2016年1月13日水曜日

メモリの確保

いろんな仕事を抱え込み、テンパっている部下を見かねて、ある日、そのコの上司がこんなアドヴァイスをしていました。

「とにかく、やるべきコトを書き出す。いついつまでに何をやる必要があるかを書き出す」

全くそのとおりですし、これが全てのタスク管理・スケジュール管理要諦だと思います。

その上司自身が本当にお忙しく、時間がない中でアドヴァイスをしてくれただけでもありがたいのにと思って見ていたのですが、ただ、それだけを聞いた方は、もしかしたら、

「あたりまえじゃん。子どもじゃないんだから」

と思うかもしれないなと思いました。
(そんなコじゃないですが(笑))

そこで、(ヒマな)ボクなら、同じアドヴァイスの前に、こう説明をつけるだろうなと思いました。

「この職場にいるヒト、特にキミのように最近のヒトは、みんな難しい試験を通って来てるから、アタマのデキ自体は、そんなに変わらないはず。

なのに、キミの上司も含め、明らかにデキるヒトとそうじゃないヒト(笑)がいるのは、どうしてだと思う?

それは、デキるヒトは、みんなが同程度に持っている能力を、いかに最大限に使うかを工夫しているんだと思う。

で、具体的にどうしたらいいかというと、まず、限られたアタマの中のスペースをできるだけ広くするために、当面は必要のない、アタマの中の余計なモノを、とりあえずアタマの外に出すコト。

それが、キミが言われてた、自分がやらなきゃいけない仕事や気になるコトを、とにかく全部紙に書いて、忘れても大丈夫なようにする。
スケジュールについても、同じように期日と一緒にやるコトを書いておけば、〆切まで忘れないようにズーッと覚えておく必要がないから、さらに、広いスペースがとれる。

そして、アタマの中に余計なモノがなければ、広いスペースを、今、やるべきコトだけに集中して使えるから、それだけスピードも上がるという訳。

職場でも、机の上に何もモノがない方が、仕事がはかどるでしょ?それと一緒」

……う〜む。

かえってバカにしてるように聞こえる?(笑)

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