2016年1月7日木曜日

あるヒトを好意的に評する時に、

「あのヒトは、とても礼儀正しい

と言うコトがままあります。

ヒトの良い面を褒めるコトバはいくつもありますが、その中でも、割と高頻度で「礼儀正しい」が出てくるのは、やはり、無意識の内に、我々の中で礼儀が非常に重要だという認識があるのでしょう。

実際、「礼儀は鎧」というコトバがありますが、正しく適切な礼儀は非常に好感をもたれますし、結局、それが自分の身を守るというコトだと思います。

ただ、同じ礼儀に対し、双方が「敬う・敬われる」の共通した認識を持っているからこそ、それが、プロトコルとして機能し、鎧にもなる訳ですが、最近は、そうでない例もあります。

しばしば話題になりますが、「おつかれさま」「ご苦労さま」を目上のヒトに使っていいかどうかという問題。
これなど、言った方は礼儀のつもりなのに、受けた方がかえって激ギレするというパターンをよく聞きます。

「慇懃無礼」や、子ども達の「ことわざかるた」で知った(笑)「礼もすぎれば無礼になる」というコトバもあって難しいトコロですが、いずれにせよ、「あいつは礼儀知らずだ」や「無礼者!」が強い罵倒のコトバになるように、この点には、特に気をつけたいモノですね。
(何かあったか?(笑))

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