ハナシを早く切り上げようとしているのか、相手がまだしゃべっているのを遮って、
「あーあー、分かった。それは、これでこれでこうやろ……」
としゃべり出すヒトがいます。
しかし、そういう場合、大抵、相手が言いたかったり聞きたかったコトとは全然違っていて、また、いちから説明しなくてはいけなくなり(そしてまた、その再説明さえ遮る(苦笑))、かえってやりとりが長くなるというパターンを、職場等でよく見かけます(笑)。
理解力があるかのように最後までヒトのハナシを聞かずに答えたり、記憶力があるかのようにメモをとらずに済ます、そして、結局、間違えて忘れるというのは、まぁ、なんというか、非常にアレですよね(苦笑)。
ボクが見るトコロ、仕事ができるなぁと思うヒトほど、たとえ部下であっても、最後までちゃんとハナシを聞きますし、加えて、しっかりメモもとっておられます。
最後までじっくりハナシを聞いてメモをとるなんて、一見、いらぬ時間や労力がかかりそうですし、見方によっては愚鈍のようにも見えます。
しかし、その方が早くて漏れ抜けがありませんし、そういった真摯な姿勢が、結果的に、何にも換えがたい「信用」につながるような気がします。
信用は、なくすのは一瞬ですが、築くのには気の遠くなるような時間がかかります。
お互い、築けるといいですね(笑)。
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