今日は、市町村の図書館・読書施設の巡回の日。
館長が運転してくださり、南丹・乙訓の5館を回りました。
どの館もお忙しい中(特に、議会中の館が数館!(謝))、とても丁寧な対応をいただき、非常に勉強になりました。
で、今日はもうお一人、視覚障害をお持ちの職員さんも一緒だったのですが、いろいろヒントをいただいたり、全然、知らなかったコトを聞いて、めちゃおもしろかったです。
たとえば、視覚障害者の方向けに、映画の副音声を映画に併せて流してくれるアプリがあるそうなのですが、どうやって、映画とアプリに内蔵されている副音声の同期をとっているかというと、実は映画には我々には聞こえない音域の電子透かしが入っているらしく、それをキャッチするコトで、アプリ側は、映画のスタート等を感知するそうです。
(しかも、テレビ放送の映画で、途中にCMが入っても、ちゃんと、映画再開のタイミングで副音声が再スタートするとか!)
お恥ずかしながら、映画に音の透かしが入っているなんて、全く知りませんでしたし、これは、視覚障害者の方向けだけでなく、なんか、もっと他のコトにも利用可能ではないかと思いました(具体的には、全く思いつきませんが(笑))。
ただ、もっとおもしろい、というか不思議だったのは、いまだに、視覚障害者がちょっとしたメモをとるのが非常に難しいというお話。
たとえば、我々が目録を見ながら、その中の読みたい本をちょっとメモしておくというような行為が、実は、とても難しいらしいのです。
確かに、音声入力は、近年、目を見張る発達をしていますし、それで音のメモをとっておくコト自体はできるそうなのですが、それを後から参照するのが、非常に面倒らしいのです。
ボクは、スマホなんかのお陰で、そんな分野こそ、世界中のアタマの良い人が集まって、とっくにイノヴェーションを起こしていると思いこんでいたので、とても勉強になりました。
(さらに、識字率が低い国も多いので、視覚障害者以外でも、世界的なニーズはとてもあるにも関わらず、です)
とにかく、半年ぶりの巡回が、無事に終了しました。
……あとは、報告書か……(遠い目)
さて、今朝、出勤前に洗いモノをしていると、目の前のテーブルで何かを書いていたムスコが、突然、大声で泣き出しました。
前にも『Kたくん』で書きましたが、今日も、自分で書いたネームの中で、登場人物がカワイそ過ぎて、大泣きしてしまったようです。
なんというマッチポンプ(笑)。
一方、児童館から帰ってくると、とても機嫌がよかったので、理由を聞いてみると、なんと、今度はやはり自分の書いたネームが面白すぎて、お腹が痛くなるほど笑ってきたとのコト。
……コレ以上ない幸せモノです……
ただ、以前、『情熱大陸』で見た『キングダム』の原泰久先生も、自分の書いた原稿で号泣されていました。
そう、まずは自分で感動できなければ、他人を感動させるコトなんてできません。
その点だけで言えば、『キングダム』に匹敵する作品を描けるポテンシャルはあると言えましょう(笑)。
さらに今日は、ヨメからいろいろマンガの道具をもらっていましたし、夕食後には、ボクが昔書いていたマンガを引っ張り出してきて読んで喜んでいましたし、シャワー前には、最近、日課の『バクマン。』のアニメをNetflixで見てましたし、その影響で、ついに(?)先日、仲の良いクラスメートとマンガコンビを結成したそうです。
つまり、マンガづくし(笑)。
まぁ、自分が全く同じだったので、文句がないどころか、応援するしかありません。
と言っても、ムスコの方がずっと良い環境です。
……父親がスクリーントーンやデザインナイフを持っているウチって、一体……(笑)
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