今やすっかり定着した感のある「ドヤ顔」。
ボクが初めてこのコトバを聞いたのは、かつてのM-1で、たしか、優勝した翌年のフットボールアワーの講評の際、審査員の松ちゃんが、ツっコミの後藤さんに向かって、
「ボケが決まる度に、ボクの方を"ドヤ顔"で見るのはやめてくれません?」
と言った時。
その時は、初めて聞くコトバだったので、一瞬「?」となったモノの、スグにその意味とニュアンスが分かり、「うわ〜、やっぱりスゴいわ」と感心しました。
そして、やはり同じように思ったヒトが多かったようで、そのあと、このコトバはアっという間に広がりました。
同じように、現在、自分がその事柄を許容できるかどうかを表現する時に、「あり・なし」を使いますが、これも、「新しいダウンタウンを発掘する」という企画の番組の際、出演していた今の(と言っても、解散してしまいましたが)りあるキッズの2人を評して、松ちゃんが「ありやな」と言ったのが、始まりのような気がします。
この他にも、松ちゃん発のコトバはいろいろあると思うのですが(例えば、「ヘコむ」とか)、最初は「?」と思わせても、そのうち、完全に日常語になっているのは、やはり、コトバに対するズバ抜けたセンスをお持ちなのだと思います(ただ、ご本人は、自分の新語はあまりにも普通に定着しすぎて、流行語大賞にならないとおっしゃっていました)。
こういった才能は全くウラヤましい限りですが、さすがにこのレベルではないモノの、我がムスコも、割とオリジナル語をウチに持ち込み、それが、少なくとも我が家では定着しています。
曰く、
「ブトい」(太い。主に、太っといるヒトに使われる(笑))
「コショい」(くすぐったい)
「ボロくさい」(みすぼらしい)
「へチョい」(情けない)
初めて聞いた時、わざわざ意味を聞かなくても伝わる点では、松ちゃん語に近いかもしれません(笑)。
……う〜む。
しかし、こうやって改めて書いてみると、なかなかのクオリティ。
負けていられません!
(張り合うトコロがおかしい)
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