常の仕事では困らない程度の量と期間は保存できていると思いますし、仕事に限らず、MCの類に関しては、逆に、割と感心されるコトもあります。
なんか、脳みその部分が違うのでしょうか……?
2015年12月26日土曜日
耐久水族館
いつも家族で行くと、どうしても先を急がせてしまうので、今日は、とことん付き合ってやろうと、ムスメとサシでの水族館。
ムスメの言うとおりにいつも以上にゆっくり見学し、もちろん、ボクも楽しかったのですが……
まさか、イルカショーを1日2回見るコトになるとは(笑)。
(復活のチンアナゴ)
ムスメの言うとおりにいつも以上にゆっくり見学し、もちろん、ボクも楽しかったのですが……
まさか、イルカショーを1日2回見るコトになるとは(笑)。
(復活のチンアナゴ)
2015年12月25日金曜日
Vol.2 第1節 目録とはなにか?
みなさんは、「目録」というと、どんなイメージをお持ちでしょうか?
ボクが「目録」という言葉を初めて意識したのは、子どもの頃、「家族対抗歌合戦」という番組があり(実にのどかな時代ですね(笑))、その中で、優勝したチームが好きな商品をもらうのですが、当時人気だった冷蔵庫等はその商品自体が大きく、その場では直接渡せないので、司会の欽ちゃんが、
「目録を贈呈します!」
と言って、優勝チームの代表者に「目録」と書かれたご祝儀袋(?)を手渡していたシーンです。
つまり、そのモノ自体ではなく、その「代替」となるモノが「目録」という訳です。
まぁ、それでも日本語だと、普段あまり使わない言葉なのでもうひとつピンときませんが、英語でいうと、目録は「Catalog(ue)」。
そう、こちらは普段の会話でも出てくる、あの「カタログ」です。
カタログといえばいろいろありますが、例えば、通販のカタログの場合。
膨大な商品の全てを家に持ってきてみる訳にはいかないですし、もし、できたとしても、かえって選ぶのが大変なので、代替物である写真や説明文等を並べて通覧や検索をしやすくしたもの、それがカタログ(目録)です。
��お店のメニューなんかもそうですね)
このように、目録は、なんらかの理由で、あるモノを別のモノで代用するのですから、
・元のモノより可能な限り少ない情報で
・いかに元のモノの特徴や性質を正確に分かるようにするか
が非常に重要なポイントになる訳です。
さて、この連載で扱うのは、目録の中でも、特に「図書館目録」(Library Catalog)な訳ですが、これも目録である以上、元の膨大な本をなんらかのカタチで代替して、通覧・検索しやすくしたモノという意味では、全く他の目録と同じです。
ただ、その代替の仕方がいろいろあります。
その方法によって、みなさんが「図書館目録」といって、それぞれ想像されるいろんなカタチ(外的にも内的にも)になる訳です。
次回からは、それらを少しずつ見ていきたいと思います。
��こんな調子では、一体、いつまでかかるコトやら……(笑))
【つづく】
ボクが「目録」という言葉を初めて意識したのは、子どもの頃、「家族対抗歌合戦」という番組があり(実にのどかな時代ですね(笑))、その中で、優勝したチームが好きな商品をもらうのですが、当時人気だった冷蔵庫等はその商品自体が大きく、その場では直接渡せないので、司会の欽ちゃんが、
「目録を贈呈します!」
と言って、優勝チームの代表者に「目録」と書かれたご祝儀袋(?)を手渡していたシーンです。
つまり、そのモノ自体ではなく、その「代替」となるモノが「目録」という訳です。
まぁ、それでも日本語だと、普段あまり使わない言葉なのでもうひとつピンときませんが、英語でいうと、目録は「Catalog(ue)」。
そう、こちらは普段の会話でも出てくる、あの「カタログ」です。
カタログといえばいろいろありますが、例えば、通販のカタログの場合。
膨大な商品の全てを家に持ってきてみる訳にはいかないですし、もし、できたとしても、かえって選ぶのが大変なので、代替物である写真や説明文等を並べて通覧や検索をしやすくしたもの、それがカタログ(目録)です。
��お店のメニューなんかもそうですね)
このように、目録は、なんらかの理由で、あるモノを別のモノで代用するのですから、
・元のモノより可能な限り少ない情報で
・いかに元のモノの特徴や性質を正確に分かるようにするか
が非常に重要なポイントになる訳です。
さて、この連載で扱うのは、目録の中でも、特に「図書館目録」(Library Catalog)な訳ですが、これも目録である以上、元の膨大な本をなんらかのカタチで代替して、通覧・検索しやすくしたモノという意味では、全く他の目録と同じです。
ただ、その代替の仕方がいろいろあります。
その方法によって、みなさんが「図書館目録」といって、それぞれ想像されるいろんなカタチ(外的にも内的にも)になる訳です。
次回からは、それらを少しずつ見ていきたいと思います。
��こんな調子では、一体、いつまでかかるコトやら……(笑))
【つづく】
過信
おとうさんが子どもの運動会に出場し、ハリキリ過ぎて、骨折したりアキレス腱を切ったりというハナシをたまに聞きます。
そういうガッツなおとうさん達は、おそらく、若い頃にしっかりスポーツをされていて、「このくらいはできるはず!」という"現役"の頃のイメージがしっかりあり、そのまま、気づかないウチに衰えていたカラダの"限界値"をうっかり超えてしまうのだと思います。
……とエラそうに言っていますが、ボクの場合、体力には昔から自信をもって自信がないので(?)、運動に関しては最初から慎重を重ねて大事故にったコトはないのですが、その代わり、お酒について、同じような失敗をしてしまいます(笑)。
ただでさえ、加齢とともにアルコールの分解能力が落ちているはずの上、独身時代の毎日飲酒から、ほぼ週一飲酒(しかも、家飲みなので、量が少ない)になっているので、ほとんどカラダが飲めない状態になっているのにもかかわらず、ホントにたまに飲みに行くと、完全に以前のイメージのまま行ってしまうので、翌日、若い頃には味わったコトのないようなエラい状態になってしまいます。
毎回、途中までは、「今日こそは気をつけよう!」と思っているのですが……(苦笑)
まぁ、なにかで読んだのですが、病院で受けるいろんな検査なんかより、「以前よりお酒がマズくなった」というのが、カラダの不調のSOSとして、よっぽど正確だとか。
そういう意味では、若い頃と同じように飲みたいと思えるのは、いいコトなのかもしれません(おいおい)。
そういうガッツなおとうさん達は、おそらく、若い頃にしっかりスポーツをされていて、「このくらいはできるはず!」という"現役"の頃のイメージがしっかりあり、そのまま、気づかないウチに衰えていたカラダの"限界値"をうっかり超えてしまうのだと思います。
……とエラそうに言っていますが、ボクの場合、体力には昔から自信をもって自信がないので(?)、運動に関しては最初から慎重を重ねて大事故にったコトはないのですが、その代わり、お酒について、同じような失敗をしてしまいます(笑)。
ただでさえ、加齢とともにアルコールの分解能力が落ちているはずの上、独身時代の毎日飲酒から、ほぼ週一飲酒(しかも、家飲みなので、量が少ない)になっているので、ほとんどカラダが飲めない状態になっているのにもかかわらず、ホントにたまに飲みに行くと、完全に以前のイメージのまま行ってしまうので、翌日、若い頃には味わったコトのないようなエラい状態になってしまいます。
毎回、途中までは、「今日こそは気をつけよう!」と思っているのですが……(苦笑)
まぁ、なにかで読んだのですが、病院で受けるいろんな検査なんかより、「以前よりお酒がマズくなった」というのが、カラダの不調のSOSとして、よっぽど正確だとか。
そういう意味では、若い頃と同じように飲みたいと思えるのは、いいコトなのかもしれません(おいおい)。
2015年12月24日木曜日
「司書の書誌」第4回 司書の所持
興味のない方は全く気が付かないと思いますが、以前より、図書館での本の切り取り被害に関する報道が増えています。
報道が増えたのは、図書館への関心が高まりつつあるのが原因かもしれませんが、単に、以前より件数が目立って増えてきているのかもしれません……
図書館における切り取りや書き込み、また、汚損・破損は、本当に深刻な問題です。
悪意がある場合は言うまでもありませんが、たとえ悪意がないうっかりでも(雨の日にカバンに図書館の本を入れておいたらビショビショになったとか、本ごと洗濯してしまったとか、ペットが齧ったとか……)、本に対して非可逆的な損傷が加えられるという点では全く同じです。
さらに、本の一部ではなく、全体がなくなる「盗難」もあります。
もちろん、図書館でも対策は講じていますが(被害にあいやすい資料は目立つトコロに置く、出納処理が必要な書庫資料にする、BDS(勝手に持ちだすとブザー鳴るアレですね)を設置する等)、完全には防ぎきれません。
そもそも、正規の貸出を受けても、そのまま本が戻ってこないコトもあります。
(意図的な場合もありますが、それ以外でも、様々な理由があります)
それでもまだ、弁償その他の方法で再入手可能な本はいいですが、絶版等で既に新しいモノが買えない場合は多いですし(特に、雑誌は絶望的)、モノによっては、世界にその1冊しかないコトもあります。
図書館というのは、公共の資産を、いっときでもほぼ専有し、自宅に持って帰って使用・利用できる、非常に稀有な施設だと思います。
もちろん、図書館以外にも公共のレンタル事業はありますが、それらはある程度、最初から使用による破損・劣化が想定されているような気がします。
図書館でも、絵本については同様な場合もありますが、それ以外の本は、本の中身(コンテンツ)だけが利用され、その容れ物(コンテナ)は、基本的には不変であるという前提で制度設計がされています。
以前、カウンタで、「こんな(非常に高価な)本まで貸し出しが可能だなんて、この図書館は我々利用者を信頼してくれている」と言われたコトがあります。
そうなのです。
図書館の貸出の前提は、図書館と利用者の相互の信頼の上に成り立っているのです。
ただ、図書館の本は、(一部、寄贈はありますが)税金で購入されている、納税者(利用者)のモノです。
そのため、可能な限り、利用者に自由に使ってもらいたいのはやまやまですが、一方、我々図書館員は、それら、全納税者からその本の管理を任されている以上、適切に本を保管・保存し、全ての利用者に平等に提供する責任があります。
そして、残念ながら、図書館に勤めていると、「自分の本でないから大事にするヒト」と、「自分の本でないから粗雑に扱うヒト」がいるように思います。
そのため、やむをえず利用を制限せざるを得ない場合もある訳です。
切り取りの記事等では、よく、「利用者のマナーに訴えるしかない」というような発言を見かけますが、その部分て、マナーというか、もっとヒトとしての在り方の問題のような気がします。
図書館には、「利用者教育」という、ちょっと上からの用語もありますが(笑)、う~む、もちろん、そこでもないですよね。
どうしたらよいのでしょう?
報道が増えたのは、図書館への関心が高まりつつあるのが原因かもしれませんが、単に、以前より件数が目立って増えてきているのかもしれません……
図書館における切り取りや書き込み、また、汚損・破損は、本当に深刻な問題です。
悪意がある場合は言うまでもありませんが、たとえ悪意がないうっかりでも(雨の日にカバンに図書館の本を入れておいたらビショビショになったとか、本ごと洗濯してしまったとか、ペットが齧ったとか……)、本に対して非可逆的な損傷が加えられるという点では全く同じです。
さらに、本の一部ではなく、全体がなくなる「盗難」もあります。
もちろん、図書館でも対策は講じていますが(被害にあいやすい資料は目立つトコロに置く、出納処理が必要な書庫資料にする、BDS(勝手に持ちだすとブザー鳴るアレですね)を設置する等)、完全には防ぎきれません。
そもそも、正規の貸出を受けても、そのまま本が戻ってこないコトもあります。
(意図的な場合もありますが、それ以外でも、様々な理由があります)
それでもまだ、弁償その他の方法で再入手可能な本はいいですが、絶版等で既に新しいモノが買えない場合は多いですし(特に、雑誌は絶望的)、モノによっては、世界にその1冊しかないコトもあります。
図書館というのは、公共の資産を、いっときでもほぼ専有し、自宅に持って帰って使用・利用できる、非常に稀有な施設だと思います。
もちろん、図書館以外にも公共のレンタル事業はありますが、それらはある程度、最初から使用による破損・劣化が想定されているような気がします。
図書館でも、絵本については同様な場合もありますが、それ以外の本は、本の中身(コンテンツ)だけが利用され、その容れ物(コンテナ)は、基本的には不変であるという前提で制度設計がされています。
以前、カウンタで、「こんな(非常に高価な)本まで貸し出しが可能だなんて、この図書館は我々利用者を信頼してくれている」と言われたコトがあります。
そうなのです。
図書館の貸出の前提は、図書館と利用者の相互の信頼の上に成り立っているのです。
ただ、図書館の本は、(一部、寄贈はありますが)税金で購入されている、納税者(利用者)のモノです。
そのため、可能な限り、利用者に自由に使ってもらいたいのはやまやまですが、一方、我々図書館員は、それら、全納税者からその本の管理を任されている以上、適切に本を保管・保存し、全ての利用者に平等に提供する責任があります。
そして、残念ながら、図書館に勤めていると、「自分の本でないから大事にするヒト」と、「自分の本でないから粗雑に扱うヒト」がいるように思います。
そのため、やむをえず利用を制限せざるを得ない場合もある訳です。
切り取りの記事等では、よく、「利用者のマナーに訴えるしかない」というような発言を見かけますが、その部分て、マナーというか、もっとヒトとしての在り方の問題のような気がします。
図書館には、「利用者教育」という、ちょっと上からの用語もありますが(笑)、う~む、もちろん、そこでもないですよね。
どうしたらよいのでしょう?
2015年12月23日水曜日
今日は我が家のクリスマス
サンタさんの勤務の関係で(笑)、今年も本日が我が家のクリスマス。
まず、2人が起きてくると、ツリーのトコロに、しっかりとリクエストしていたプレゼントが。
去年に引き続き、23日朝のプレゼントに、
「いい子にしてるから、(ウチは)早いんや」
と、ムスコ(笑)。
ボク以外は、朝食からクリスマスバージョンのホットケーキをよばれ、その後ムスコは、初めてのピアノ教室のクリスマスパーティに。
一方、ボクとムスメは、前にも書いたように、ムスメのために、わざわざ職場のパティシエ・ライブラリアンが作ってくれた(作らせた(笑))ケーキを受け取りに、やはり、近くの図書館へ(笑)。
初対面のヒトには、非常に恥ずかしがりのハゲしいムスメですが、さすがに、ちゃんとご挨拶ができました。
帰宅後、ピアノ教室のプレゼント交換でも、朝に引き続き、妖怪ウォッチグッズを引き当てたムスコが帰ってから、お昼は、ヨメ特製のクリスマスランチ。
なにげに、サラダがクリスマスカラー。
みんなで昼寝の後(くっちゃね、くっちゃね……)、ついに、おやつのケーキの時間!
若干、クリームがユルく、デコの一部が崩れてしまっていましたが、それ以外は、本当に予想をはるかに上回るデキ。
ムスメはもちろん、家族全員大絶賛。
彼のおかげで、今年はムスメも念願のケーキが食べられ、本当によいクリスマスになりました(ありがとうございました!)。
夕方には、なんと、お義父さんとお義母さんのお2人が出演した「1万人の第九~サワコ・又吉のクラシックなんて怖くない♪」を家族で鑑賞し(さすがに、1万人の中からは見つけられませんでしたが……(笑))、クリスマス……というか、年末気分を満喫。
という訳で、例年になく充実した我が家のクリスマス。
これも、周りのみなさんと、あのヒトのおかげです。
サンタさん、ありがとう!!
まず、2人が起きてくると、ツリーのトコロに、しっかりとリクエストしていたプレゼントが。
去年に引き続き、23日朝のプレゼントに、
「いい子にしてるから、(ウチは)早いんや」
と、ムスコ(笑)。
ボク以外は、朝食からクリスマスバージョンのホットケーキをよばれ、その後ムスコは、初めてのピアノ教室のクリスマスパーティに。
一方、ボクとムスメは、前にも書いたように、ムスメのために、わざわざ職場のパティシエ・ライブラリアンが作ってくれた(作らせた(笑))ケーキを受け取りに、やはり、近くの図書館へ(笑)。
初対面のヒトには、非常に恥ずかしがりのハゲしいムスメですが、さすがに、ちゃんとご挨拶ができました。
帰宅後、ピアノ教室のプレゼント交換でも、朝に引き続き、妖怪ウォッチグッズを引き当てたムスコが帰ってから、お昼は、ヨメ特製のクリスマスランチ。
なにげに、サラダがクリスマスカラー。
みんなで昼寝の後(くっちゃね、くっちゃね……)、ついに、おやつのケーキの時間!
若干、クリームがユルく、デコの一部が崩れてしまっていましたが、それ以外は、本当に予想をはるかに上回るデキ。
ムスメはもちろん、家族全員大絶賛。
彼のおかげで、今年はムスメも念願のケーキが食べられ、本当によいクリスマスになりました(ありがとうございました!)。
夕方には、なんと、お義父さんとお義母さんのお2人が出演した「1万人の第九~サワコ・又吉のクラシックなんて怖くない♪」を家族で鑑賞し(さすがに、1万人の中からは見つけられませんでしたが……(笑))、クリスマス……というか、年末気分を満喫。
という訳で、例年になく充実した我が家のクリスマス。
これも、周りのみなさんと、あのヒトのおかげです。
サンタさん、ありがとう!!
2015年12月22日火曜日
連載第3回
今号も、無事、発行(更新)されました。
「本日もコロッケカレーで。」
それにしても、「shimany先生」と言われるのは、後にも先にも、ここだけでしょう。
「shimany先生の作品が読めるのはからコミだけ!」
(言ってみたかった)
「本日もコロッケカレーで。」
それにしても、「shimany先生」と言われるのは、後にも先にも、ここだけでしょう。
「shimany先生の作品が読めるのはからコミだけ!」
(言ってみたかった)
2015年12月21日月曜日
代理
またまたの職場シリーズ。
例えば、カウンタで、利用者から何らかの指摘や要望があり、それを、その業務を担当するヒトに持って行くとします。
すると、なんとなく、「すいません……」という気になりませんか?(笑)
もちろん、相手の仕事を増やすコトになるので申し訳ないと思うのは分かりますが、別に、その仕事を持って行ったヒトは単に中継しただけですし、そもそも、新たな仕事が発生するのはあたり前で、それを処理するために、みんな職場に来ているのです。
ただ、やっぱり、なんか申し訳ない(笑)。
おそらく、その仕事をそのヒトに持って行く前に、自分が解決できればよかったのにと思うからですかね……?
例えば、カウンタで、利用者から何らかの指摘や要望があり、それを、その業務を担当するヒトに持って行くとします。
すると、なんとなく、「すいません……」という気になりませんか?(笑)
もちろん、相手の仕事を増やすコトになるので申し訳ないと思うのは分かりますが、別に、その仕事を持って行ったヒトは単に中継しただけですし、そもそも、新たな仕事が発生するのはあたり前で、それを処理するために、みんな職場に来ているのです。
ただ、やっぱり、なんか申し訳ない(笑)。
おそらく、その仕事をそのヒトに持って行く前に、自分が解決できればよかったのにと思うからですかね……?
2015年12月20日日曜日
いよいよ公開!
ついに、上映がスタートしました。
スター・ウォーズ|STAR WARS|
オリジナル上映の時は、まだ、子どもだったのでもうひとつでしたが、新三部作のための特別編を続けて見てから、本格的にファンになりました。
気をつけてはいるのですが、どうしてもネットを見ていると、いろいろ目に入ってくるので、何かを知ってしまう前に見に行きたいのですが……
我が家のテーブルに落ちてたライト・セーバ(ダイヤ・ブロック製(笑))。
スター・ウォーズ|STAR WARS|
オリジナル上映の時は、まだ、子どもだったのでもうひとつでしたが、新三部作のための特別編を続けて見てから、本格的にファンになりました。
気をつけてはいるのですが、どうしてもネットを見ていると、いろいろ目に入ってくるので、何かを知ってしまう前に見に行きたいのですが……
我が家のテーブルに落ちてたライト・セーバ(ダイヤ・ブロック製(笑))。
2015年12月19日土曜日
クリスマス会
今日は保育所のクリスマス会。
いわゆる年少組のムスメは、歌と合奏。
いずれも元気いっぱいにできて、見ている方も楽しく観覧できたのですが(ステージから手を振ってくれていたので、こちらも思いっきり振っていたのですが、終わってから聞くと、ボクには全く気づいていなかったとのコト(泣))、驚いたのは、年長組のムスコ達の(聖)劇。
ムスコの出番自体はそれほど長くはなかったのですが(それでも、去年のゾウからローマ兵に大躍進)、全体としては、歌あり踊りありで、ザっと小一時間の大ステージ。
ほとんど間違いなく演じきった子どもたちはもちろんですが、5、6歳の子どもたちをまとめ、あれだけのステージをプロデュースする先生方のおチカラには、改めて感心・感動しました。
劇の中のセリフであったのですが、ムスコ達にとっては、保育所最後のクリスマス。
じぃじぃも見に来てくれ、本当にいい思い出になったと思います(ボク的には、キリスト誕生の物語を知るコトができて、非常に勉強になりました ← キリスト教系大学出身)。
ところで、保育所は、9月から耐震工事に入っていて、このたび、漸く完成しました。
毎日、活動しながらなので、こちらの先生方のご苦労も大変なモノだったと思います。
で、完成部分の一部がこちら。
耐震工事って、こういうコトなのか……
いわゆる年少組のムスメは、歌と合奏。
いずれも元気いっぱいにできて、見ている方も楽しく観覧できたのですが(ステージから手を振ってくれていたので、こちらも思いっきり振っていたのですが、終わってから聞くと、ボクには全く気づいていなかったとのコト(泣))、驚いたのは、年長組のムスコ達の(聖)劇。
ムスコの出番自体はそれほど長くはなかったのですが(それでも、去年のゾウからローマ兵に大躍進)、全体としては、歌あり踊りありで、ザっと小一時間の大ステージ。
ほとんど間違いなく演じきった子どもたちはもちろんですが、5、6歳の子どもたちをまとめ、あれだけのステージをプロデュースする先生方のおチカラには、改めて感心・感動しました。
劇の中のセリフであったのですが、ムスコ達にとっては、保育所最後のクリスマス。
じぃじぃも見に来てくれ、本当にいい思い出になったと思います(ボク的には、キリスト誕生の物語を知るコトができて、非常に勉強になりました ← キリスト教系大学出身)。
ところで、保育所は、9月から耐震工事に入っていて、このたび、漸く完成しました。
毎日、活動しながらなので、こちらの先生方のご苦労も大変なモノだったと思います。
で、完成部分の一部がこちら。
耐震工事って、こういうコトなのか……
2015年12月18日金曜日
伺い
職場で、「今、忙しいですか?」と聞かれるコトがあります。
大抵、ボクに何かを依頼しようされる時なのですが、これ、どうしたらよいのでしょう?
もちろん、業務時間である以上、なんらかの仕事の途中ではあるはずなのでヒマではないのですが、かといって、「忙しい」というのもカッコ悪い。
また、仮に「忙しい」と言っても、その依頼内容がなくなる訳ではないですし、そもそも、忙しくない時があると思っているのが失礼ではないでしょうか?(笑)
もちろん、気を使ってもらっているのは分かりますし、たいていのヒトは、そう言われても「なんですか?」と聞いてあげる"優しさ"があるのでしょうが、ボクのように理屈っぽい人間は、上記のようにいろいろ考えてしまい、かえって時間のムダになります。
では、どうすればよいか?
個人的には、「お忙しいトコロ、すいません。実は……」で用件を切り出すのでよいと思うのですが。
ただ、中には、
「今、忙しい?」
「えぇ、まぁ……」
「そう。で、この書誌データなんだけど……」
とハナシを続けられ、冒頭のくだりは一体何だったんだろうと、いつも思う職員さんもいるのですが(笑)。
大抵、ボクに何かを依頼しようされる時なのですが、これ、どうしたらよいのでしょう?
もちろん、業務時間である以上、なんらかの仕事の途中ではあるはずなのでヒマではないのですが、かといって、「忙しい」というのもカッコ悪い。
また、仮に「忙しい」と言っても、その依頼内容がなくなる訳ではないですし、そもそも、忙しくない時があると思っているのが失礼ではないでしょうか?(笑)
もちろん、気を使ってもらっているのは分かりますし、たいていのヒトは、そう言われても「なんですか?」と聞いてあげる"優しさ"があるのでしょうが、ボクのように理屈っぽい人間は、上記のようにいろいろ考えてしまい、かえって時間のムダになります。
では、どうすればよいか?
個人的には、「お忙しいトコロ、すいません。実は……」で用件を切り出すのでよいと思うのですが。
ただ、中には、
「今、忙しい?」
「えぇ、まぁ……」
「そう。で、この書誌データなんだけど……」
とハナシを続けられ、冒頭のくだりは一体何だったんだろうと、いつも思う職員さんもいるのですが(笑)。
2015年12月17日木曜日
オファー
市販のケーキがほとんどダメなムスメのため、今年のクリスマスは、職場のパティシエ・ライブラリアンに発注しました。
というのも、ここでも書いているように、自分が好きな分野(音楽、文章)で、他のヒトから何か作ってくれと頼まれ時、とても光栄でウレシかったので、きっと、お菓子作りが好きな彼もそうだろうと思ったのです。
なんという、身勝手な論理!(笑)
ただ、みなさんもそうだと思うのですが、誰かに何かを頼む時って、そのヒトならできるとか、そのヒトにやって欲しいと思うからですよね?
なので、誰かに何かを頼まれた時というのは、面倒くさがったり、断ったりしてはいけないのかもしれません。
……と、仕事上、ボクから何かを頼まれる可能性のある方たちに伝えたい(笑)。
というのも、ここでも書いているように、自分が好きな分野(音楽、文章)で、他のヒトから何か作ってくれと頼まれ時、とても光栄でウレシかったので、きっと、お菓子作りが好きな彼もそうだろうと思ったのです。
なんという、身勝手な論理!(笑)
ただ、みなさんもそうだと思うのですが、誰かに何かを頼む時って、そのヒトならできるとか、そのヒトにやって欲しいと思うからですよね?
なので、誰かに何かを頼まれた時というのは、面倒くさがったり、断ったりしてはいけないのかもしれません。
……と、仕事上、ボクから何かを頼まれる可能性のある方たちに伝えたい(笑)。
「司書の書誌」第3回 司書の印象
みなさん、「司書」というと、どのようなイメージを持っているでしょうか?
最近では、『億男』という小説でまさに記号的に使われていたと思うのですが、なんとなく、「地味で目立たない仕事をする真面目だけど無個性なヒト」みたいなイメージではないでしょうか(言い過ぎ)。
近年でこそ、『夜明けの図書館』や『図書館の主』といった漫画のおかげで、以前よりはだいぶ認知度も上がってきたと思うのですが、それでも、『キャプテン翼』や『スクール・ウォーズ』を見て、周りの友達が、あれよあれよとサッカーやラグビーを始めるのを見てきた世代としては、まだまだ世間に対するインパクトという点では物足りない感じがします。
ただ、翼くん達は、なにもサッカーやラグビーを広めようとした訳ではなく、まず、作品自体の爆発的な人気があって、それに伴い、いつの間にかその題材も広まっていったという構造だと思うのです。
そういう意味では、図書館を舞台にした作品では、唯一、『図書館戦争』がそれにあたるでしょうか?
ただ、この作品の場合、これを見て司書なろうと思ってもらっても、現実はだいぶ違うのですが……(笑)
いずれにしても、そういうエンタテイメントのチカラをお借りしてでも、もっと「司書はカッコいい!」「図書館はおもしろい!」と知ってもらいたいのですが、ただ、媒体が漫画や小説だと、それを読んでいるヒトは、元々図書館も好きだろうと予想されます(笑)。
なので、世間に与える影響力を考えると、やはり、テレビの方がより効果的ですし、その中でも、見る層が限られるアニメより、ドラマの方がより広い層にアピールができるでしょう。
そういう意味では、世間の司書のイメージは、「素顔のままで」の安田成美さんか、はたまた、「ビューティフルライフ」の常盤貴子さんなのかもしれません。
え?知らない?(笑)
で、今後を考えると、最近は、ドラマもなにかと低視聴率が話題になっているので、できれば、バラエティやドキュメントの方がよいのかもしれません。
そこで、狙うは、「情熱大陸」と「プロフェッショナル」。
ウチの職場には、個人的に、それぞれの番組に近い職員さんはいると思うのですが、やはり、そう簡単にはオファーは来ません。
(来ているのを知らないだけかもしれませんが)
というコトは、あとはバラエティか。
う〜む、どうやったら出れるんでしょうか。
いずれにしても、もし、司書としてバラエティに出れた場合は、「カリスマ司書」とか「チョイ悪司書」とかいったキャラ付けも必要ですね。
……え?これも知らない?(笑)
最近では、『億男』という小説でまさに記号的に使われていたと思うのですが、なんとなく、「地味で目立たない仕事をする真面目だけど無個性なヒト」みたいなイメージではないでしょうか(言い過ぎ)。
近年でこそ、『夜明けの図書館』や『図書館の主』といった漫画のおかげで、以前よりはだいぶ認知度も上がってきたと思うのですが、それでも、『キャプテン翼』や『スクール・ウォーズ』を見て、周りの友達が、あれよあれよとサッカーやラグビーを始めるのを見てきた世代としては、まだまだ世間に対するインパクトという点では物足りない感じがします。
ただ、翼くん達は、なにもサッカーやラグビーを広めようとした訳ではなく、まず、作品自体の爆発的な人気があって、それに伴い、いつの間にかその題材も広まっていったという構造だと思うのです。
そういう意味では、図書館を舞台にした作品では、唯一、『図書館戦争』がそれにあたるでしょうか?
ただ、この作品の場合、これを見て司書なろうと思ってもらっても、現実はだいぶ違うのですが……(笑)
いずれにしても、そういうエンタテイメントのチカラをお借りしてでも、もっと「司書はカッコいい!」「図書館はおもしろい!」と知ってもらいたいのですが、ただ、媒体が漫画や小説だと、それを読んでいるヒトは、元々図書館も好きだろうと予想されます(笑)。
なので、世間に与える影響力を考えると、やはり、テレビの方がより効果的ですし、その中でも、見る層が限られるアニメより、ドラマの方がより広い層にアピールができるでしょう。
そういう意味では、世間の司書のイメージは、「素顔のままで」の安田成美さんか、はたまた、「ビューティフルライフ」の常盤貴子さんなのかもしれません。
え?知らない?(笑)
で、今後を考えると、最近は、ドラマもなにかと低視聴率が話題になっているので、できれば、バラエティやドキュメントの方がよいのかもしれません。
そこで、狙うは、「情熱大陸」と「プロフェッショナル」。
ウチの職場には、個人的に、それぞれの番組に近い職員さんはいると思うのですが、やはり、そう簡単にはオファーは来ません。
(来ているのを知らないだけかもしれませんが)
というコトは、あとはバラエティか。
う〜む、どうやったら出れるんでしょうか。
いずれにしても、もし、司書としてバラエティに出れた場合は、「カリスマ司書」とか「チョイ悪司書」とかいったキャラ付けも必要ですね。
……え?これも知らない?(笑)
2015年12月16日水曜日
それぞれの視点
たまに、ムスコが耳の後ろのリンパ腺を腫らすコトがあります。
で、ボクはそれにスグに気がついてヨメに言うのですが、不思議なコトに、ボクから見ると完全に腫れているのに、彼女は全く分からないと言います。
見るだけでなく、触っても(笑)。
おそらく、自分も丁度今のムスコくらいの時、しょっちゅう同じトコロを腫らしていたので分かるのだと思います。
ただ、これの逆のコト、つまり、ヨメには見えているのにボクには全く見えていないコトなんて、それ以上にいくらでもあります。
例えば、子ども達がもっと小さい時は、その表情や小さな変化で、ヨメにとってはあまりに自明な彼らの望んでいるモノや感情が分かりませんでしたし、あとは、今でも、家や食器の汚れとか……(笑)
不思議なコトですが、人間、それぞれ見えているモノが全く違うのです。
あまりにも信じがたいので、それに気づかなかったり、認められないコトによって、多くの悲劇が生まれていると思います。
それでもまだ、家族同士なら、上記のように丁寧に双方の認識をすり合わせ、「信じられないけど、そんなコトもあるんだ」と思う時もありますが、職場等ではなかなかそういう訳にもいかず、お互いなんかヘンだなぁと思ってもスルーしてしまい、異なった見解をもったまま進んでいるコトも多いのではないかと。
あと、他にも、ヨメには聞こえているのに、自分には全く聞こえていないというコトも、しばらく前から頻繁にあります。
単に耳が遠くなっただけですが……(苦笑)
で、ボクはそれにスグに気がついてヨメに言うのですが、不思議なコトに、ボクから見ると完全に腫れているのに、彼女は全く分からないと言います。
見るだけでなく、触っても(笑)。
おそらく、自分も丁度今のムスコくらいの時、しょっちゅう同じトコロを腫らしていたので分かるのだと思います。
ただ、これの逆のコト、つまり、ヨメには見えているのにボクには全く見えていないコトなんて、それ以上にいくらでもあります。
例えば、子ども達がもっと小さい時は、その表情や小さな変化で、ヨメにとってはあまりに自明な彼らの望んでいるモノや感情が分かりませんでしたし、あとは、今でも、家や食器の汚れとか……(笑)
不思議なコトですが、人間、それぞれ見えているモノが全く違うのです。
あまりにも信じがたいので、それに気づかなかったり、認められないコトによって、多くの悲劇が生まれていると思います。
それでもまだ、家族同士なら、上記のように丁寧に双方の認識をすり合わせ、「信じられないけど、そんなコトもあるんだ」と思う時もありますが、職場等ではなかなかそういう訳にもいかず、お互いなんかヘンだなぁと思ってもスルーしてしまい、異なった見解をもったまま進んでいるコトも多いのではないかと。
あと、他にも、ヨメには聞こえているのに、自分には全く聞こえていないというコトも、しばらく前から頻繁にあります。
単に耳が遠くなっただけですが……(苦笑)
2015年12月15日火曜日
不可抗力
スタバなんかでありますが、なんていうんでしょう、マグというんでしょうか、タンブラというんでしょうか、とにかく、プラスティック製の500mlくらいが入る容器がありますよね。
あれ、なんか、異状に倒れやすくないですか?
当初、その理由は、細長い形状のバランスが悪いからだと思っていたのですが、そうではなく、容器の底に(おそらく)滑り止めのゴムがついているコトが原因ですよね。
普通、コップやグラスの底にはそんなモノはついていないで、少し触ったり押したりしても、そのまま横滑りするだけです。
なので、同じ感覚でこの容器に触れると、底に(結構、強力な)滑り止めが付いているため、容器の下が全く滑らず、上だけが傾いて倒れてしまいます。
なんとなく、容器が滑らないのはいいコトのような気がしますが、確かに滑りはしないモノの、そのコトで、かえってもっと甚大な被害(大抵、しっかりフタがしまっていないので、中身がコボれる)が生まれます。
「余計なお世話」とはちょっと違うのですが、なんか、こういった、「よかれと思ってやったコトが、実は、別のトコロではもっとヒドい状況を生んでいる」というコトって、結構、あるような気がするのですが……
あれ、なんか、異状に倒れやすくないですか?
当初、その理由は、細長い形状のバランスが悪いからだと思っていたのですが、そうではなく、容器の底に(おそらく)滑り止めのゴムがついているコトが原因ですよね。
普通、コップやグラスの底にはそんなモノはついていないで、少し触ったり押したりしても、そのまま横滑りするだけです。
なので、同じ感覚でこの容器に触れると、底に(結構、強力な)滑り止めが付いているため、容器の下が全く滑らず、上だけが傾いて倒れてしまいます。
なんとなく、容器が滑らないのはいいコトのような気がしますが、確かに滑りはしないモノの、そのコトで、かえってもっと甚大な被害(大抵、しっかりフタがしまっていないので、中身がコボれる)が生まれます。
「余計なお世話」とはちょっと違うのですが、なんか、こういった、「よかれと思ってやったコトが、実は、別のトコロではもっとヒドい状況を生んでいる」というコトって、結構、あるような気がするのですが……
2015年12月14日月曜日
代わりにそこで
フト気がついてみると、職場において、誰かが言ったコトで笑うという場面が、ほとんどありません。
まぁ、そもそも、そういう趣旨の場所じゃないというのは重々承知していますが(笑)、ただ、関西というのは、常にボケて、ボケての土地だと思って埼玉から来た身としては、以前から不思議でもあり、寂しくもありました。
ただ、その代わりと言ってはなんですが、毎日、子ども達の言うコトに、ホントに笑わされます。
本人達は、ごく普通のコトを言っているつもりの場合もあるので、「なんで笑うの?」と言う時も多いのですが(笑)。
とにかく、そこは期待していなかっただけに、実にウレシい誤算なのです。
まぁ、そもそも、そういう趣旨の場所じゃないというのは重々承知していますが(笑)、ただ、関西というのは、常にボケて、ボケての土地だと思って埼玉から来た身としては、以前から不思議でもあり、寂しくもありました。
ただ、その代わりと言ってはなんですが、毎日、子ども達の言うコトに、ホントに笑わされます。
本人達は、ごく普通のコトを言っているつもりの場合もあるので、「なんで笑うの?」と言う時も多いのですが(笑)。
とにかく、そこは期待していなかっただけに、実にウレシい誤算なのです。
2015年12月13日日曜日
レストランとお団子
今日の午前中は、3人で。
まずは、おままごとがしたいというので、しばらく待っていると、立派なメニューが。
「バンバーグ 250円」「スパゲッチィー 100羊」(いずれもママ)ももちろんですが、この破格な価格設定の中で、やはり、左上の「あぶらかけごはん 3000(円)」が気になります(ちなみに、星印が「おすすめメニュー」)。
そこで、それと一緒にビールも注文すると、
「ラーメンもどうですか?」
というので、そちらもお願いすると、
「全部で3500円になります」
とのコト。
サービスじゃないのかよ。
で、作ってもらっている間、男性の店員さん(おそらく、店長)に、
「これ、めっちゃ高いんですけど、あぶらかけごはんって、どんなんですか?」
と聞くと、
「あぶらがかかっているごはんです」
という、至極もっともなお答え。
で、出てきました。
右の大きいのがあぶらかけごはん。
肝心のごはんは、裏を向いています。
さらに、持ってきてくれたウエイトレスさんに、いきなり、
「ビールとラーメンは少ししか入ってないんですけど、いいですか?」
と聞かれました。
できれば、いっぱい欲しい……
で、食事が終わると、今度は店長さんに、
「お金を払ってください」
と、これ以上ないくらいストレートに言われ、なぜか、お店側からお金ももらいました。
言われるがままに払うと、なぜか、
20円のおつり……
その後、少し外で遊ぼうと、今度は近くの公園へ。
で、ムスメとは、ずっと前から約束していたサッカーを楽しんでいたのですが、その間、もう一方のムスコを見ると……
ひとりで楽しくドロ団子作り。
日曜日だからか、他にも小さいおコちゃん連れのおとうさんが2組いたのですが、ムスメは、自分よりちっちゃいコに、何度もちょっかいを出しに行ってました。
オトナに対しては、かなりの「恥ずかしがり屋期」なのですが、これも保育園効果でしょうか……
最後は、暑いと感じるくらいの陽気で、ひととおり遊べました。
なんか、思わぬもうけモノ。
まずは、おままごとがしたいというので、しばらく待っていると、立派なメニューが。
「バンバーグ 250円」「スパゲッチィー 100羊」(いずれもママ)ももちろんですが、この破格な価格設定の中で、やはり、左上の「あぶらかけごはん 3000(円)」が気になります(ちなみに、星印が「おすすめメニュー」)。
そこで、それと一緒にビールも注文すると、
「ラーメンもどうですか?」
というので、そちらもお願いすると、
「全部で3500円になります」
とのコト。
サービスじゃないのかよ。
で、作ってもらっている間、男性の店員さん(おそらく、店長)に、
「これ、めっちゃ高いんですけど、あぶらかけごはんって、どんなんですか?」
と聞くと、
「あぶらがかかっているごはんです」
という、至極もっともなお答え。
で、出てきました。
右の大きいのがあぶらかけごはん。
肝心のごはんは、裏を向いています。
さらに、持ってきてくれたウエイトレスさんに、いきなり、
「ビールとラーメンは少ししか入ってないんですけど、いいですか?」
と聞かれました。
できれば、いっぱい欲しい……
で、食事が終わると、今度は店長さんに、
「お金を払ってください」
と、これ以上ないくらいストレートに言われ、なぜか、お店側からお金ももらいました。
言われるがままに払うと、なぜか、
20円のおつり……
その後、少し外で遊ぼうと、今度は近くの公園へ。
で、ムスメとは、ずっと前から約束していたサッカーを楽しんでいたのですが、その間、もう一方のムスコを見ると……
ひとりで楽しくドロ団子作り。
日曜日だからか、他にも小さいおコちゃん連れのおとうさんが2組いたのですが、ムスメは、自分よりちっちゃいコに、何度もちょっかいを出しに行ってました。
オトナに対しては、かなりの「恥ずかしがり屋期」なのですが、これも保育園効果でしょうか……
最後は、暑いと感じるくらいの陽気で、ひととおり遊べました。
なんか、思わぬもうけモノ。
2015年12月12日土曜日
名前勝ち
初対面のヒト等に、自分の名前(ファーストネーム)を言うと、
「いい名前ですね」
と言われるコトがあります。
ボクの名前は、英語で言えば、「smart」とか「clever」とかいった意味なので、確かに、名前自体はとてもいいと思います。
ただ、問題なのは、通常、名前とは、それが指し示しているモノの機能を表していると思われるコトです(笑)。
前にも書きましたが、第2回のWBCの際、イチローが(また、イチロー(笑))、
しかも、「サムライ・ジャパン」と違って、そこから離脱する訳にもいきません……
なので、特に、誰に指摘された訳ではないのですが、モノゴコロついた時から、ずっと、「賢くないといけない」「賢くないと恥ずかしい」と思って生きてきました。
このプレッシャー(?)は、本人にとっては結構なモノなのですが、なかなか分かってもらえないかもしれません。
例えば、女性で、「美人」(「みと」とか)という名前を付けられたようなモノでしょうか?(笑)
「名前に負けないようにガンバらな!」と思ったコトは確かですが、「賢い」には限界や到達点がないですし、いつまで経っても達成された感が持てず、ずっと恥ずかしい……
そうか、それで、「恥アキ」とも間違えられるのか(笑)。
「いい名前ですね」
と言われるコトがあります。
ボクの名前は、英語で言えば、「smart」とか「clever」とかいった意味なので、確かに、名前自体はとてもいいと思います。
ただ、問題なのは、通常、名前とは、それが指し示しているモノの機能を表していると思われるコトです(笑)。
前にも書きましたが、第2回のWBCの際、イチローが(また、イチロー(笑))、
「私、アイドル」と言いながらカワイクない奴は最悪で、侍がですね、最終的に勝てなかったらこれはカッコつかんなとと言っていましたが、まさに、その心境。
しかも、「サムライ・ジャパン」と違って、そこから離脱する訳にもいきません……
なので、特に、誰に指摘された訳ではないのですが、モノゴコロついた時から、ずっと、「賢くないといけない」「賢くないと恥ずかしい」と思って生きてきました。
このプレッシャー(?)は、本人にとっては結構なモノなのですが、なかなか分かってもらえないかもしれません。
例えば、女性で、「美人」(「みと」とか)という名前を付けられたようなモノでしょうか?(笑)
「名前に負けないようにガンバらな!」と思ったコトは確かですが、「賢い」には限界や到達点がないですし、いつまで経っても達成された感が持てず、ずっと恥ずかしい……
そうか、それで、「恥アキ」とも間違えられるのか(笑)。
2015年12月11日金曜日
なりきる
そのテの本が好きな方ならよくご存知だと思いますが、夢や願いを叶える定番の方法として、その対象になりきって行動するというモノがあります。
まぁ、つまり、一種のプレイですね(笑)。
……で、なんでそんなコトを思い出しかというと、最近、自分が所属しているバンドのヴォーカルさんのブログを見ていて、ご本人は意識されてるかどうか分かりませんが、なんかすでに、芸能人やアーティストのブログみたいだなと思ったからです。
こういう部分から入っていくのって、スゴく大事ですよね。
あと、ヴォーカルの場合だったら、カゼもひいてないのに、常にマスクをしたりとかでしょうか?(もしかして、もうされてる?)
で、振り返って、自分の場合はどうか。
あまり具体的に思いつかないのですが、とりあえず、なにはともあれ、自室にデスクトップ型のMacを置くというコトでしょうか……
(どこ方面に向けての発言?(笑))
まぁ、つまり、一種のプレイですね(笑)。
……で、なんでそんなコトを思い出しかというと、最近、自分が所属しているバンドのヴォーカルさんのブログを見ていて、ご本人は意識されてるかどうか分かりませんが、なんかすでに、芸能人やアーティストのブログみたいだなと思ったからです。
こういう部分から入っていくのって、スゴく大事ですよね。
あと、ヴォーカルの場合だったら、カゼもひいてないのに、常にマスクをしたりとかでしょうか?(もしかして、もうされてる?)
で、振り返って、自分の場合はどうか。
あまり具体的に思いつかないのですが、とりあえず、なにはともあれ、自室にデスクトップ型のMacを置くというコトでしょうか……
(どこ方面に向けての発言?(笑))
お知らせ
しばらく前からお知らせしているこちらと合わせ、下記のサイトでも連載を勝手に(笑)始めました。
Library Lion: 司書の書誌
はじめに - The Digital Cataloger
いずれも図書館系のハナシなので、ご興味のある方のみ、ぜひ。
Library Lion: 司書の書誌
はじめに - The Digital Cataloger
いずれも図書館系のハナシなので、ご興味のある方のみ、ぜひ。
Vol.1 はじめに
突然ですが、今回から、目録に関する連載を始めたいと思います。
よろしくお願いいたします。
さて、今、みなさんが、何かの理由である本が読みたくなったり必要になった場合、まず、どのような行動をとるでしょうか?
おそらく、Google(を含む検索エンジン)や、Amazonを検索するのではないでしょうか。
つまり、本の検索に特化した図書系の目録データベースではなく、他のインターネット上の情報や、本以外の商品までも含むデータベースで検索するという訳です。
そして、運良く探している本がヒットしたら(大抵、見つかります)、おそらく、その結果から貼られているリンクをたどって、その場で注文するかもしれないですし、モノによっては、電子書籍版を即座にダウンロードするかもしれません。
いずれにしても、そのように、現時点で入手可能な本であれば、そこで問題は解決します(もちろん、手持ちの資金があればですが)。
しかし、すでに絶版等の理由で在庫がなかったり、そもそも、書店での取り扱いがない本の場合は、どうでしょう?
この場にいたって、みなさん初めて近所の図書館や大学図書館のWebサイトにいくのではないでしょうか。
しかし、今度は、別の問題が。
たまに使ってみればお分かりだと思いますが、他の検索エンジンと違って、図書館の目録データベース(OPAC(オーパック、オパック)。インターネット上で提供されているOPACを、特にWeb-OPACと言う場合もあります)は、とにかく、圧倒的に使いにくい。
なんでも思いついたコトバを入れればどうにかなる検索エンジンと違い、そもそも、ちゃんとした使い方がよく分からないし、間違いなくあるはずの本ですらヒットしないコトもある。
なにせOPACは、たった一文字間違っているだけでヒットしませんし(『安倍公房全集』を『安部公房全集』と入力したらアウトです)、項目によっては、統制語(おいおい出てきます)で管理されているため、検索エンジンのように好きな言葉(統制語に対して自然語という)を入れて検索するコトもできません(というか、相手にしてくれません)。
だから、本を探すのは、本来なら図書館の"独壇場""専売特許"のはずなのに、今では、完全に検索エンジンの後塵を拝していますし、なんなら、図書館の職員まで、本のデータの確認に検索エンジンを使うようになっているのです。
なぜ、こんなことになってしまったのでしょう?
図書館の目録は、まったく使いモノにならないのでしょうか?
いや、そんなことはない(はず)です。
図書館のOPACが現在のようになったのには、それなりの理由がありますし、また、他の検索エンジンにはない長所もあります(あるはずです)。
実際に図書館の中のヒトになってみると分かりますが、ボクなんかが足元にも及ばない(というか、比べることすら失礼な)優秀な方々が、非常にまじめに、丁寧かつ真摯に、日々、よりよい図書館目録を構築するために努力されています。
ただ、いろんな意味で、インターネットが登場する以前の図書館目録をそのまま引きずっているというきらいはあるかもしれません。
それでもまだ、それが、図書館の世界にとどまっている間はそれでよかったかもしれませんが、現在のように、他の電子情報と一緒に図書館のデータも使われるようになってくると、そうも言ってられません。
図書館目録が、インターネットという白日にさらされるコトで、その前近代性(?)があらわになってしまったのです。
現在は、図書館界でも、その反省に立ち、改めてインターネット時代に対応した図書館目録を構築していこうという動きはありますが、その成果がみなさんの目に見える形で明らかになるのは、もう少し先になるような気がします。
そこで、それまでの間、図書館の目録がどうしてこのような姿になったか、また、どんな仕組みになっているかを知れば、納得はできなくても(笑)、使い方のヒントにはなるでしょうし、もしかしたら、少しは目録を好きになるかもしれません。
この連載では、図書館目録というモノの概要を知っていただき、知らなかったコトによる不便や誤解を少しでも解消していただき、最終的にみなさんの資料探しのお役に立てれば、これ以上の喜びはありません。
あなたのお探しの本は、わざわざ隣町の大きな書店に行ったり、Amazonから郵送される数日を待たなくても、実は、歩いて行ける近所の図書館にあるかもしれないのです。
【つづく】
よろしくお願いいたします。
さて、今、みなさんが、何かの理由である本が読みたくなったり必要になった場合、まず、どのような行動をとるでしょうか?
おそらく、Google(を含む検索エンジン)や、Amazonを検索するのではないでしょうか。
つまり、本の検索に特化した図書系の目録データベースではなく、他のインターネット上の情報や、本以外の商品までも含むデータベースで検索するという訳です。
そして、運良く探している本がヒットしたら(大抵、見つかります)、おそらく、その結果から貼られているリンクをたどって、その場で注文するかもしれないですし、モノによっては、電子書籍版を即座にダウンロードするかもしれません。
いずれにしても、そのように、現時点で入手可能な本であれば、そこで問題は解決します(もちろん、手持ちの資金があればですが)。
しかし、すでに絶版等の理由で在庫がなかったり、そもそも、書店での取り扱いがない本の場合は、どうでしょう?
この場にいたって、みなさん初めて近所の図書館や大学図書館のWebサイトにいくのではないでしょうか。
しかし、今度は、別の問題が。
たまに使ってみればお分かりだと思いますが、他の検索エンジンと違って、図書館の目録データベース(OPAC(オーパック、オパック)。インターネット上で提供されているOPACを、特にWeb-OPACと言う場合もあります)は、とにかく、圧倒的に使いにくい。
なんでも思いついたコトバを入れればどうにかなる検索エンジンと違い、そもそも、ちゃんとした使い方がよく分からないし、間違いなくあるはずの本ですらヒットしないコトもある。
なにせOPACは、たった一文字間違っているだけでヒットしませんし(『安倍公房全集』を『安部公房全集』と入力したらアウトです)、項目によっては、統制語(おいおい出てきます)で管理されているため、検索エンジンのように好きな言葉(統制語に対して自然語という)を入れて検索するコトもできません(というか、相手にしてくれません)。
だから、本を探すのは、本来なら図書館の"独壇場""専売特許"のはずなのに、今では、完全に検索エンジンの後塵を拝していますし、なんなら、図書館の職員まで、本のデータの確認に検索エンジンを使うようになっているのです。
なぜ、こんなことになってしまったのでしょう?
図書館の目録は、まったく使いモノにならないのでしょうか?
いや、そんなことはない(はず)です。
図書館のOPACが現在のようになったのには、それなりの理由がありますし、また、他の検索エンジンにはない長所もあります(あるはずです)。
実際に図書館の中のヒトになってみると分かりますが、ボクなんかが足元にも及ばない(というか、比べることすら失礼な)優秀な方々が、非常にまじめに、丁寧かつ真摯に、日々、よりよい図書館目録を構築するために努力されています。
ただ、いろんな意味で、インターネットが登場する以前の図書館目録をそのまま引きずっているというきらいはあるかもしれません。
それでもまだ、それが、図書館の世界にとどまっている間はそれでよかったかもしれませんが、現在のように、他の電子情報と一緒に図書館のデータも使われるようになってくると、そうも言ってられません。
図書館目録が、インターネットという白日にさらされるコトで、その前近代性(?)があらわになってしまったのです。
現在は、図書館界でも、その反省に立ち、改めてインターネット時代に対応した図書館目録を構築していこうという動きはありますが、その成果がみなさんの目に見える形で明らかになるのは、もう少し先になるような気がします。
そこで、それまでの間、図書館の目録がどうしてこのような姿になったか、また、どんな仕組みになっているかを知れば、納得はできなくても(笑)、使い方のヒントにはなるでしょうし、もしかしたら、少しは目録を好きになるかもしれません。
この連載では、図書館目録というモノの概要を知っていただき、知らなかったコトによる不便や誤解を少しでも解消していただき、最終的にみなさんの資料探しのお役に立てれば、これ以上の喜びはありません。
あなたのお探しの本は、わざわざ隣町の大きな書店に行ったり、Amazonから郵送される数日を待たなくても、実は、歩いて行ける近所の図書館にあるかもしれないのです。
【つづく】
2015年12月10日木曜日
「司書の書誌」第2回 司書の私書
前回と同様、「図書館に勤めている」と言うとよく言われるコトとして、「ヒマな時に本が読めていいね」というモノがあります。
う~む……
ヒマな時に本が読めるのは、特に図書館に限ったコトではないと思うのですが……
それはともかく(笑)、確かに職場には本が溢れているので、言いたいコトは分かるような気がしますが、ただ、この言説に図書館員がなんとなく反発を感じるのは、おそらく、発言が、「本が読めていいね」より「ヒマ(そう)」に重点を置いているように思えるからではないでしょうか。
「ヒマちゃうわ!確かに、カウンタではピッピしてるだけに見えるかもしれんけど、実は、こんな仕事もこんな仕事もこんな仕事もあって……」
と、思わず言いたくなりますが、そんなコトを言っても、実際のトコロはなかなか理解してもらえません。
なにせ、誰でも自分が一番忙しいと思っているので(笑)。
ただ、ボクは全く別の方向から、この言説に疑問があります。
というのは、職場の事務室で周りを見ていると、みなさん、ヒマな時……なんてないので(笑)、正規の休憩時間(昼休み等)に、仕事以外の個人的な本を読んでいるように見える職員さんが、ほとんどいないのです。
自分を含めて、片手で足りるくらいというか……
もちろん、休憩時間は英気を養うためにしっかり休むべきですし、その時間くらい目を使うコトから離れたいというのは分かります。
ただ、みなさん、パソコンやスマホは見ているのです。
それで、電子書籍を見ているという可能性は、もちろんありますが(笑)。
一般的に、図書館員てどんなイメージを持たれているか分かりませんが、なんとなく、子供の頃から何より本を読むのが大好きなヒトが、勢い余ってなってしまう職業のように捉えられていると思います。
確かに、今の図書館は、コンピュータやWebに強いヒトが求められている部分もあるので、ハナから、「私、"機械"は苦手で……」というヒトも困りますが、ただ、その代わりに、とにかく本が好きで、本の世界には圧倒的に詳しいというなら、それはそれでスゴくよいと個人的には思います。
特にこれからは、むしろ、そういうヒトの方が求められているような気がするのですが……
まぁ、みなさん、そんなにガッツかなくても、お家に帰ってから、ゆっくり読書をされているんでしょうね。
そうでしょう、きっとそうでしょう(笑)。
「ヒマな時に本が読めていいね」
と言われた時、
「ヒマな時だけじゃなく、忙しい時ですら、いや、忙しい時だからこそ本を読むのが図書館員なのです!」
……と、言いたいモノです(自戒)。
う~む……
ヒマな時に本が読めるのは、特に図書館に限ったコトではないと思うのですが……
それはともかく(笑)、確かに職場には本が溢れているので、言いたいコトは分かるような気がしますが、ただ、この言説に図書館員がなんとなく反発を感じるのは、おそらく、発言が、「本が読めていいね」より「ヒマ(そう)」に重点を置いているように思えるからではないでしょうか。
「ヒマちゃうわ!確かに、カウンタではピッピしてるだけに見えるかもしれんけど、実は、こんな仕事もこんな仕事もこんな仕事もあって……」
と、思わず言いたくなりますが、そんなコトを言っても、実際のトコロはなかなか理解してもらえません。
なにせ、誰でも自分が一番忙しいと思っているので(笑)。
ただ、ボクは全く別の方向から、この言説に疑問があります。
というのは、職場の事務室で周りを見ていると、みなさん、ヒマな時……なんてないので(笑)、正規の休憩時間(昼休み等)に、仕事以外の個人的な本を読んでいるように見える職員さんが、ほとんどいないのです。
自分を含めて、片手で足りるくらいというか……
もちろん、休憩時間は英気を養うためにしっかり休むべきですし、その時間くらい目を使うコトから離れたいというのは分かります。
ただ、みなさん、パソコンやスマホは見ているのです。
それで、電子書籍を見ているという可能性は、もちろんありますが(笑)。
一般的に、図書館員てどんなイメージを持たれているか分かりませんが、なんとなく、子供の頃から何より本を読むのが大好きなヒトが、勢い余ってなってしまう職業のように捉えられていると思います。
確かに、今の図書館は、コンピュータやWebに強いヒトが求められている部分もあるので、ハナから、「私、"機械"は苦手で……」というヒトも困りますが、ただ、その代わりに、とにかく本が好きで、本の世界には圧倒的に詳しいというなら、それはそれでスゴくよいと個人的には思います。
特にこれからは、むしろ、そういうヒトの方が求められているような気がするのですが……
まぁ、みなさん、そんなにガッツかなくても、お家に帰ってから、ゆっくり読書をされているんでしょうね。
そうでしょう、きっとそうでしょう(笑)。
「ヒマな時に本が読めていいね」
と言われた時、
「ヒマな時だけじゃなく、忙しい時ですら、いや、忙しい時だからこそ本を読むのが図書館員なのです!」
……と、言いたいモノです(自戒)。
2015年12月9日水曜日
発車はしません。
こう見えて(?)、なんと、職場の近くにできた観光案内所。
これまで児童公園があったトコロにやって来たので、もう、公園機能はなくなるのかと思っていましたが、遊具は場所を変えてちゃんと残っていました。
そりゃ、お子達が喜ぶわ(笑)。
2015年12月8日火曜日
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